株式会社フジ・メディア・ホールディングス4676
メディア・コンテンツ事業
フジテレビを中核とする放送・コンテンツ事業で、グループ売上の約64%を占める主力セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| セグメント売上高(外部顧客) | 349,876百万円 | 403,479百万円 | ↓ |
| セグメント損失 | -30,835百万円 | -4,085百万円 | ↓ |
| セグメント資産 | 457,175百万円 | 481,976百万円 | ↓ |
| 減価償却費 | 7,906百万円 | 11,488百万円 | ↓ |
| 固定資産減損損失 | 1,232百万円 | 26,021百万円 | ↓ |
事業詳細
テレビ・ラジオ放送(フジテレビジョン、ニッポン放送、ビーエスフジ等)、放送番組・映画・アニメ制作、映像・音楽ソフト販売(ポニーキャニオン)、音楽出版(フジパシフィックミュージック)、通信販売(dinos)、広告(クオラス)、雑誌書籍出版(扶桑社)等を包含する。地上波テレビ広告収入を主たる収益源とするが、FOD課金収入や映画・コンテンツビジネスも展開。主要顧客は電通(45,251百万円)、博報堂(26,470百万円)。
直近の概況
フジテレビ事案による広告収入の大幅減とポニーキャニオンの評価損計上で損失が急拡大
2025年4月期(当連結会計年度)において、フジテレビジョンで発生した事案の影響により上期を中心に地上波テレビ広告収入が大幅減少。フジテレビジョンの売上高は173,701百万円(前期比18.9%減)、営業損失は32,515百万円(前期比18,486百万円悪化)。加えてポニーキャニオンのアニメ関連構造改革に伴う評価損計上が重なり、セグメント損失は30,835百万円(前期比26,750百万円赤字拡大)に達した。第3四半期以降は広告出稿の回復基調が見られ、FOD課金収入・映画事業・フジパシフィックミュージック等は堅調。2025年5月に「Group Vision 2026-2030 Ver.1.0」を公表し、IP・コンテンツを起点とした事業構造転換と2030年度までに総額1,500億円規模の成長投資を方針として掲げた。
主要プロダクト
成長ドライバー
- FOD課金収入の拡大およびデジタル事業収入の成長
- 映画事業における「爆弾」等ヒット作品と二次利用権販売の増収
- フジパシフィックミュージックの著作権・原盤使用料収入の堅調推移
- クオラスのテレビ広告取扱・マーケティング・イベント関連収入の増収増益
- 「Group Vision 2026-2030 Ver.1.0」に基づくIP・コンテンツ一気通貫モデルへの事業構造転換(2030年度までに1,500億円規模の成長投資計画)
リスク
- フジテレビジョン事案の影響による地上波テレビ広告収入の構造的な回復遅延リスク
- ポニーキャニオンのアニメ関連事業における追加評価損・出資金償却リスク
- 地上波放送広告市場の長期的縮小トレンドによる収益基盤の脆弱化
- 主要顧客(電通・博報堂)への売上依存度の高さと広告代理店経由収入の変動リスク
- IP・コンテンツ投資の回収不確実性および競合OTTプラットフォームとの競争激化
最終更新: 2026年6月24日

