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藤倉化成株式会社

4620東証スタンダード化学

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藤倉化成株式会社4620

コーティング

藤倉化成の最大セグメント。プラスチック用コーティング材をグローバルに展開。

期間今期前期増減率
売上高(2026年3月期通期)27,809百万円28,874百万円
営業利益(2026年3月期通期)640百万円683百万円
営業利益率(2026年3月期通期)2.3%2.4%
セグメント資産(2026年3月期末)33,796百万円30,131百万円
減価償却費(2026年3月期通期)853百万円968百万円
有形固定資産及び無形固定資産の増加額(2026年3月期通期)3,927百万円904百万円
減損損失(2026年3月期通期)107百万円791百万円

事業詳細

プラスチック用コーティング材(『レクラック』・『フジハード』等)を製造・販売するセグメント。自動車向け塗料を主力とし、化粧品容器用・ホビー用塗料も手掛ける。国内製造に加え、米国・英国・タイ・中国・マレーシア・インド等に現地法人を持つグローバルネットワークを構築。2026年3月期は連結売上高の約50%を占める最大セグメント。自動車向け国内販売は採用車種の生産減少で低調、米国・欧州も低調だったが、アセアン・インド地区は堅調に推移した。

直近の概況

国内・米欧で低調も、アセアン・インドは堅調。設備投資が大幅増加。

2026年3月期のコーティングセグメントは、売上高27,809百万円(前期比3.7%減)、営業利益640百万円(同6.3%減)と減収減益。国内自動車向けは採用車種の生産減少、米国・欧州も低調に推移した一方、アセアン・インド地区は堅調。ホビー用塗料は低調、化粧品容器用塗料は堅調。減損損失は107百万円と前期791百万円から大幅縮小。有形・無形固定資産の増加額は3,927百万円と前期比約4.3倍に急増しており、佐野事業所新工場建設等の設備投資が本格化していることを示す。セグメント資産も33,796百万円と前期比12.1%増加。

主要プロダクト

product
レクラック

自動車内外装部品向けを中心に、プラスチック素材への密着性・耐久性に優れたコーティング材。国内外の自動車メーカー・部品メーカーに供給。

product
フジハード

高硬度・耐擦傷性を特長とするプラスチック用コーティング材。自動車向けのほか、各種工業製品への採用実績を持つ。

product
化粧品容器用塗料

化粧品容器のプラスチック素材に対し、意匠性・高級感・耐久性を付与する塗料。2026年3月期も堅調に推移し、成長領域として位置付けられる。

product
ホビー用塗料

模型・ホビー市場向けのプラスチック用塗料。2026年3月期は販売が低調に推移した。

成長ドライバー

  • インド・アセアン地区での販売拡大(2026年3月期も堅調推移を確認)
  • 化粧品容器用塗料の海外新規案件獲得・堅調な需要継続
  • 佐野事業所新工場建設による生産効率化・競争力強化(設備投資が2026年3月期に大幅増加)
  • 国内自動車向け:採用車種の生産回復による需要回復期待
  • グローバルネットワーク(日・米・欧・アジア)を活用した市場拡大

リスク

  • 自動車生産の停止・減産による国内需要の落込み(採用車種の生産減少が継続)
  • 中国・欧州・米国市場での販売低迷の長期化
  • 中東情勢悪化に伴う石油化学製品の供給不安・原材料価格高騰によるコスト圧迫
  • 為替変動リスク(円高進行による海外売上の目減り)
  • 固定資産の減損リスク(2026年3月期もコーティングセグメントで107百万円の減損損失を計上)
  • 大規模設備投資(新工場建設)に伴う投資回収リスク

最終更新: 2026年6月24日