株式会社菱友システムズ4685
情報サービス(単一セグメント)
三菱重工業グループ向け情報サービスを主軸とする単一セグメント企業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年3月期通期) | 43,229百万円 | 42,763百万円 | ↑ |
| 営業利益(2026年3月期通期) | 5,488百万円 | 4,816百万円 | ↑ |
| 営業利益率(2026年3月期通期) | 12.7% | 11.3% | ↑ |
| 経常利益(2026年3月期通期) | 5,619百万円 | 4,869百万円 | ↑ |
| 親会社株主に帰属する当期純利益(2026年3月期通期) | 3,910百万円 | 3,383百万円 | ↑ |
| 1株当たり当期純利益(2026年3月期通期) | 306.66円 | 265.56円 | ↑ |
| 総資産(2026年3月期末) | 32,234百万円 | 30,203百万円 | ↑ |
| 自己資本比率(2026年3月期末) | 68.9% | 63.5% | ↑ |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー(2026年3月期) | 3,956百万円 | 3,019百万円 | ↑ |
| 現金及び現金同等物期末残高(2026年3月期末) | 3,305百万円 | 2,170百万円 | ↑ |
事業詳細
株式会社菱友システムズは、情報通信システムの設計・開発・運用・保守、システム関連機器販売、工業製品等の解析・シミュレーション、各種情報処理サービスを提供する情報サービス専業グループ。主要顧客は三菱重工業株式会社。連結子会社3社を含むグループ体制で、国内市場に特化した事業を展開。クラウドシフト対応・生成AI・情報セキュリティ領域での事業拡大を推進している。
直近の概況
売上高微増の中、利益率改善が顕著で営業利益率12.7%を達成
2026年3月期は売上高43,229百万円(前期比1.1%増)と増収幅は限定的ながら、営業利益5,488百万円(同13.9%増)、経常利益5,619百万円(同15.4%増)と利益面で大幅改善。売上原価が33,242百万円(前期33,534百万円)と減少し売上総利益率が改善したことが主因。投資有価証券が2,077百万円から4,185百万円へ大幅増加。2025年10月に1株につき2株の株式分割を実施。2027年3月期は売上高45,000百万円(4.1%増)を予想する一方、当期純利益は3,600百万円(7.9%減)と減益を見込む。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 企業のIT投資堅調継続:DX推進・クラウド移行・生成AI商用化による需要拡大
- 情報セキュリティ需要の拡大:サイバー攻撃高度化を背景とした継続的需要増
- システム開発・解析設計関連の拡大基調維持:大規模システム開発のプロジェクト管理徹底と周辺領域受注拡大
- 生成AI・情報セキュリティ等新領域への積極投資:研究開発・製品開発費用を145百万円に増加
- 2025年度中期経営計画「顧客と並走する菱友」の推進:新ビジネス立ち上げ・既存顧客深耕・人材価値向上等5項目の注力施策
- 人的資本充実施策:採用強化・技術力強化向け教育体系見直し・マネジメント層育成研修の充実
リスク
- 特定顧客依存リスク:三菱重工業株式会社への売上集中度が高く、同社の事業動向・IT投資方針の変化が業績に直接影響
- 人材確保・育成リスク:IT人材不足が深刻化する中、高度技術者の確保・育成が事業拡大の制約要因となる可能性
- 米国通商政策等の外部環境リスク:米国関税政策等が主要顧客(製造業)のIT投資計画に影響を与える可能性
- プロジェクト管理リスク:大規模システム開発における工事損失引当金計上リスク(当期末残高0百万円と軽微だが継続監視が必要)
- 技術変化への対応リスク:生成AI・自律型AIエージェント等の急速な技術変化に対し、サービス高度化・人材育成が追いつかないリスク
- 次期業績予想における純利益減益リスク:2027年3月期の当期純利益予想3,600百万円は前期比7.9%減と減益見込みであり、投資拡大局面での収益性低下に注意
最終更新: 2026年6月23日

