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gooddaysホールディングス株式会社

4437東証グロース情報通信業

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事業内容

gooddaysホールディングスは、流通小売・金融向けITソリューションを提供するオープンリソース株式会社(ITセグメント)と、賃貸リノベーション・Co-Living施設運営・集客メディアを一気通貫で展開するグッドルーム株式会社(暮らしセグメント)を傘下に持つ純粋持株会社。2016年に「暮らし×IT」の融合を掲げて設立され、2019年に東証マザーズ(現グロース)上場。

主要顧客は百貨店・量販店・金融機関(IT)と不動産オーナー・法人(暮らし)。三菱地所・小田急電鉄・三越伊勢丹システム・ソリューションズ等との資本業務提携を通じて事業基盤を強化している。

ビジネスモデル

ITセグメントでは自社プロダクト「Redxクラウド POS」のSaaS型ライセンス・保守収益(Redxビジネス)と、金融・流通向けシステム受託開発(ユーザーコネクトビジネス)を組み合わせる。暮らしセグメントでは、リノベーション施工→goodroomメディアによる集客→goodroom residence等の施設運営という一気通貫サイクル(One Cycleモデル)でストック型継続収益を積み上げる。

両セグメントとも「標準化」を軸に限界利益型ビジネスへの転換を推進している。

企業の強み

リノベーション施工・goodroomメディアによる集客・施設運営を自社完結できる体制を持つ。2026年3月期末時点でgoodroom residenceの累計稼働室数は約1,300室に達し、goodroomソリューションビジネスの売上高は前年比121.2%増を記録。

一気通貫モデルが競合との差別化要因となっている。

三越伊勢丹システム・ソリューションズとの業務提携(2024年3月締結)を基盤に「Redxクラウド POS百貨店標準」を開発し、東武百貨店・デパートリウボウへの導入を完了。2027年3月期に向けた新規顧客受注も獲得済みであり、全百貨店への共通基盤展開を目指す独自プロダクト資産を保有している。

三菱地所・小田急電鉄・東急不動産ホールディングス・コクヨ・gbDXTechnologyとの資本業務提携を締結。竹中工務店所有の旧社員寮3物件のリノベーション受託や西武不動産向け売上高1,813百万円(2026年3月期、総売上の15.8%)など、提携ネットワークを通じた大型案件獲得実績を持つ。

エンヴァリスの着眼点

2026年3月期の売上高は11,505百万円(前期比30.7%増)、営業利益933百万円(同54.2%増)と大幅な増収増益を達成。牽引役はgoodroomソリューションビジネスの売上高前期比121.2%増。

一方、有形固定資産取得1,877百万円の先行投資により投資CFは2,076百万円の支出となり、自己資本比率は前期54.8%から41.5%へ低下。外部環境として不動産ストック活用需要の高まりが追い風となっているが、借入金残高(短期800百万円+長期1,498百万円)の返済能力と営業CFの回復が今後の評価ポイントとなる。

2026年3月期末の累計稼働室数は約1,300室で2,000室目標に向けて進捗しているが、施設拡大に伴う先行コスト(建物及び構築物純額が前期476百万円→当期1,589百万円へ急増)が営業CFを圧迫し、当期の営業CFは254百万円(前期638百万円)に留まった。期末に大型案件完了に伴う売掛金・契約資産の929百万円増加も一時的な資金負担となっている。

稼働室数の積み上がりがストック型賃貸収入(その他収益1,605百万円)の安定成長に繋がるかが、継続的な利益率改善の鍵となる。

ITセグメントのRedxビジネス売上高は1,275百万円(前期比10.1%減)と投資優先の結果として減収。一方、ユーザーコネクトビジネスは2,495百万円(同6.5%増)と堅調で、ITセグメント全体の売上高3,770百万円・セグメント利益402百万円は前期を上回った。

2027年3月期は「百貨店標準共同センター」の基盤構築と全小売業界への展開開始が計画されており、Redxビジネスの収益化加速が見込まれる。ただし、AIを活用した開発コスト削減効果の実現度合いと新規顧客獲得ペースが、ITセグメントの利益率改善を左右する。

成長戦略

標準型サービスモデルへの転換とgoodroom residence拡大によるストック型収益基盤の確立

三越伊勢丹システム・ソリューションズとの業務提携に基づき開発した「Redxクラウドポス百貨店標準」を東武百貨店・デパートリウボウへ導入完了。2027年3月期に百貨店標準共同センターの基盤を構築し、全小売業界への展開を開始することで継続型サービス収益の拡大を図る。

2026年3月期に約800室を新規稼働させ累計約1,300室に到達。竹中工務店所有の旧社員寮3物件リノベーション受託やミネルバ大学日本拠点(品川高輪)開業など大手企業との受託案件を積み上げ、2,000室目標に向けて順調に進捗。稼働室数の増加がストック型賃貸収入の安定成長に直結する。

システム開発へのAI活用により開発コスト削減・開発期間短縮を実現。今後はRedxを通じて蓄積される購買・顧客情報を活用した「データ活用基盤」の提供により、施設運営やテナント支援向けマーケティング分析・施設立案サービスへの展開を計画している。

両セグメントの標準型サービスモデルを統合したサービスプラットフォームを実現し、プラットフォームビジネスおよびグローバル展開を目指す中長期戦略。2026年7月の青山新本社オフィス設置によりグループ全体の集約と新しい働き方改革を推進する。

最終更新: 2026年7月19日