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株式会社ユークス

4334東証スタンダード情報通信業

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事業内容

株式会社ユークスは1993年創業、東京証券取引所スタンダード市場上場のデジタルコンテンツ企業。家庭用・業務用ゲーム機向けソフト開発、パチンコ・パチスロ向け映像開発、XR(拡張現実)技術を活用したライブ制作、モバイルコンテンツ開発を主要事業とする。

子会社に株式会社ファイン(ネットワーク業務)、ユークスミュージック株式会社を持つ。主要顧客はアークシステムワークス、アイレムソフトウェアエンジニアリング等の国内ゲームパブリッシャーおよびパチンコ・パチスロメーカー。

独自開発のARライブシステム「ALiS ZERO®」を活用したXR事業でも実績を積み上げている。

ビジネスモデル

主収益源は業務委託契約に基づくゲーム・遊技機・XRコンテンツの受託開発フィー。販売本数連動のロイヤリティ収入も補完的に獲得する。

2026年1月期の売上高は4,288百万円、営業利益率は4.2%。資金調達は原則自己資金を基本方針とし、財務健全性を維持。

ROEを主要経営指標として重視し、2025年1月期実績は8.3%を記録した。

企業の強み

CGとアナログ情報をAR技術で融合し、機器不要でバーチャルキャラクターを体感できる独自システム「ALiS ZERO®」を開発・他社提供。「あんさんぶるスターズ!!DREAM LIVE」全12公演×2ツアー、「プロジェクトセカイ 4th Anniversary 感謝祭」等の大型ライブで採用実績を持つ。

1993年創業以来、家庭用・業務用ゲーム、パチンコ・パチスロ映像、XR、モバイルと多分野にわたる開発実績を保有。「Tales of ARISE – Beyond the Dawn」「デジボク地球防衛軍2」等の大型タイトルへの参画実績があり、GAME CREATORS CONFERENCE'24での登壇が技術力を対外的に示している。

2025年1月期末時点で純資産2,517百万円、負債合計627百万円と自己資本比率は約80%の高水準を維持。短期借入金を300百万円削減し無借金経営に近い状態を実現。現金及び現金同等物は1,690百万円と手元流動性も十分確保されている。

エンヴァリスの着眼点

2027年1月期第1四半期は売上高1,119百万円(前年同期比21.5%増)、営業利益67百万円(同68.7%増)、経常利益70百万円(同71.4%増)と大幅な増収増益を達成。通期予想(売上高5,300百万円、営業利益275百万円)に対する第1四半期進捗率は売上高21.1%、営業利益24.4%と概ね順調。

一方、通期予想は前回公表値から変更なく、アクアプラス関連の新作タイトル貢献度や後半の受注動向が通期達成の鍵となる。

アクアプラスの連結寄与が売上高増加に貢献している一方、スマートフォンゲーム「うたわれるもの ロストフラグ」は2026年4月23日にサービスを終了。モバイルゲーム収益の喪失を「うたわれるもの 白への道標」(2026年5月28日発売)等の新作やグッズ販売で補完できるか、IP収益の持続性を見極める必要がある。

2027年1月期第1四半期末の自己資本比率は64.0%(前期末63.0%)と健全水準を維持。一方、現金及び預金は前期末比193百万円減少し1,070百万円となり、短期借入金も400百万円残存。

剰余金の配当84百万円が純資産を圧迫した。受注回復基調が継続する中でも、キャッシュフロー管理と借入金返済の進捗を継続的に確認する必要がある。

成長戦略

受託安定収益を基盤にIP収益比率を高めるハイブリッド型収益構造への進化

ゲーム・XR・遊技機の各分野で受注回復基調が継続。「龍が如く 極3」開発協力や大規模ライブCG制作等、実績案件の積み上げにより安定収益基盤を強化。2027年1月期第1四半期も各分野堅調に推移。

2025年8月子会社化のアクアプラスが連結売上高増加に寄与。「うたわれるもの 白への道標」(2026年5月28日発売)や関連グッズ販売等でIP収益を積み上げ。スマホゲーム「ロストフラグ」サービス終了後の収益代替が課題。

受託案件の堅調推移に加え、一部案件でロイヤリティ収入が発生。受託フィー依存からIP収益を組み合わせたハイブリッド型収益構造への移行を推進。IP収益比率の向上が中期的な収益安定化に寄与する見込み。

社内公募制度を通じた新規事業アイディアの発掘を継続。モバイルコンテンツのプロジェクト開発も進行中。既存受託・IP事業に次ぐ第三の収益柱の育成を目指す。

最終更新: 2026年7月17日