ペプチドリーム株式会社4587
創薬開発事業
PDPS®を核とした創薬プラットフォームで製薬企業と提携・ライセンス収益を獲得するセグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上収益(2026年12月期1Q) | 670百万円 | 407百万円(2025年12月期1Q) | ↑ |
| セグメント損益(2026年12月期1Q) | -1,193百万円 | -1,428百万円(2025年12月期1Q) | ↑ |
| 製品の製造・販売・物流収入(2026年12月期1Q) | 295百万円 | 24百万円(2025年12月期1Q) | ↑ |
| 契約一時金・マイルストーンフィー・ロイヤルティ収入(2026年12月期1Q) | 0百万円 | 0百万円(2025年12月期1Q) | — |
| 研究開発支援金収入(2026年12月期1Q) | 308百万円 | 295百万円(2025年12月期1Q) | ↑ |
| 研究開発費(2026年12月期1Q・グループ全体) | 1,230百万円 | 987百万円(2025年12月期1Q) | ↑ |
事業詳細
独自の創薬プラットフォームシステムPDPS®を活用し、①創薬共同研究開発、②PDPS®技術ライセンス、③戦略的提携による自社パイプライン拡充の3事業戦略を展開。主要収益源はPDPSライセンスに係る契約一時金・マイルストーンフィー・ロイヤルティ、および研究開発支援金。BMS、Novartis、Lilly、MSD、AstraZenecaなどグローバル大手製薬企業11社と非独占的技術ライセンス契約を締結。Non-RI領域(ペプチド医薬品、PDC、MPC)とRI-PDC領域の両軸でパイプラインを拡充している。
直近の概況
1Q売上収益は前年同期比64.5%増の670百万円、損失幅が縮小
2026年12月期第1四半期の創薬開発事業売上収益は670百万円(前年同期407百万円)と大幅増収。製品の製造・販売・物流収入が295百万円(前年同期24百万円)と急増したことが主因。セグメント損失は1,193百万円(前年同期1,428百万円)と235百万円改善。なお、契約一時金・マイルストーン・ロイヤルティ収入は当四半期も計上なし。2026年4月には旭化成セラピューティクス社のAK1940が第1相臨床試験を開始し、J&J社との共同研究から最初の開発候補化合物が2026年1月に発表された。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 臨床開発パイプラインの急拡大(AK1940第1相開始、J&J社開発候補化合物発表等)による将来的なマイルストーン収入増加
- 経口マイオスタチン阻害薬・経口IL-17A/F二重阻害薬など自社プログラムの導出・提携による契約一時金獲得機会
- Novartis、RayzeBio/BMS、Genentech、MSD、J&J、旭化成セラピューティクス等との既存提携プログラムの臨床進捗に伴うマイルストーンフィー受領
- PDPS®技術ライセンス先11社からの継続的なライセンスフィー・ロイヤルティ収入、および新規ライセンス契約の締結
- Alnylam社との肝臓以外の臓器へのsiRNA送達技術(Oligo-PDC)における前臨床マイルストーン達成による次フェーズへの進展
リスク
- 大型導出一時金・マイルストーンの計上時期が不確実であり、単年度業績が大きく変動するリスク(2026年12月期通期業績予想にも主要導出一時金は含まれていない)
- 提携先製薬企業による開発中止・優先順位変更により、マイルストーンフィーやロイヤルティ収入が消滅するリスク
- 臨床試験の失敗・遅延により自社パイプラインの価値が毀損するリスク
- 研究開発費が2026年12月期通期で6,445百万円と前期比28.3%増加見込みであり、収益化前の費用先行による損失拡大リスク
- 元取締役副社長COOによる試薬類の不適切発注・持ち出し問題に起因するガバナンスリスク(財務影響は軽微だが再発防止策を実施中)
最終更新: 2026年3月18日

