杏林製薬株式会社4569
杏林製薬株式会社(医薬品事業・単一セグメント)
国内医療用医薬品の製造販売を中核とする単一セグメント事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(連結・第1四半期累計) | 29,654百万円 | 30,229百万円 | ↓ |
| 営業利益(連結・第1四半期累計) | 964百万円 | 2,368百万円 | ↓ |
| 経常利益(連結・第1四半期累計) | 1,241百万円 | 2,624百万円 | ↓ |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益 | 824百万円 | 2,100百万円 | ↓ |
| 売上総利益(連結・第1四半期累計) | 12,178百万円 | 13,261百万円 | ↓ |
| 研究開発費(第1四半期累計) | 2,381百万円 | 1,991百万円 | ↑ |
| 自己資本比率 | 74.4% | 72.9% | ↑ |
| 総資産 | 188,609百万円 | 195,455百万円 | ↓ |
| 純資産 | 140,304百万円 | 142,425百万円 | ↓ |
| 1株当たり四半期純利益 | 14.35円 | 36.57円 | ↓ |
| 新医薬品等(国内)売上高(第1四半期累計) | 21,070百万円 | 21,500百万円台 | ↓ |
| 新医薬品(海外)売上高(第1四半期累計) | 131百万円 | 357百万円 | ↓ |
| 後発医薬品売上高(第1四半期累計) | 8,452百万円 | 8,377百万円 | ↑ |
| 通期売上高予想 | 121,800百万円 | 126,257百万円 | ↓ |
| 通期営業利益予想 | 2,000百万円 | 3,567百万円 | ↓ |
| 通期親会社株主帰属当期純利益予想 | 1,500百万円 | 3,448百万円 | ↓ |
事業詳細
杏林製薬㈱、キョーリン リメディオ㈱、キョーリン製薬グループ工場㈱の3社が一体となり、新医薬品(国内・海外)および後発医薬品の製造・販売を行う。主要顧客は医薬品卸大手4社。長期ビジョン「Vision 110(2023年度~2032年度)」のもと中期経営計画を推進しており、2026年度より第二段階「Vision 110 -Stage2-(2026年度~2029年度)」を開始し、新薬の普及最大化と積極的な導入投資による開発パイプライン拡充に取り組んでいる。
直近の概況
薬価改定影響等で減収減益、通期業績予想は据え置き。
2026年4月の薬価改定(杏林製薬㈱4%台)の影響等により新医薬品等(国内)が減収となり、売上高は前年同期比1.9%減の29,654百万円。研究開発費増加(前年同期比390百万円増)も重なり営業利益は59.3%減の964百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は60.8%減の824百万円となった。特別損失として投資有価証券評価損152百万円を計上。財政状態では棚卸資産・売掛金等の減少により総資産が188,609百万円に減少、自己資本比率は74.4%に上昇。2026年5月公表の通期業績予想(売上高121,800百万円、営業利益2,000百万円)は変更なし。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 主力新薬ベオーバの継続的な売上伸長と小児適応(KRP-114VP)第3相試験の進展
- 中期経営計画「Vision 110 -Stage2-」における導入品獲得の推進(アレジオン眼瞼クリームの共同販売促進契約締結等)
- デジタル治療分野での開発パイプライン拡充(耳鳴治療用アプリKRP-DT123、慢性咳嗽治療用アプリKRP-DC125の検証的試験開始)
- 後発医薬品事業における安定供給とオーソライズド・ジェネリック・追補収載品による売上拡大
リスク
- 継続的な薬価改定(2026年4月改定で杏林製薬㈱4%台の影響)による売上・利益への下押し圧力
- 開発パイプラインの中止・撤退リスク(KRP-R120のライセンス契約解約、CYR-064のオプション権不行使)
- 国内医療用医薬品業界における医療費抑制策の継続による事業環境の厳しさ
- 投資有価証券評価損の計上(当期152百万円)等、有価証券市況変動による損益への影響
- 研究開発費の増加(前年同期比19.6%増)による利益圧迫
最終更新: 2026年6月18日

