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日本オラクル株式会社

4716東証スタンダード情報通信業

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財務

親会社製品・技術への依存

当社は米国オラクル・コーポレーションの製品・サービスを日本市場に提供しており、同社の製品・技術に全面的に依存している。新製品投入の遅延、製品の欠陥・瑕疵、提供ポリシーの変更が生じた場合、当社の競争力低下や顧客離れを招き、経営成績・財政状態に直接影響する。当社独自の製品開発余地は限定的であり、親会社の戦略変更リスクを内包している。

財務

ロイヤルティ料率変更リスク

当社はオラクル・インターナショナル・コーポレーションおよび日本オラクルインフォメーションシステムズ合同会社と販売代理店契約を締結し、売上高に対する一定割合をロイヤルティとして支払っている。移転価格税制等の影響により料率または適用範囲が変更された場合、コスト構造が悪化し経営成績・財政状態に影響を与える可能性がある。実際に2011年5月期よりロイヤルティ料率が引き上げられた実績があり、再度の変更リスクが存在する。

テクノロジー

AI戦略・競争力リスク

ジェネレーティブAI・エージェント型AI・大規模言語モデル(LLM)を含むAI技術は急速に進化しており、競争が激化している。当社が新しいAI製品を適時に市場投入できない場合、または競合製品と同等以上の性能を発揮できない場合、AI投資の回収が困難となり事業と評判が損なわれる可能性がある。親会社主導のAI戦略に依存しているため、グローバルな開発遅延が当社の競争力に直結するリスクがある。

テクノロジー

クラウド事業のセキュリティリスク

当社のクラウドサービスおよびマネージド・クラウド・サービスは顧客の基幹業務システムや重要情報を管理運用しており、機器不具合・災害・要員過失・サイバーアタック等により顧客情報システムの停止や重要情報の漏洩が発生するリスクがある。顧客業務の遅滞・機会損失が生じた場合、損害賠償請求等により当社の経営成績・財政状態に重大な影響を与える可能性がある。セキュリティ対策およびデータバックアップ・リカバリ対策に万全を期しているとしているが、リスクの完全排除は困難である。

テクノロジー

情報漏洩・データ管理リスク

Oracle Cloud Servicesを含む当社製品・サービスは、健康科学・金融サービス・政府機関等の機密性の高い顧客データを大量に保存・処理しており、コンピュータハッカー等の標的となっていると当社自身が認識している。予期せぬ情報流出が発生した場合、社会的信用の毀損に加え、対応費用の発生や損害賠償等により経営成績・財政状態に影響を与える可能性がある。機密性の高い業種への集中がリスクの深刻度を高めている。

市場

競争激化による市場地位低下

当社が事業展開する情報サービス産業は競争が激しく技術革新が急速に進展しており、新規参入者を含む競争激化による価格低下圧力、競合会社の優位な新製品投入、競合会社間の戦略的提携等が当社の競争力・市場占有率に影響を与える可能性がある。特にクラウド市場においては国内外の大手IT企業との競合が継続しており、市場環境の変化が経営成績・財政状態に直接影響する。

テクノロジー

間接販売チャネルへの依存

当社の製品・サービスはハードウェアメーカー・システムインテグレータ・独立系ソフト開発会社等のパートナー企業を経由した間接販売に大きく依存しており、当事業年度においても間接販売による売上高が大きな割合を占めている。パートナー企業との関係悪化、競合会社によるパートナー企業の取り込み、またはパートナー企業の財政状態悪化が生じた場合、当社の販売力が著しく低下し経営成績・財政状態に影響を与える可能性がある。

市場

特定売上セグメントへの集中

当社はクラウド&ライセンス売上(クラウドライセンス&オンプレミスライセンス、クラウドサービス&ライセンスサポート)の占める割合および利益への貢献割合が高く、収益構造が特定セグメントに集中している。これらの販売が市場環境の変化や競合激化等により悪化した場合、当社全体の経営成績・財政状態に対して不均衡に大きな影響を与える可能性がある。

テクノロジー

人材確保・流出リスク

情報サービス産業では継続的な人材獲得競争と人材不足傾向が続いており、当社においても高い専門性を備えた営業職・技術職等の採用・育成・維持が重要な経営課題と認識されている。重要な社員が流出した場合や適格な人材を十分に確保できない場合、サービス品質の低下や事業機会の喪失につながり、経営成績・財政状態に影響を与える可能性がある。

テクノロジー

プロジェクト管理・採算リスク

当社は顧客の製品導入支援として導入計画・システム設計・運用支援等を提供しているが、顧客からの仕様変更や当初見積以上の作業発生によりプロジェクト進捗が計画から乖離した場合、追加費用の発生や納期遅延に伴う違約金が生じる可能性がある。品質・開発期間・採算管理の強化を図っているものの、大規模プロジェクトにおける採算悪化は経営成績・財政状態に直接影響する。

重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています

最終更新: 2026年4月27日