事業内容
株式会社エクサウィザーズは「AIを用いた社会課題解決を通じて、幸せな社会を実現する」をミッションに掲げ、2016年創業のAI専業企業。独自開発のAIアルゴリズムと業界知見を組み合わせ、広範な顧客向けに即座に活用可能なAIソフトウェアを提供する「AIプロダクト事業」と、大企業を中心に経営課題解決を支援する「AIソリューションサービス事業」の2事業を展開する。
主要プロダクトとしてexaBase DXアセスメント&ラーニング(導入2,534社・利用者約42万人)、exaBase 生成AI(導入1,422社・利用者約12万人)を擁し、SMBCグループ・NTTドコモビジネス等との資本業務提携を通じて事業基盤を拡充している。東京証券取引所グロース市場上場。
ビジネスモデル
大企業向けAI・DX支援(AIソリューションサービス事業)で個別課題を解決しながら業界知見を蓄積し、その知見を汎用AIプロダクト(exaBaseシリーズ)へ昇華させてSMB含む広範な顧客へ提供する「AIぐるぐるモデル」が収益構造の核心。AIプロダクト事業は売上総利益率82.8%の高収益構造を持ち、AIソリューションサービス事業(売上総利益率56.6%)が知見供給源として機能する。
両事業の相互補完により、スケーラブルな収益拡大を目指す。
企業の強み
exaBase DXアセスメント&ラーニングは2026年3月時点で導入社数2,534社・利用者数約42万人、exaBase 生成AIは導入社数1,422社・利用者数約12万人に到達。AIプロダクト事業の売上高は前期比+60.9%の4,916百万円、売上総利益率82.8%と高い収益性を実証している。
AIソリューションサービス事業で蓄積した大企業向け知見をプロダクト化する独自の循環モデルにより、2026年3月期に連結営業利益1,594百万円(前期23百万円)を達成。AIソリューションサービス事業の営業利益も前期比+58.7%の2,217百万円となり、両事業が同時に収益貢献する体制が確立した。
SOMPOホールディングス、パーソルホールディングス、アフラック生命保険、住友生命保険、出光興産、NTTドコモビジネス(旧NTTコミュニケーションズ)、SMBCグループ等との資本業務提携を積み重ね、大企業顧客への参入障壁と信用力を構築。2026年3月31日締結のSMBCグループとの提携は金融領域でのAI展開機会を拡大する。
エンヴァリスの着眼点
業績トレンド
売上高は2022期4,811百万円→2023期5,591百万円→2024期8,384百万円→2025期9,811百万円→2026期11,996百万円と5期連続増収。営業利益は2022期△201百万円→2023期△378百万円→2024期△305百万円→2025期23百万円→2026期1,594百万円と本格黒字化。
外部要因として企業の本格的なAI投資拡大・生成AI市場の急拡大が追い風となり、AIプロダクト事業が売上高+60.9%・営業利益+147.9%を牽引。売上原価は前期比△3.6%(減価償却費減少)、売上総利益率は66.7%(前期57.8%から大幅改善)。
2027年3月期は売上高15,600百万円(+30.0%)・営業利益2,300百万円(+44.3%)を予想。
成長戦略
「3P+Frontier」戦略とSMBC資本提携で企業変革AIカンパニーへ進化
顧客のAIトランスフォーメーション(AX)を推進する人材、AIの現場実装を支援する人材、オペレーションを担う人材を通じてテクノロジーの実装から運用までを伴走支援する体制を構築。SMBCグループ向け専任チームの採用・育成に第三者割当調達資金を充当予定。
AI導入・運用・データ活用・業務変革基盤として「exaBase」を深化させ、exaBase 生成AIをexaBase Studioと連動させAIエージェントの司令塔とする。最新LLMや内製化AIエージェントを安全に活用するセキュリティ基盤も強化。
exaBase 生成AI導入社数1,422社・約12万人と拡大中。
特定業界・業務の課題を解決するAIプロダクト・SaaS・業務支援サービスを強力に推進。各種AIプロダクトのAIエージェント対応開発を強化し、誰もが容易にAIエージェントを作成・活用できる世界を実現。
HR Tech事業をExa Enterprise AIへ移管(2026年4月1日効力発生)し専業化・開発スピード向上を図る。
事業特化型子会社の機動的設立と有力企業との業務提携・JV組成を積極推進。SMBCグループとの資本業務提携(2026年3月31日締結)、AIネイティブSI市場創出を目指すExa Frontier Edge設立(2026年4月1日)、エクサホームケアの完全子会社化(2026年4月30日)等を実施。
最終更新: 2026年7月18日

