モビルス株式会社4370
SaaSソリューション事業(単一セグメント)
コンタクトセンター向けSaaS・AIソリューションを提供する単一事業会社
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年8月期第3四半期累計・連結) | 1,565百万円 | 1,320百万円(前年同期) | ↑ |
| 営業利益(2026年8月期第3四半期累計・連結) | -77百万円 | 44百万円(前年同期) | ↓ |
| EBITDA(2026年8月期第3四半期累計・連結) | 122百万円 | 170百万円(前年同期) | ↓ |
| ARR(2026年8月期第3四半期末) | 1,459,033千円 | 1,472,666千円(2026年8月期第2四半期末) | ↓ |
| 契約当たり平均単価(2026年8月期第3四半期末) | 325千円 | 311千円(2026年8月期第2四半期末) | ↑ |
| 直近12ヵ月平均解約率(2026年8月期第3四半期末) | 0.75% | 0.68%(2026年8月期第2四半期末) | ↓ |
| SaaSプロダクト契約数(2026年8月期第3四半期末) | 304件 | 318件(2026年8月期第2四半期末) | ↓ |
| 通期売上高予想(2026年8月期・連結) | 2,298百万円 | 1,855百万円(2025年8月期実績) | ↑ |
| 通期営業利益予想(2026年8月期・連結) | -110百万円 | 91百万円(2025年8月期実績) | ↓ |
事業詳細
モビルス株式会社(連結子会社vottia株式会社含む)は、コンタクトセンター向けにチャット・ボイスボット・オペレータ支援AIなどのSaaSプロダクトと、コンサルティング・カスタマイズ開発等のプロフェッショナルサービスを提供する。直販・代理店・OEMの3チャネルを通じ、金融・製造・官公庁など幅広い業種の大企業に展開。2026年8月期通期売上高2,298百万円(前期比+23.9%)を予想しており、先行投資フェーズにある。
直近の概況
売上高は前年同期比+18.5%増収も、先行投資拡大で連結営業損失が拡大
2026年8月期第3四半期累計(2025年9月〜2026年5月)の連結売上高は1,565百万円(前年同期比+18.5%)。代理店経由のチャットソリューション拡販とMooA導入案件によりプロフェッショナルサービスが前年同期比+31.4%成長。一方、販売費及び一般管理費が1,066百万円(前年同期840百万円)に膨らみ、連結営業損失は77百万円(前年同期は営業利益44百万円)に転落。ARRは第2四半期末の1,472,666千円から1,459,033千円へ小幅減少し、契約数も304件と微減。通期業績予想(売上高2,298百万円、営業損失110百万円)に変更はなく、第3四半期累計の売上高進捗率は68.1%。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 代理店チャネル経由のチャットソリューション拡販(2026年8月期第3四半期末ARRのうち代理店分507,348千円、前期第3四半期末比+26.4%増)
- 新規案件の大型化とアップセル/クロスセルによる契約当たり平均単価の継続的上昇(325千円、前年同期比+38千円増)
- MooA(生成AI関連製品)の導入拡大によるオペレータ支援AI需要の取り込みとカスタマイズ開発案件の増加
- 有償カスタマーサクセス案件の獲得増加によるプロフェッショナルサービスの高成長(前年同期比+31.4%)
- vottia社AIエージェント「maestra」による消費者向け自動応答領域への新規展開
- 国内企業の人手不足・コスト削減圧力を背景としたコンタクトセンター効率化・自動化需要の継続的拡大
リスク
- 連結子会社vottia株式会社の先行投資による損失計上が継続し、連結ベースでの営業損失が拡大するリスク(2026年8月期第3四半期累計・連結営業損失77百万円、個別営業利益33百万円との乖離が拡大)
- ARRが第2四半期末1,472,666千円から第3四半期末1,459,033千円へ減少に転じており、成長鈍化リスクが顕在化
- SaaSプロダクト契約数が304件(前年同期比96.2%)と微減傾向にあり、解約率も0.75%へ小幅上昇
- 販売費及び一般管理費の急増(前年同期比+26.9%)により、売上増収が利益に結びつかない費用構造リスク
- 生成AI技術の急速な進化に伴う競合激化・技術陳腐化リスク
- コンタクトセンター向けSaaS市場における競合他社との価格競争激化リスク
- 優秀なエンジニア人材の確保・育成難による開発体制の制約リスク
最終更新: 2025年11月26日

