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イサム塗料株式会社

4624東証スタンダード化学

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イサム塗料株式会社4624

塗料事業

自動車補修用・工業用・建築用塗料の製造販売を行うイサム塗料の中核事業

期間今期前期増減率
売上高(2026年3月期)8,300百万円8,055百万円
営業利益(2026年3月期)869百万円583百万円
営業利益率(2026年3月期)10.5%7.2%
減価償却費(2026年3月期)209百万円201百万円
設備投資額(有形・無形固定資産増加額、2026年3月期)238百万円238百万円
セグメント資産(2026年3月期末)20,860百万円19,897百万円

事業詳細

当社グループの売上高の90%超を占める主力セグメント。自動車補修用塗料を中心に、工業用・建築用・エアゾール分野へ展開する。当社が各種塗料類・シンナー類を製造販売し、子会社がエアゾール製品製造(イサムエアーゾール工業)、チューブ充填(明勇色彩)、塗装関連製品の仕入販売(進勇商事)を担う垂直統合型の事業構造。主力市場である自動車補修用塗料の国内需要は停滞傾向にあり、環境対応型・高機能性塗料への転換と新規市場開拓が課題となっている。

直近の概況

価格改定効果と期末の買い込み需要対応により、営業利益が前期比49.1%増と大幅改善

2026年3月期の塗料事業売上高は8,300百万円(前期比3.0%増)、営業利益は869百万円(前期比49.1%増)。価格改定の効果により収益性が改善したほか、中東情勢の不安等によりシンナー類をはじめとする一部製品で期末に買い込み需要が発生し増収効果が生じた。自動車補修用・大型車両・建築用・工業用・エアゾール各分野で環境対応型・高機能性製品の拡販に注力した。なお、2027年3月期業績予想は中東情勢の影響により現時点では未定とされており、2026年3月からの買い込み需要の反動が懸念されている。

主要プロダクト

product
自動車補修用塗料

「ハイアートNext」(1液ベースコート)、「アクセルクリヤー」(ハイソリッドクリヤー)、「ベッドライナービースト」(特殊ウレタン樹脂2液型)、水性1液ベースコート「アクアスDRY」「CRONOS HD」等を展開。市場占有率の維持・拡大を図る。

product
建築用塗料

主力の「ネオシリカ」シリーズに加え、内装用光触媒塗料「エアフレッシュ」(抗ウイルス・抗菌・抗カビ・消臭性)、滑り止め「スキッドガードシリーズ」(無溶剤2液型「TOUGH」・水性1液型「AQUA」)等を展開。

product
工業用塗料

特化則・PRTR法対応の2液ウレタン樹脂塗料「ハイアートCBエコ」の拡販に注力。水性1液型アクリル樹脂塗料「アクアシャインGA」(乾燥性・光沢を大幅向上)で個別営業活動を展開。ユーザーの環境重視志向に対応。

product
エアゾール製品

工業用補修用スプレー「エアラッカーエコ」、DIY向け2液内部混合型エアースプレー「エアーウレタン」、1液カラークリヤー「キャンデーカラー」等。子会社イサムエアーゾール工業が製造を担う。

platform
測色機「彩選短スマート」

調色作業の標準化・システム化を実現した測色機。ユーザーの作業効率改善や若年者の技術教育に貢献するソフト面の強化ツールとして販売促進中。ユーザー囲い込みと付加価値提供に寄与。

成長ドライバー

  • 価格改定効果による収益性改善(2026年3月期営業利益率10.5%、前期7.2%から大幅向上)
  • 環境対応型・高機能性塗料(水性塗料「CRONOS HD」「アクアスDRY」・低溶剤塗料)の販路拡大による新規ユーザー獲得
  • 大型車両分野(「ウッドプロテクト」「ハイアートCBエコ」)・工業用分野など新規市場開拓による売上基盤の多様化
  • 測色機「彩選短スマート」等ソフト面の強化によるユーザー囲い込みと作業効率改善提案
  • 生産効率化・業務効率化によるコスト吸収と収益確保

リスク

  • 2026年3月期末の買い込み需要の反動による2027年3月期売上減少リスク(会社自身が懸念を表明)
  • 中東情勢による原油・原材料の供給不安および価格変動リスク(2027年3月期業績予想未定の主因)
  • 自動車補修用塗料の国内市場縮小傾向(衝突安全装置普及・自動運転化による補修需要減)
  • 石油関連原材料への高依存度による原油・ナフサ価格変動リスク
  • 物流コスト上昇(2024年問題の更なる顕在化)による収益圧迫
  • 塗料の低溶剤化・水性化に係る環境関連法規制(大気汚染防止法・PRTR法等)への対応コスト

最終更新: 2026年6月24日