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テルモ株式会社

4543東証プライム精密機器

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テルモ株式会社4543
法規制

法規制・薬事規制リスク

医療機器・医薬品を扱うテルモグループは、日本・米国・欧州をはじめ世界各国の薬事規制・品質基準の適用を受ける。規制変更や承認取得の遅延・不認可が生じた場合、製品の販売停止や市場投入の遅延につながる可能性がある。同社はグループリスク管理規程に基づき、各国規制動向の継続的なモニタリングと対応体制の整備を行っている。

テクノロジー

製品品質・リコールリスク

医療機器の品質不良や安全性問題が発生した場合、製品回収(リコール)や販売停止が必要となり、財務的損失のみならず企業ブランドへの重大な影響が生じる。医療現場での使用製品であるため、患者への健康被害リスクも伴い、訴訟・賠償責任に発展する可能性がある。同社は品質管理体制の強化と継続的な製品監視活動を通じてリスク低減を図っている。

財務

為替変動リスク

テルモグループは売上高の過半数を海外市場で獲得しており、米ドル・ユーロをはじめとする外貨建て取引が多い。円高局面では海外売上高の円換算額が減少し、連結業績に直接的な悪影響を及ぼす。同社はヘッジ取引等の財務的手段を活用しつつ、現地生産・現地調達の推進によりナチュラルヘッジを図っている。

市場

グローバル競合激化リスク

医療機器市場では欧米大手メーカーや新興国企業との競争が激化しており、価格競争や技術革新の加速により市場シェアが侵食されるリスクがある。特に主力製品カテゴリーにおける競合他社の新製品投入や価格引き下げは、テルモの収益性に影響を与える可能性がある。同社は継続的な研究開発投資と製品差別化戦略により競争力の維持・強化を目指している。

テクノロジー

技術革新・陳腐化リスク

医療機器業界ではデジタルヘルス・ロボティクス・AI活用など技術革新のスピードが速く、既存製品・技術が短期間で陳腐化するリスクがある。新技術への対応が遅れた場合、競争優位性の喪失や市場機会の逸失につながる可能性がある。同社は研究開発体制の強化およびオープンイノベーションを通じて技術力の向上を図っている。

テクノロジー

情報セキュリティリスク

サイバー攻撃や不正アクセスにより、顧客情報・技術情報・個人情報等の機密データが漏洩した場合、事業継続への支障や法的責任・信用失墜が生じる可能性がある。医療機器に組み込まれたソフトウェアへのサイバー攻撃は患者安全にも直結するリスクを有する。同社はITセキュリティ対策の継続的強化と従業員教育を実施している。

財務

M&A・投資リスク

テルモグループは事業拡大のためM&Aや戦略的投資を積極的に実施しているが、買収後の統合プロセス(PMI)の失敗や期待したシナジーが実現しない場合、のれんの減損や財務負担の増大につながるリスクがある。また、被買収企業の潜在的な法的リスクや簿外債務が顕在化する可能性もある。同社はデューデリジェンスの徹底とPMI体制の整備によりリスク管理を行っている。

テクノロジー

原材料・サプライチェーンリスク

医療機器の製造に必要な原材料・部品の調達において、供給不足・価格高騰・特定サプライヤーへの依存が生じた場合、生産活動の停滞やコスト増加が発生する可能性がある。地政学的リスクや自然災害によるサプライチェーン寸断も事業継続に影響を与える。同社は複数購買体制の構築や在庫管理の最適化によりサプライチェーンの強靭化を図っている。

市場

医療費抑制・価格規制リスク

日本をはじめ各国政府による医療費抑制政策や診療報酬・薬価改定により、医療機器の販売価格が引き下げられるリスクがある。特に日本市場では定期的な保険償還価格の見直しが行われており、収益性に継続的な下押し圧力がかかる。同社はコスト削減努力と高付加価値製品へのシフトにより収益性の維持を目指している。

テクノロジー

人材確保・育成リスク

グローバルに事業を展開するテルモグループにとって、高度な専門知識を持つ研究開発人材・グローバル人材の確保・定着は重要な経営課題である。少子高齢化による労働市場の競争激化や優秀人材の流出が生じた場合、技術力・競争力の低下につながる可能性がある。同社は人材育成プログラムの充実と処遇改善を通じて人材の確保・定着を図っている。

重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています

最終更新: 2026年7月19日