リゾートトラスト株式会社4681
会員権事業
会員制ホテル会員権の開発・販売を核とする同社の主力セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(外部顧客) | 95,529百万円 | 93,642百万円 | ↑ |
| セグメント利益 | 25,548百万円 | 27,445百万円 | ↓ |
| 売上高前年同期比 | +2.0% | — | ↑ |
| セグメント利益前年同期比 | △6.9% | — | ↓ |
| 評価営業利益(グループ全体参考値) | 32,804百万円 | 26,161百万円 | ↑ |
| 割賦売掛金残高(期末) | 106,843百万円 | 91,706百万円 | ↑ |
事業詳細
宅地建物取引業法に基づく免許のもと、「エクシブ(XIV)」「ベイコート倶楽部」「サンクチュアリコート」シリーズを中心とした会員制リゾートホテル会員権を販売する。会員権代金のうち不動産代金は開業時に一括収益認識されるため、会計上の損益は開業タイミングに大きく左右される構造を持つ。ホテル会員権購入者向けの金銭貸与(割賦ローン)および会員制ホテルの建設も本セグメントに含まれる。
直近の概況
会員権販売は過去最高の契約実績も、会計上は増収減益
2026年3月期は「サンクチュアリコート金沢」(2025年3月販売開始)および「サンクチュアリコート淡路島」(2025年6月募集開始)が加わり、未開業ホテルの契約が中心となったが、契約高は前年同期を上回る過去最高を記録。一方、前期は既存ホテル会員権の販売割合増加で利益率が高かったのに対し、当期は不動産収益の大部分が繰延べられたため、会計上の期間損益は増収減益(売上高+2.0%、セグメント利益△6.9%)となった。2026年2月に「サンクチュアリコート日光」が開業し、第4四半期に不動産収益の一括計上があった。評価営業利益ベースでは増収増益かつ過去最高を更新。
主要プロダクト
成長ドライバー
- サンクチュアリコートシリーズの新規物件投入(金沢・淡路島・八ヶ岳等)による契約高の継続的拡大
- 2027年3月開業予定「サンクチュアリコート八ヶ岳」の開業に伴う繰延不動産収益の一括計上(次期業績押し上げ要因)
- 2026年夏ごろ予定の新たな会員制ホテル会員権販売開始による契約高積み上げ
- 既存ホテル(ベイコートシリーズ・エクシブ)の再販商品を含む会員権販売の継続
- 一部会員権の価格改定(値上げ)による単価上昇
- 富裕層を中心とした会員制リゾートへの底堅いニーズの継続および富裕層世帯数の増加
リスク
- 会計上の収益認識が開業タイミングに集中するため、開業スケジュールのずれが期間損益に大きく影響するリスク
- 当期は未開業ホテルの契約が中心で不動産収益の大部分が繰延べられており、開業遅延時の財務的影響が大きいリスク
- 建築資材の価格高騰・建設コスト上昇による開発原価の増加と利益率圧迫リスク
- ベースアップ・新規施設開業に備えた人員増等に伴う人件費の継続的増加によるコストアップリスク
- 次期開業ホテルが前期より小型物件となることで、繰延不動産代金の一括計上規模が縮小し会計上の売上高が減収となるリスク
- 海外情勢不安や国内景気下押しリスクによる富裕層の購買意欲低下
最終更新: 2026年6月23日

