株式会社フレクト4414
クラウドソリューション事業(単一セグメント)
企業のDXを支援するマルチクラウド・インテグレーター(単一セグメント)
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(通期・2026年3月期) | 8,251百万円 | 7,949百万円 | ↑ |
| 営業利益(通期・2026年3月期) | 1,244百万円 | 1,085百万円 | ↑ |
| 経常利益(通期・2026年3月期) | 1,245百万円 | 1,081百万円 | ↑ |
| 当期純利益(通期・2026年3月期) | 684百万円 | 720百万円 | ↓ |
| 売上総利益率(2026年3月期) | 47.4% | 44.6% | ↑ |
| 営業利益率(2026年3月期) | 15.1% | 13.7% | ↑ |
| 大手企業 四半期契約顧客数(2026年3月期Q4) | 70社 | 55社 | ↑ |
| 大手企業 ARPA(2026年3月期Q4) | 29.3百万円 | 33.3百万円 | ↓ |
| クラウドエンジニア等専門職従業員数(2026年3月末) | 415人 | 359人 | ↑ |
| 1株当たり純資産額 | 414.43円 | 443.67円 | ↓ |
| 自己資本比率 | 60.5% | 64.8% | ↓ |
事業詳細
「あるべき未来をクラウドでカタチにする」をビジョンに掲げ、Salesforce・MuleSoft・Databricks・Okta(Auth0)等マルチクラウドを活用したDX支援を展開。国内大手企業(日経225/400/500採用企業等)を主要顧客とし、データ連携・ID統合・データ統合プラットフォーム構築にAIを加えたトータルサービスを提供。「攻めのDX」(顧客接点・サービス商品・ビジネスモデルの変革)を支援するマルチクラウド・インテグレーターとして、2026年3月期は過去最高の売上高を達成した。
直近の概況
過去最高売上を達成、大規模自己株式取得で純資産が大幅減少
2026年3月期は売上高8,251百万円(前期比3.8%増)と過去最高を更新。売上総利益率は47.4%(前期44.6%)へ改善し、営業利益は1,244百万円(同14.6%増)と増益。一方、関係会社株式評価損102百万円の計上等により当期純利益は684百万円(同5.1%減)。財務面では自己株式取得1,199百万円を実施し純資産が2,235百万円(前期2,722百万円)へ減少、現金及び現金同等物も1,136百万円(前期2,128百万円)へ大幅減少。大手企業の四半期契約顧客数は70社(前年同期55社)へ拡大し、金融業界向けAgentforce・Data 360・Databricks・MuleSoftで複数新規受注を獲得した。2027年3月期は売上高10,400百万円(前期比26.0%増)、営業利益1,247百万円(同0.3%増)を予想し、積極的な人材投資(2026年4月新卒40人入社)を見込む。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 旺盛な国内DX需要(国内DX市場は2030年度に9兆2,666億円規模へ拡大予測)
- 国内パブリッククラウドサービス市場の高成長(2023〜2028年CAGR 15.7%)
- 国内AIシステム市場の急拡大(2024年から2029年にかけてマルチAIエージェント活用で高成長見込み)
- 大手企業顧客数の継続的拡大(2026年3月期Q4:70社、前年同期比+15社)
- Agentforce・Data 360・Databricks等AI/データ統合領域での新規受注獲得(金融業界を中心に複数受注)
- クラウドエンジニア等専門職従業員の継続的増員(2026年3月末:415人、前年同期359人)
- AI-Readyなシステム構築とAI導入・活用の両領域に豊富なナレッジと実績を有するユニークなポジション
- Salesforceを中心としたマルチクラウドパートナーシップによる効率的な案件獲得
- 中央官庁・地方自治体等公共領域の継続開拓および金融業界への新規進出
リスク
- クラウドエンジニア人材の確保・育成難(市場全体でエンジニア不足が深刻化)
- ARPA(顧客当たり平均売上高)の低下傾向(2026年3月期Q4:29.3百万円、前年同期33.3百万円。新規顧客増加に伴う少額取引比率上昇)
- 特定顧客への売上集中リスク
- 大規模自己株式取得(1,199百万円)による現金及び現金同等物の大幅減少(期末残高1,136百万円)と財務余力の低下
- 持分法投資損失の拡大(2026年3月期:87百万円、前期15百万円)および関係会社株式評価損計上による当期純利益への影響
- 顧客の機密情報・個人情報の管理リスク(情報漏洩・セキュリティインシデント)
- 海外政治経済動向・物価上昇等マクロ環境の不透明感による顧客のDX投資抑制リスク
- 2027年3月期の売上高26.0%増計画達成に向けた採用・人件費増加による費用拡大リスク(営業利益増加率は0.3%にとどまる予想)
最終更新: 2026年6月22日

