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4631東証プライム化学

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DIC株式会社4631

パッケージング&グラフィック

DIC最大セグメント。インキ・包材を世界規模で展開する収益基盤。

期間今期前期増減率
売上高(2026年12月期 第1四半期)145,223百万円134,001百万円
営業利益(2026年12月期 第1四半期)8,315百万円6,651百万円
営業利益率(2026年12月期 第1四半期)5.7%5.0%
売上高前年同期比+8.4%
営業利益前年同期比+25.0%
現地通貨ベース売上高前年同期比+2.4%
現地通貨ベース営業利益前年同期比+18.7%

事業詳細

プリンティングマテリアル(グラビアインキ、オフセットインキ、新聞インキ、ジェットインキ等)とパッケージングマテリアル(ポリスチレン、包材用接着剤、多層フィルム等)を製造販売する。食品包装・商業印刷・デジタル印刷を主要用途とし、日本・米州・欧州・アジアにわたるグローバル展開を行う。連結売上高の約51%を占めるDIC最大の報告セグメントであり、中核事業の収益基盤を担う。

直近の概況

2026年1Q売上高145,223百万円(+8.4%)、営業利益8,315百万円(+25.0%)と全地域で増益。

2026年1Q(1月〜3月)は売上高145,223百万円(前年同期比+8.4%)、営業利益8,315百万円(同+25.0%)を達成。日本ではパッケージ用インキが物価高に伴う消費落ち込みで減収となった一方、米州・欧州では価格対応により増収を確保。アジアでは中東情勢を見越した顧客の在庫積み増しと各国での拡販が奏功。UVインキが各地域で伸長し欧州では競合シェアを獲得。高付加価値製品の拡販と適切な価格対応の結果、全地域で増益を達成した。

主要プロダクト

product
パッケージ用インキ(グラビア・フレキソ・オフセット)

食品包装を主用途とし、日本・米州・欧州・アジア各地域で展開。2026年1Q、日本では物価高に伴う消費落ち込みで減収、米州・欧州は景気停滞で出荷伸び悩みも価格対応で増収確保。アジア他では中東情勢を見越した顧客の在庫積み増しもあり増収。

product
ジェットインキ

スマートフォン・産業用デジタル印刷機向けインキ。2026年1Qは顧客による一時的な在庫調整の影響が見られたものの、出荷は堅調に推移し増収となった。

product
出版用インキ(新聞・商業印刷)

各地域で構造的な出版需要の減少が続くなか、トレーディングカード等で使用されるUVインキが各地域で伸長し、欧州では競合他社のシェアを獲得したことで出荷が増加し増収となった。

product
ポリスチレン

食品トレーなどで使用されるポリスチレン。2026年1Qは中東情勢を見越した顧客による在庫積み増しの動きもあり、出荷が前年を上回った。

product
包材用接着剤・多層フィルム

食品・工業用途の包装材料として展開。グローバルな食品包装需要を取り込む製品群。

成長ドライバー

  • UVインキ(トレーディングカード等)の各地域での伸長と欧州での競合シェア獲得による出版用インキの増収
  • 米州・欧州でのパッケージ用インキにおける価格対応の徹底による増収確保
  • アジア(中国中心)での顧客開拓・拡販進展および中東情勢を見越した顧客の在庫積み増し需要の取り込み
  • ジェットインキのデジタル化進展による出荷の堅調推移
  • 円安による海外売上高の円換算額押し上げ効果

リスク

  • 出版用インキの構造的需要減少と価格競争の継続
  • 日本・アジアにおける物価高を背景とした消費財需要の低迷によるパッケージ用インキ出荷減
  • 米州・欧州の景気停滞による出荷伸び悩みリスク
  • 中東情勢の長期化に伴う原料調達リスクおよびエネルギーコスト高騰
  • 新興国通貨安による為替換算影響(円建て利益の圧迫)
  • 顧客の在庫積み増し一巡後の反動減リスク

最終更新: 2026年3月23日