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4631東証プライム化学

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DIC株式会社4631

パッケージング&グラフィック

DIC最大セグメント。インキ・包材を世界規模で展開する収益基盤。

期間今期前期増減率
売上高(2026年12月期中間期)307,159百万円268,764百万円
営業利益(2026年12月期中間期)21,730百万円13,366百万円
売上高前年同期比+14.3%
営業利益前年同期比+62.6%
現地通貨ベース売上高前年同期比+6.5%
現地通貨ベース営業利益前年同期比+52.7%

事業詳細

プリンティングマテリアル(グラビアインキ、オフセットインキ、新聞インキ、ジェットインキ等)とパッケージングマテリアル(ポリスチレン、包材用接着剤、多層フィルム等)を製造販売する。食品包装・商業印刷・デジタル印刷を主要用途とし、日本・米州・欧州・アジアにわたるグローバル展開を行う。連結売上高の約52%を占めるDIC最大の報告セグメントであり、中間期として過去最高水準の増益を記録し中核事業の収益基盤を担う。

直近の概況

中東情勢を見越した在庫積み増しと価格対応で増収増益、全地域で増益。

2026年12月期中間期の売上高は前年同期比14.3%増の307,159百万円、営業利益は同62.6%増の21,730百万円となった。幅広い製品・地域で中東情勢の長期化を見越した顧客による在庫積み増しの動きが見られたなか、高付加価値製品の拡販と速やかな価格対応に努めた結果、全ての地域で増益となった。パッケージ用インキ、出版用インキ、ジェットインキ、ポリスチレンいずれも増収に寄与した。なお、当中間連結会計期間よりセグメント情報の集計方法を変更している。

主要プロダクト

product
パッケージ用インキ(グラビア・フレキソ・オフセット)

日本では物価高による消費落ち込みで出荷が低調だったが価格対応により増収。米州・欧州は北米出荷堅調と価格対応で増収。アジア他では市況回復と中東情勢の長期化を見越した顧客の在庫積み増しで出荷増加、全体で増収となった。

product
出版用インキ(新聞・商業印刷)

日本・米州・欧州では構造的な出版需要減少により出荷が減少傾向だったが、原料価格高騰に対する価格対応に取り組んだ。アジア他では中東情勢の長期化を見越した在庫積み増しにより出荷が増加し、全体として増収となった。

product
ジェットインキ

デジタル印刷に使用される製品で、一時的な在庫調整の影響が解消され、出荷が堅調に推移した結果、増収となった。

product
ポリスチレン

食品トレーなどで使用される製品で、原料価格高騰に対する価格対応に努めた結果、増収となった。

product
包材用接着剤・多層フィルム

食品包装用途向けの接着剤・多層フィルムを提供し、パッケージング分野の収益基盤の一部を担う。

成長ドライバー

  • 中東情勢の長期化を見越した顧客の在庫積み増し需要の取り込み(アジア他を中心に広範な製品・地域で発生)
  • 米州・欧州でのパッケージ用インキにおける価格対応の徹底による増収確保
  • ジェットインキの在庫調整解消によるデジタル印刷需要の取り込み
  • アジアでの市況回復による出版用インキ・パッケージ用インキの出荷増加
  • 円安による海外売上高の円換算額押し上げ効果

リスク

  • 出版用インキの構造的需要減少と価格競争の継続(日本・米州・欧州)
  • 日本における物価高を背景とした消費落ち込みによるパッケージ用インキ出荷低迷
  • 中東情勢の長期化に伴う原料調達リスクおよびエネルギーコスト高騰
  • 顧客の在庫積み増し一巡後の反動減リスク(下半期の需要減退懸念)
  • 新興国通貨安による為替換算影響(円建て利益の圧迫)

最終更新: 2026年8月10日