リックソフト株式会社4429
ツールソリューション事業(単一セグメント)
Atlassian製品を核とした国内最大級のツールソリューション専業企業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(Q1累計) | 2,840百万円 | 2,872百万円(前年同期) | ↓ |
| 営業利益(Q1累計) | 125百万円 | 129百万円(前年同期) | ↓ |
| 経常利益(Q1累計) | 127百万円 | 97百万円(前年同期) | ↑ |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益(Q1累計) | 92百万円 | 74百万円(前年同期) | ↑ |
| 売上高営業利益率(Q1累計) | 4.4% | 4.5%(前年同期) | — |
| 1株当たり四半期純利益(Q1累計) | 20.61円 | 16.58円(前年同期) | ↑ |
| 総資産 | 9,871百万円 | 9,632百万円(2026年2月期末) | ↑ |
| 純資産 | 3,421百万円 | 3,316百万円(2026年2月期末) | ↑ |
| 自己資本比率 | 34.7% | 34.4%(2026年2月期末) | ↑ |
| 通期売上高予想 | 12,195百万円(前期比12.0%増) | 10,893百万円(2026年2月期実績) | ↑ |
| 通期営業利益予想 | 200百万円(前期比46.7%減) | 377百万円(2026年2月期実績) | ↓ |
事業詳細
リックソフトは「ソリューション事業」の単一セグメントで構成される。Atlassian社製品(Jira・Confluenceなど)を中心に、ライセンス販売・SIサービス・マネージドサービス・自社開発プロダクトを組み合わせ、顧客の課題解決から運用支援まで一貫して提供する。主要顧客は大企業で、ランド・アンド・エクスパンド戦略により継続的な利用拡大を図る。2027年2月期第1四半期(2026年3月〜5月)は売上高2,840百万円(前年同期比1.1%減)、営業利益125百万円(同3.3%減)と微減収減益となった。
直近の概況
Q1は微減収減益も、為替差損消滅により経常・純利益は大幅改善
2027年2月期第1四半期(2026年3〜5月)は売上高2,840百万円(前年同期比1.1%減)、営業利益125百万円(同3.3%減)と微減収減益。一方、前年同期に33百万円計上した為替差損が当期はゼロとなり、経常利益は127百万円(同31.2%増)、純利益は92百万円(同24.8%増)と大幅改善。また、2026年6月にシンガポールのITコンサルティングファームInformation Officer Pte. Ltd.(東南アジア〜米国に顧客基盤)との資本業務提携を決議し、同社はRicksoft Singapore Pte. Ltd.に社名変更予定。アジア太平洋地域を含むグローバル展開を加速させる方針。通期業績予想(売上高12,195百万円、営業利益200百万円)に変更はない。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 全業種でのDX投資加速とクラウド・AI需要の継続的拡大(生成AI実装を含む事業モデル変革需要の本格化)
- Atlassian製品のクラウド移行(Cloud移行)需要の取り込みによるライセンス案件の大型化
- ランド・アンド・エクスパンド戦略による既存大企業顧客内での利用拡大(ストック売上の積み上がり)
- Ricksoft Singapore Pte. Ltd.(旧Information Officer Pte. Ltd.)との資本業務提携によるアジア太平洋〜米国市場へのグローバル展開加速
- コンサルティングサービス強化による高付加価値化と顧客DX実現パートナーとしての地位確立
- 社内DX推進・働き方改革による生産性向上およびコストダウン
リスク
- Atlassian社製品への売上依存度が高く、同社の製品戦略・価格政策・パートナー制度変更が業績に直接影響
- ライセンス仕入コストが売上高を上回るペースで増加しており、売上総利益率の低下が継続(Q1売上総利益率21.4%)
- 戦略投資先行による営業利益の大幅減益(通期予想は営業利益200百万円、前期比46.7%減)
- IT人材の獲得競争激化による採用コスト上昇・人材確保難
- 自社プロダクト(Atlassianアドオン)の海外競合製品との競争激化
- 為替変動リスク(前年同期は為替差損33百万円を計上、当期は解消したが引き続き変動リスクあり)
- グローバル展開(シンガポール拠点等)に伴う地政学リスクおよび海外事業運営リスク
最終更新: 2026年5月27日

