不良品発生リスク
ファブレス形態で商品生産を協力会社に委託しているため、受注金額の大きな案件で不良品が発生した場合、値引き・再発注・回収等の負担が生じ業績に重大な影響を及ぼす可能性がある。ISO9001認証を2008年1月取得・更新継続し、品質管理・生産管理体制を整備することで発生防止に努めている。
業績変動リスク
顧客企業のマーケティング予算の増減、新商品発売の有無、マーケティング手法の変化、大型案件の受注成否等により業績が大きく変動する可能性がある。広告・販促業界の特性上、顧客の意思決定に業績が左右されやすい構造となっている。上位10社の売上割合が概ね4割を占める顧客集中も変動幅を拡大させる要因となっている。
協力会社依存リスク
当社グループはファブレス形態を採用しており、商品生産を全面的に協力会社へ委託している。協力会社が倒産・業務停止に至った場合、特に金額の大きな案件において納期遅れや再生産が発生し、業績に重大な影響を及ぼす可能性がある。協力会社との取引関係に変化が生じた場合も同様のリスクが顕在化しうる。
法令違反・規制リスク
提供する商品・サービスは「不当景品類及び不当表示防止法」「製造物責任法(PL法)」「食品衛生法」等の規制を受けており、違反が発覚した場合には損害賠償や社会的信用の失墜により業績に重大な影響を及ぼす可能性がある。事前の法規チェック体制を整備し、PL保険・個人情報取扱事業者保険への加入により万一の事故に備えている。過去にPL法抵触事例は発生していない。
情報漏洩・セキュリティリスク
顧客企業の機密情報やキャンペーン応募・自社EC・市場調査を通じて取得した多数の個人情報を保有しており、情報漏洩が発生した場合には損害賠償や社会的信用の失墜により業績に重大な影響を及ぼす可能性がある。また、サイバー攻撃・不正アクセス・コンピューターウィルスによる情報流出・データ破壊・システム停止のリスクも存在する。2006年5月にプライバシーマーク認定を取得し、社内外の情報管理徹底・従業員教育・保険加入等の対策を講じている。
為替・カントリーリスク
顧客向け商品の一部を中国を中心とする海外から直接調達しており、大幅な円安や調達先国の経済・政治情勢の混乱が生じた場合、商品調達の停滞や仕入価格の上昇により業績に重大な影響を及ぼす可能性がある。現在の世界経済の環境変化を踏まえ、リスクが顕在化しやすい状況にあると認識されている。
のれん・固定資産減損リスク
当社グループはIFRSを適用しており、のれんの定額償却は不要だが、対象会社の経営成績悪化等により回収可能価額がのれん帳簿価額を下回る場合には減損処理が必要となる。また、需要構造の変化等により店舗等固定資産の収益性が低下した場合にも減損損失の計上が必要となり、財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性がある。
資金調達・財務制限条項リスク
コミットメントライン契約等に財務制限条項が付されており、これに抵触した場合には借入金の返済を求められ、不履行となれば期限の利益を喪失し、業績および財政状態に影響を及ぼす可能性がある。投資有価証券(上場・非上場株式等)の株価変動や公正価値測定の前提条件変化によるその他の包括利益・財政状態への影響も存在する。
資本業務提携・M&Aリスク
リソース強化・収益機会拡大を目的に資本業務提携を実施しており、外部専門家によるデュー・デリジェンスおよび取締役会での事前検討を経て実行している。しかし、事後的な想定外事象や環境変化により当初期待した効果が十分に得られなかった場合、業績および財政状態に影響を及ぼす可能性がある。
経営管理体制・人材リスク
当社グループは急速に事業を拡大しており、事業規模に見合った経営管理体制の構築が課題となっている。人財の確保・育成の遅れにより管理体制が事業規模に追いつかない場合、業績および財政状態に影響を及ぼす可能性がある。広告・販促業界は他業界に比べ有能な人材の確保・育成への依存度が高く、人材不足は事業継続上の重大リスクとなりうる。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年4月27日

