株式会社ミズホメディー4595
体外診断用医薬品事業(単一セグメント)
感染症POCT検査薬を中核とする体外診断用医薬品の自社一貫メーカー
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(第1四半期累計) | 2,208百万円 | 2,649百万円 | ↓ |
| 営業利益(第1四半期累計) | 759百万円 | 1,122百万円 | ↓ |
| 売上高営業利益率(第1四半期累計) | 34.4% | 42.4% | ↓ |
| 経常利益(第1四半期累計) | 823百万円 | 1,064百万円 | ↓ |
| 四半期純利益(第1四半期累計) | 601百万円 | 777百万円 | ↓ |
| 新型コロナウイルス検査薬売上高(第1四半期) | 1,317百万円 | 1,511百万円(前年同期比12.9%減より逆算) | ↓ |
| CoV/Flu同時検査薬売上高(第1四半期) | 1,148百万円 | ― | ↑ |
| インフルエンザ単独検査薬売上高(第1四半期) | 271百万円 | 271百万円(前年同期比0.0%減) | — |
| その他の検査薬及び機器売上高(第1四半期) | 526百万円 | 783百万円(前年同期比32.8%減より逆算) | ↓ |
| OTC・その他売上高(第1四半期) | 93百万円 | 83百万円(前年同期比12.2%増より逆算) | ↑ |
| 総資産 | 20,934百万円 | 22,375百万円 | ↓ |
| 純資産 | 18,333百万円 | 18,684百万円 | ↓ |
| 自己資本比率 | 87.6% | 83.5% | ↑ |
| 1株当たり四半期純利益 | 31.57円 | 40.82円 | ↓ |
| 通期売上高予想 | 11,428百万円(前期比1.5%増) | 11,260百万円 | ↑ |
| 通期営業利益予想 | 4,414百万円(前期比5.0%減) | 4,646百万円 | ↓ |
事業詳細
病院・開業医向けの感染症免疫学的検査薬(イムノクロマト法)および遺伝子POCT検査システムを企画開発・製造・販売する単一セグメント事業。2026年12月期第1四半期は売上高2,208百万円のうち病院・開業医分野が2,114百万円(95.7%)を占め、新型コロナウイルス検査薬(1,317百万円)とインフルエンザ検査薬が主力。医薬品卸を通じた間接販売が中心。OTC・その他分野(妊娠・排卵日検査薬)は93百万円(4.2%)。
直近の概況
2026年12月期第1四半期は売上高・利益ともに前年同期比で大幅減収減益
2026年12月期第1四半期(1〜3月)の売上高は2,208百万円(前年同期比16.7%減)、営業利益は759百万円(同32.3%減)。新型コロナウイルス感染症の冬場流行規模が前年より縮小し、遺伝子検査キット(スマートジーン SARS-CoV-2)の出荷数が約1万4千テスト(前年同期約5万テスト)と大幅減少したことが主因。一方、2026年2月のインフルエンザB型再流行との同時検査需要増により、CoV/Flu同時検査薬の出荷数は約175万テスト(前年同期約167万テスト)と増加。為替差益30百万円を営業外収益に計上したことで、経常利益の減少率(22.6%減)は営業利益の減少率(32.3%減)より小幅にとどまった。通期業績予想(売上高11,428百万円、営業利益4,414百万円)に変更はなく、年間配当予想も100円(前期同額)を維持。
主要プロダクト
成長ドライバー
- CoV/Flu同時検査薬の継続的需要:インフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行・鑑別ニーズが高まる中、CoV/Flu同時検査薬の出荷数は2026年12月期第1四半期に約175万テスト(前年同期約167万テスト)と増加傾向を維持
- スマートジーンシリーズの検査項目拡充:H.pylori S(2025年6月製造販売承認取得)の発売準備、百日咳菌核酸キットの承認待ち、カルバペネマーゼ検出キット「クイックチェイサー CARBA RESIST-6 RUO」の2026年前半発売準備など新製品パイプラインが充実
- 累計5,900台のSmart Gene設置基盤:装置普及に伴う専用試薬の安定需要(H.pylori G等)が拡大中。新検査項目追加による装置価値向上が試薬需要を底上げ
- OTC分野の回復:妊娠検査薬・排卵日検査薬が市場環境変化の中で売上を伸ばし、2026年12月期第1四半期は前年同期比12.2%増の93百万円を計上
- 次世代遺伝子POCT装置の開発:測定時間のさらなる迅速化や遺伝子マルチ検査システムの開発を進め、中長期的な製品競争力強化を図る
- 通期業績予想は売上高11,428百万円(前期比1.5%増)を維持:第2四半期以降の感染症シーズンに向けた需要回復を見込む
リスク
- 感染症流行規模の不確実性:新型コロナウイルスの冬場流行規模が前年より縮小し、2026年12月期第1四半期売上高が前年同期比16.7%減と大幅減収。感染症の流行時期・規模により四半期業績が大きく変動するリスクが継続
- 遺伝子検査キットから抗原検査キットへのシフト継続:スマートジーン SARS-CoV-2の出荷数が約1万4千テスト(前年同期約5万テスト)と急減。高利益率の遺伝子検査キット需要縮小が売上高営業利益率を押し下げ(第1四半期34.4%、前年同期42.4%)
- 新型コロナウイルス検査薬への依存度:2026年12月期第1四半期の新型コロナウイルス検査薬売上高は1,317百万円(売上高の59.6%)を占め、当該感染症の流行縮小や検査体制変化が業績に直結するリスク
- その他感染症項目の流行変動:RSV・ヒトメタニューモウイルス抗原同時検出キット、マイコプラズマ・ニューモニエ等において前年程の大きな流行とならず、その他の検査薬及び機器が前年同期比32.8%減と大幅減収
- 為替リスク:外貨建て資産の期末評価替えにより2026年12月期第1四半期に為替差益30百万円を計上したが、為替相場の急激な変動により損益が大きく変動するリスクが存在
- 売上の季節偏重リスク:感染症流行シーズン(秋冬)への売上集中が継続しており、第1四半期(1〜3月)の通期予想に対する進捗率は19.3%にとどまる
最終更新: 2026年3月26日

