Atlassian製品への高依存
当連結会計年度における売上高に占めるAtlassianライセンスの売上は78.4%に達しており、事業の大部分がAtlassian製品の販売・サービスに依存している。競合製品の登場や製品陳腐化による競争力低下、またAtlassian社の経営戦略変更やパートナー契約解除が生じた場合、財政状態及び経営成績に重大な影響を及ぼす可能性がある。対応策としてWorkato・Miro等Atlassian以外のツール提供比率の引き上げに取り組んでいる。
IT投資動向の変化
当社グループの主要顧客は企業であり、これまで顧客企業のIT投資意欲の上昇を背景に事業を拡大してきた。国内外の経済情勢や景気動向の悪化により顧客企業のIT投資意欲が減退した場合、新規顧客開拓の低迷や既存顧客からの受注減少につながる恐れがある。事業・顧客・地域の分散を図り、付加価値の高いサービス提供によりリスク低減に努めている。
競合激化リスク
大手・中小を問わず競合企業が国内外に存在しており、海外には類似製品も多数存在する。競合他社の技術力・サービス向上や海外類似製品の国内市場参入により競争が激化した場合、営業案件の失注や製品販売・サービス契約の減少を招く可能性がある。顧客ニーズを反映した製品・サービスの継続的提供と最新情報の積極的な蓄積・分析により対応している。
技術革新・顧客ニーズへの対応遅延
IT業界では新技術開発と新商品導入が頻繁に行われており、顧客ニーズの変化も激しい。何らかの理由でこれらへの対応が遅れた場合、提供サービスの競争力が低下するとともに、予定外の追加投資が必要となり業績に影響を与える可能性がある。最新技術動向の常時把握体制の構築と優秀な人材の確保・教育により迅速な対応を目指している。
人材確保・育成と資格者確保
事業拡大に向けてエンジニアを中心とした優秀な人材の確保・育成が重要課題であり、Atlassianをはじめ各ツールのパートナーランク維持のための認定技術資格取得者の確保も不可欠である。必要な人材の安定的な確保ができない場合、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性がある。積極的な採用活動の継続と働き方改革の推進による従業員定着率向上に取り組んでいる。
情報漏洩・セキュリティリスク
業務上、多数の顧客企業の情報資産を取り扱っており、何らかの理由により重要な情報資産が外部に漏洩した場合、社会的信用の失墜や損害賠償責任の発生により財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性がある。ISO27001・ISO27017の認証取得や情報セキュリティ基本方針の策定、役職員・協力会社への教育研修実施により情報管理体制の強化に努めている。
代表取締役への依存
創業者である代表取締役大貫浩氏は経営方針・事業戦略の決定からビジネスモデル構築・事業化まで重要な役割を担っており、今後も業務全般において同氏の経営手腕への依存度が高い状況にある。何らかの理由により同氏が業務執行を継続することが困難となった場合、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性がある。取締役会等での役員・部長間の情報共有強化と経営組織の整備により、特定人物への過度な依存からの脱却を進めている。
M&A・資本業務提携リスク
成長加速を目的としたM&Aや資本業務提携において、事前審査では把握できなかった偶発債務や未認識債務が判明した場合、または事業展開が計画どおりに進まない場合、投下資本の回収が困難になる可能性がある。対象企業の財務内容や契約関係について詳細な事前審査を実施しているが、時期や発生可能性は不明である。投資前のデューデリジェンスの徹底と事業計画の合理性の十分な検討により対応している。
海外事業展開リスク
米国に子会社を設立し、自社ソフトの企画・開発・販売・サポート活動を展開しているが、想定どおりに事業展開が進まなかった場合、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性がある。適切な組織規模や人員配置により事業拡大を図る方針であるが、海外特有のリスクも内包している。事業の進捗や課題の状況を定期的に把握・管理することでリスク低減に努めている。
システム障害・サイバー攻撃
事業はインターネット経由で行われており、通信ネットワークへの依存度が高い。アクセス急増による負荷増大、外部からのサイバー攻撃、自然災害・事故等による予期しないトラブルが発生し大規模なシステム障害が生じた場合、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性がある。サーバー設備やセキュリティ強化等のシステム管理体制整備により安定的なサービス提供に努めている。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年4月27日

