株式会社アルファシステムズ4719
ソフトウェア開発関連事業
通信・公共・金融等向けソフトウェア受託開発を主軸とする、売上高の96%超を占めるコア事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| セグメント売上高(2026年3月期通期) | 39,477百万円 | 36,996百万円 | ↑ |
| セグメント利益(2026年3月期通期) | 4,711百万円 | 4,300百万円 | ↑ |
| セグメント資産(2026年3月期末) | 9,126百万円 | 8,258百万円 | ↑ |
| 受注高(2026年3月期通期) | 40,848百万円 | 37,353百万円 | ↑ |
| 受注残高(2026年3月期末) | 9,843百万円 | 8,472百万円 | ↑ |
事業詳細
通信システム(ノード・モバイルネットワーク・ネットワークマネジメント)、オープンシステム(公共・流通サービス・金融・情報通信等)、組み込みシステムの3領域で構成。主要顧客はNTTデータ(売上高7,204百万円)、富士通(4,356百万円)。プロパー主義の開発体制を強みとし、高い技術力と組織力に基づくソフトウェア受託開発を提供。売上高・利益ともに全社の90%以上を占める報告セグメント。
直近の概況
金融・情報通信・組み込みが高成長、受注残高は前期末比16.2%増と先行き良好
2026年3月期のソフトウェア開発関連事業売上高は39,477百万円(前期比6.7%増)、セグメント利益は4,711百万円(前期比9.6%増)。金融(+31.7%)・情報通信(+18.8%)・組み込みシステム(+18.6%)が高成長を牽引。一方、通信システムはノード(▲8.5%)・モバイルネットワーク(▲14.5%)の減少により0.8%減。受注高は40,848百万円(前期比9.4%増)、受注残高は9,843百万円(前期末比16.2%増)と先行き受注環境は良好。次期(2027年3月期)予想は41,500百万円(前期比5.1%増)。主要顧客はNTTデータ(7,204百万円)、富士通(4,356百万円)の2社が開示されており、LINEヤフーは当期の主要顧客開示から外れた。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 企業の競争力強化を目的としたIT投資の継続的な堅調推移
- AI技術を活用したビジネス創出・業務改革の本格化による開発需要拡大
- 公共・金融分野におけるAI・クラウドを活用したITシステムのモダナイゼーション進展
- IT人材需給ギャップ拡大・賃金上昇に伴うソフトウェア開発単価の上昇
- 金融分野(決済中継システム・金融系クラウド基盤)の高成長継続(受注高+33.2%)
- 情報通信分野における通信事業者向け社内システム・AI研究開発関連の需要拡大(受注高+44.7%)
- 組み込みシステム(車載・計測制御機器)の堅調な需要継続
- 公共分野の受注残高が前期末比42.0%増と大幅拡大し次期売上への貢献が期待される
リスク
- 通信システム(ノード・モバイルネットワーク)の売上減少傾向の継続リスク(ノード▲8.5%、モバイルネットワーク▲14.5%)
- IT人材の需給ギャップ拡大による採用コスト・外注費の上昇と利益率圧迫
- 主要顧客NTTデータ・富士通への売上集中リスク(当期合計売上高比率約28.4%)
- AI技術の急速な進化による開発プロセスの変革対応遅延リスク
- 通商政策等の各国政策動向による経済不透明感がIT投資抑制につながるリスク
- 受注損失引当金計上が必要となる大型案件の採算悪化リスク
- 流通・サービス分野における受注高の減少(▲3.6%)と受注残高の縮小(▲8.2%)による次期売上への下押し圧力
最終更新: 2026年6月25日

