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株式会社トリケミカル研究所

4369東証プライム化学

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株式会社トリケミカル研究所4369

半導体等製造用高純度化学化合物事業(単一セグメント)

半導体製造向け高純度化学化合物の開発・製造・販売を行う単一事業会社

期間今期前期増減率
売上高(2027年1月期第1四半期累計)7,489百万円6,570百万円(2026年1月期第1四半期)
営業利益(2027年1月期第1四半期累計)2,069百万円1,713百万円(2026年1月期第1四半期)
売上高営業利益率(2027年1月期第1四半期累計)27.6%26.1%(2026年1月期第1四半期)
経常利益(2027年1月期第1四半期累計)2,485百万円1,640百万円(2026年1月期第1四半期)
親会社株主に帰属する四半期純利益(2027年1月期第1四半期累計)1,855百万円1,208百万円(2026年1月期第1四半期)
減価償却費(2027年1月期第1四半期累計)605百万円408百万円(2026年1月期第1四半期)
1株当たり四半期純利益57.09円37.16円(2026年1月期第1四半期)
自己資本比率77.9%76.5%(2026年1月期末)
売上高(2027年1月期通期予想)27,000百万円23,883百万円(2026年1月期実績)
営業利益(2027年1月期通期予想)6,000百万円5,902百万円(2026年1月期実績)
経常利益(2027年1月期通期予想)6,300百万円7,090百万円(2026年1月期実績)

事業詳細

トリケミカル研究所グループは、半導体ウェハプロセス(CVD・ドライエッチング・拡散)に用いられる高純度化学化合物を開発・製造・販売する。主要顧客はTOPCO Scientific、日本エア・リキード、Changxin Xinqiao Memory Technologiesなど。日本(南アルプス事業所)・台湾(三化電子材料)・韓国(SK Tri Chem、持分法)・中国(上海特李化学、安徳拓化)の東アジア4極体制で事業を展開し、先端ロジック・メモリ向けを中心に供給する。

直近の概況

2027年1月期第1四半期は売上高・営業利益・経常利益・純利益がいずれも大幅増収増益

2027年1月期第1四半期(2026年2月〜4月)は、売上高7,489百万円(前年同期比14.0%増)、営業利益2,069百万円(同20.8%増)、経常利益2,485百万円(同51.5%増)、親会社株主帰属純利益1,855百万円(同53.6%増)と全利益段階で大幅増益。経常利益の大幅増は韓国関係会社SK Tri Chem Co., Ltd.に係る持分法による投資利益295百万円の計上および前年同期に発生した為替差損336百万円が解消したことが主因。地域別では台湾向けが2,460百万円(前年同期1,705百万円)と大幅拡大。製品別ではMetal系CVD材料が1,676百万円(同1,152百万円)と約45%増。設備投資は2,423百万円(前年同期795百万円)と大幅増加し、南アルプス事業所等の生産体制構築を加速。通期業績予想は2026年3月13日公表値から変更なし。

主要プロダクト

product
CVD材料(High-k系)

2027年1月期第1四半期売上高3,567百万円(前年同期3,493百万円)。Si半導体向け最大カテゴリーであり、先端ロジック・メモリ向けに安定した需要を有する。

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CVD材料(Metal系)

2027年1月期第1四半期売上高1,676百万円(前年同期1,152百万円)。前年同期比約45%増と高成長を示しており、先端ロジック・メモリ向け需要拡大が寄与。

product
ドライエッチング材料

2027年1月期第1四半期売上高998百万円(前年同期874百万円)。南アルプス事業所における新規エッチング材料の大量生産体制構築が進行中。

product
その他Si半導体向け材料

2027年1月期第1四半期売上高1,020百万円(前年同期744百万円)。前年同期比約37%増と大幅拡大。

product
その他用途材料(Si半導体向け以外)

2027年1月期第1四半期売上高227百万円(前年同期308百万円)。受託合成・受託実験サービスを含む。

成長ドライバー

  • 生成AI普及に伴うデータセンター投資拡大による先端ロジック・メモリ向け半導体製造用化学材料の需要増加
  • 一部中国顧客における地政学リスクに備えた在庫積み増しによる一時的需要増加
  • 台湾向け売上高の大幅拡大(前年同期比約44%増)による地域分散と成長
  • Metal系CVD材料の急拡大(前年同期比約45%増)など製品ミックス改善
  • 南アルプス事業所における新規エッチング材料の大量生産体制構築と設備増強(第1四半期有形固定資産取得2,423百万円)
  • 台湾子会社・三化電子材料股份有限公司の銅鑼工場における生産体制増強
  • 中国合弁会社・安徳拓化(安徽)電子材料有限公司の工場立上げによる中国市場への本格参入
  • 韓国関連会社SK Tri Chem Co., Ltd.とのシナジー強化・持分法投資利益の貢献
  • 販売価格改定によるコスト上昇局面への対応と収益改善

リスク

  • 中国市場における顧客の生産効率化・対中規制強化による需要減少リスク(在庫積み増しの一時的需要増が剥落した場合の反動減)
  • 原材料価格・エネルギー価格の変動による製造コスト上昇リスク
  • 為替変動(特に円安)に伴う輸入コスト増加リスク
  • 米国の通商政策・関税政策の変化による世界経済・半導体市場への影響
  • 地政学リスク(台湾・韓国・中国での事業展開に伴うカントリーリスク)
  • 持分法適用関連会社SK Tri Chem Co., Ltd.の業績悪化リスク(通期では経常利益・純利益が減益予想)
  • 南アルプス事業所等の大型設備投資に伴う減価償却費増加による利益率低下リスク(第1四半期減価償却費605百万円と前年同期比48%増)
  • 主要顧客3社(TOPCO Scientific・日本エア・リキード・Changxin Xinqiao)への売上集中リスク
  • 通期予想において経常利益・純利益が前期実績比で減益見込み(経常利益6,300百万円、前期7,090百万円比11.1%減)

最終更新: 2026年4月24日