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株式会社コマースOneホールディングス

4496東証グロース情報通信業

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ECプラットフォーム事業

国内EC事業者向けにSaaS型ECインフラをワンストップ提供する単一セグメント

期間今期前期増減率
売上高(連結・通期)3,895百万円3,693百万円
営業利益(連結・通期)380百万円638百万円
EBITDA(連結・通期)531百万円767百万円
経常利益(連結・通期)472百万円423百万円
親会社株主に帰属する当期純利益(連結・通期)302百万円91百万円
売上高営業利益率9.8%17.3%
フューチャーショップ売上高2,841百万円2,767百万円
フューチャーショップ営業利益694百万円840百万円
ソフテル売上高898百万円851百万円
ソフテル営業利益89百万円55百万円
1株当たり当期純利益42.80円12.78円
1株当たり純資産373.04円354.53円

事業詳細

株式会社フューチャーショップ(ECサイト構築・運用支援)、株式会社ソフテル(バックヤード一元管理)、株式会社TradeSafe、株式会社空色、株式会社既読、株式会社コマースコネクト、株式会社AttendMeの7社が、ECサイトのフロントエンドからバックオフィスまでをSaaS型でワンストップ支援する。主な顧客は国内中堅・中小規模のEC事業者。2026年3月期は増収を確保したが、成長投資に伴う販管費増加により営業利益は大幅減益となった。

直近の概況

増収確保も成長投資で営業利益は40%減、純利益は持分法損失消滅で大幅回復

2026年3月期は売上高3,895百万円(前期比+5.5%)と増収を確保した一方、人材採用強化・既存システムリニューアル・新規事業開発投資により販管費が1,754百万円(前期比+19.9%)に膨らみ、営業利益は380百万円(同△40.4%)と大幅減益。ただし前期に計上した持分法投資損失250百万円が当期は消滅したことで経常利益は472百万円(同+11.6%)と増益。親会社株主帰属純利益は302百万円(同+230.1%)と大幅回復。連結範囲にはコマースコネクト・AttendMe(旧PINES・Newrona合併)が新規加入。2027年3月期は売上高4,345百万円・営業利益500百万円(同+31.5%)を計画。設立20周年記念配当を含む年間配当42円を予定。

主要プロダクト

platform
futureshop

株式会社フューチャーショップが提供。月額利用料・初期導入費用・提携サービス売上で構成。2026年3月期は商品管理画面の全面刷新、新認証システム導入、LINE連携・多チャネル受注管理等の機能強化を実施。AI活用・業務自動化を見据えた構造的基盤整備として位置づけられている。

platform
通販する蔵

株式会社ソフテルが提供。初期導入・改修に伴うカスタマイズ売上と月額保守売上で構成。顧客ニーズに即したカスタマイズ案件提案に注力。2026年3月期は大手モール仕様変更対応等でエンジニア工数が増加したものの、前期の大規模案件コスト増の反動から収益率が改善し増収増益を達成。

product
AI活用次世代統合型ECプラットフォーム

2025年4月設立の株式会社コマースコネクトが開発中。株式会社ソフテルの「通販する蔵」のノウハウを活用し、AI活用による次世代の受発注・在庫一元管理機能を持つ統合型ECプラットフォームの開発を進めている。

service
WEB接客・マーケティングコミュニケーションツール

株式会社空色が提供するWEB接客・マーケティングコミュニケーションツール。EC事業者の顧客エンゲージメント向上を支援する。

service
AI Creative One

株式会社既読が提供する生成AI活用クリエイティブサービス。EC事業者のバックオフィス業務効率化を支援する。

成長ドライバー

  • 国内BtoC-EC市場の継続的拡大(EC化率は欧米・中国の約19.4%に対し国内約9%と低水準であり成長余地大)
  • futureshopの顧客当たり売上増加(月額利用料・提携サービス売上の拡大)および決済代行会社を通じた流通総額の増加
  • オムニチャネル化・越境EC・ソーシャルコマース・AI活用業務効率化など小売EC活用の多様化に対応したサービス拡充
  • 株式会社コマースコネクトによるAI活用次世代統合型ECプラットフォームの開発・展開
  • 株式会社ソフテルによるカスタマイズ案件提案強化と収益率改善(2026年3月期営業利益+60.6%)
  • 生成AI活用ソリューション(AI Creative One等)によるEC事業者のバックオフィス効率化支援
  • ECサイトのフロントエンドからバックエンドまで一気通貫でSaaS型提供できるグループワンストップ体制の強化

リスク

  • 人材採用強化・新規事業開発投資による販管費増加が営業利益を継続的に圧迫(2026年3月期営業利益△40.4%)
  • フューチャーショップにおける既存システムリニューアルおよび新規事業関連開発コストの増大(営業利益△17.3%)
  • 株式会社ソフテルにおける大手モール仕様変更対応等の保守工数増大によるエンジニアコスト上昇リスク
  • コマースコネクト・AttendMe等の新規連結子会社の事業立ち上げに伴う先行投資負担
  • インターネットセクターにおける開発人材・マーケティング人材の採用競争激化
  • 株式会社空色・株式会社既読等の子会社における収益貢献の不確実性
  • 環境エネルギー事業(エネサイクル株式会社)への開発投資拡大に伴うグループ全体のリソース配分リスク

最終更新: 2026年6月24日