事業内容
株式会社サイバーセキュリティクラウドは、「世界中の人々が安心安全に使えるサイバー空間を創造する」を経営理念に掲げ、クラウド型WAF「攻撃遮断くん」、パブリッククラウドWAF自動運用ツール「WafCharm」、フルマネージドセキュリティサービス「CloudFastener」、脆弱性管理ツール「SIDfm」、Webプライバシー保護サービス「webtru」など多彩なプロダクトを提供する。AWS・Azure・Google Cloudの3大クラウドプラットフォームに対応し、国内外の企業・組織を主要顧客とする。
2013年のサイバーセキュリティ事業開始以来、M&Aも活用しながら事業領域を拡張し、現在はサイバーセキュリティ事業の単一セグメントで運営している。
ビジネスモデル
主力プロダクトはいずれも月額課金のサブスクリプション型モデルを採用しており、継続課金ユーザーのMRRを積み上げることでARRを拡大する。2025年12月期のARRは4,997,633千円(前年比22.0%増)に達した。
売上総利益率は65.6%(売上総利益3,333,608千円÷売上高5,084,678千円)、営業利益率は21.7%と高水準を維持。解約率を低水準に抑えることでLTVを最大化する設計となっている。
企業の強み
2025年12月期の売上高は5,084百万円(前期比31.8%増)、営業利益は1,103百万円(前期比42.5%増)。売上高営業利益率は21.7%と、成長投資を継続しながら20%超の利益率を維持している。2021期から2025期にかけて売上高は約2.8倍に拡大した。
サブスクリプション型モデルにより、2025年12月期末のARRは4,997,633千円(前年比22.0%増)を達成。継続課金ユーザーの月額料金を積み上げる構造が収益の予見可能性を高め、解約率の低水準維持がLTV最大化に寄与している。
2019年2月に世界で7社目のAWS WAFマネージドルールセラーに認定(米国子会社経由)。AWS re:Inventへの3年連続出展などグローバルプロモーションを強化し、WafCharmの販売高は前年比136.39%増を記録。AWS Marketplaceを通じた世界展開基盤を保有する。
エンヴァリスの着眼点
業績トレンド
売上高は2021期1,817百万円→2022期2,276百万円→2023期3,061百万円→2024期3,858百万円→2025期5,085百万円と5期連続で拡大。2026年12月期第1四半期累計は売上高1,393百万円(前年同期比17.5%増)、営業利益362百万円(同50.6%増)、経常利益382百万円(同82.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益261百万円(同61.2%増)。
前年同期に計上された為替差損・株式交付費の消滅が経常利益の大幅増に寄与。外部要因として生成AI普及に伴うサイバー攻撃増加・複雑化が需要を下支えしており、ARRは前年同期比16.2%増の5,194,574千円に達した。
通期予想(売上高6,000百万円・営業利益1,200百万円)に変更なし。
成長戦略
プロダクト拡充・AI投資・M&Aを軸に2030年12月期売上高200億円・営業利益40億円を目指す
「攻撃遮断くん」「WafCharm」の新規受注好調を維持し、ARRを継続的に伸長させる。2026年12月期第1四半期末ARRは前年同期比16.2%増の5,194,574千円に達しており、安定的な積み上げが継続している。
「CloudFastener」のオプションサービスを新規提供開始し、既存顧客への追加販売を促進。顧客の多様なニーズに応える体制を強化することで、顧客単価の向上と解約率の低減を図る。
スピードと信頼性を両立した生成AI開発・活用を推進するため、生成AIのTrustを評価・判断する専門組織「AI Trust Board」を設置。AI活用による業務効率化・プロダクト競争力強化を目指す。
2030年12月期に連結売上高200億円・営業利益40億円の達成を定量目標として掲げ、プロダクト拡充・M&A・人材投資を組み合わせた成長戦略を推進。2026年12月期通期予想は売上高6,000百万円・営業利益1,200百万円で変更なし。
最終更新: 2026年7月17日

