競合激化による事業影響
既存事業者や新規参入事業者との競争激化、または画期的なコンセプトを持つ他社サービスの出現により、当社グループの市場シェアや収益性が損なわれるリスクがある。発生頻度は5段階中4と最も高く評価されており、利益影響度も中(年間10億円以上30億円未満)とされている。新たな提供価値の創造やM&A・資本業務提携の推進により競争力維持に努めている。
技術革新への対応遅延
急速な技術革新への対応が遅延した場合、サービス競争力の低下や予想外の開発費増加が生じるリスクがある。発生頻度は5段階中3、利益影響度は中(年間10億円以上30億円未満)と評価されており、クラウド・AI等の技術変化が激しい事業環境において特に重要なリスクとして認識されている。新技術の積極的な投入や特許取得等による知的財産権保護を対応策としている。
M&A・投資有価証券リスク
企業買収や投資有価証券の取得後に事業計画が遅延した場合や、投資有価証券の減損損失が発生した場合、財務状況に悪影響を及ぼすリスクがある。発生頻度は5段階中3、利益影響度は中(年間10億円以上30億円未満)と評価されている。対応として対象企業への十分なデューデリジェンスの実施と、買収後のモニタリング・フォローアップの徹底を行っている。
個人情報漏洩・不正アクセス
名刺・請求書等の企業重要情報を扱うサービスの性質上、外部からの不正アクセスや内部の故意・過失による顧客情報の漏洩・消失・改ざん・不正利用リスクが存在する。顕在化した場合、顧客信頼の喪失や法的責任が生じる可能性がある。対応としてISO/IEC 27001等の認証取得、プライバシーマーク付与、全役職員への個人情報保護士資格取得義務付けを実施している。
設備・ネットワーク障害
火災・地震等の自然災害や外的破損、人的ミスによるシステム障害が発生した場合、当社グループのサービス提供に支障をきたすリスクがある。クラウドサービスを主力とする事業モデルにおいてシステム安定性は顧客維持の根幹であり、障害長期化は顧客離脱につながる可能性がある。複数サーバーによる負荷分散、定期バックアップ、障害発生時の復旧訓練を実施している。
サービス不具合・障害対応
アプリケーション・ソフトウエア・システムにおける各種不具合や致命的な障害の発生、および障害発生時の対応遅延や既存顧客へのフォロー不足が顧客満足度低下・解約増加につながるリスクがある。信頼度の高い開発体制の構築・維持とインシデントガイドラインの策定・実施により対応している。
プライバシー関連法規制
国内外における新たなプライバシー関連法規の制定やインターネット関連事業者を規制する法律の整備により、事業運営コストの増加やサービス提供方法の変更を余儀なくされるリスクがある。個人情報・企業情報を大量に取り扱う事業特性上、規制強化の影響を直接受けやすい。法的規制等の情報収集と課題抽出・解決策の実行により対応している。
人材確保・育成の困難
優秀な人材の不足、営業人材の確保遅延・流出、ハラスメントや多様性への配慮不十分による生産性低下が事業成長の制約要因となるリスクがある。急速な事業拡大を支えるためには継続的な人材採用・育成が不可欠であり、IT人材市場の競争激化が背景にある。優秀な人材の採用強化、社内育成による体制強化、労働環境の整備を対応策としている。
海外展開リスク
海外特有のリスク(法規制・政治・文化的差異等)への対応困難や、海外事業の収益化遅延が生じた場合、投資回収が長期化し財務負担が増大するリスクがある。当社グループは海外展開を成長戦略の一環として推進しており、事業展開地域の情報収集と適切な事業計画の策定により対応している。
資金調達・信用リスク
信用低下による資金調達の制限や、クレジットカードサービスの急拡大に伴う決済性資金確保の難易度上昇が財務運営に支障をきたすリスクがある。特にフィンテック領域への事業拡大に伴い、回収不能リスクへの備えが重要性を増している。資本市場との継続的な対話・情報開示による信用維持、資金調達手段の多様化、財務基盤の整備を対応策としている。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年4月27日

