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株式会社エクサウィザーズ

4259東証グロース情報通信業

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事業内容

株式会社エクサウィザーズは「AIを用いた社会課題解決を通じて、幸せな社会を実現する」をミッションに掲げ、2016年創業のAI専業企業。独自開発のAIアルゴリズムと業界知見を組み合わせ、広範な顧客向けに即座に活用可能なAIソフトウェアを提供する「AIプロダクト事業」と、大企業を中心に経営課題解決を支援する「AIソリューションサービス事業」の2事業を展開する。

主要プロダクトとしてexaBase DXアセスメント&ラーニング(導入2,534社・利用者約42万人)、exaBase 生成AI(導入1,422社・利用者約12万人)を擁し、SMBCグループ・NTTドコモビジネス等との資本業務提携を通じて事業基盤を拡充している。東京証券取引所グロース市場上場。

ビジネスモデル

大企業向けAI・DX支援(AIソリューションサービス事業)で個別課題を解決しながら業界知見を蓄積し、その知見を汎用AIプロダクト(exaBaseシリーズ)へ昇華させてSMB含む広範な顧客へ提供する「AIぐるぐるモデル」が収益構造の核心。AIプロダクト事業は売上総利益率82.8%の高収益構造を持ち、AIソリューションサービス事業(売上総利益率56.6%)が知見供給源として機能する。

両事業の相互補完により、スケーラブルな収益拡大を目指す。

企業の強み

exaBase DXアセスメント&ラーニングは2026年3月時点で導入社数2,534社・利用者数約42万人、exaBase 生成AIは導入社数1,422社・利用者数約12万人に到達。AIプロダクト事業の売上高は前期比+60.9%の4,916百万円、売上総利益率82.8%と高い収益性を実証している。

AIソリューションサービス事業で蓄積した大企業向け知見をプロダクト化する独自の循環モデルにより、2026年3月期に連結営業利益1,594百万円(前期23百万円)を達成。AIソリューションサービス事業の営業利益も前期比+58.7%の2,217百万円となり、両事業が同時に収益貢献する体制が確立した。

SOMPOホールディングス、パーソルホールディングス、アフラック生命保険、住友生命保険、出光興産、NTTドコモビジネス(旧NTTコミュニケーションズ)、SMBCグループ等との資本業務提携を積み重ね、大企業顧客への参入障壁と信用力を構築。2026年3月31日締結のSMBCグループとの提携は金融領域でのAI展開機会を拡大する。

エンヴァリスの着眼点

2026年3月期は営業利益1,594百万円(前期23百万円)、親会社株主帰属当期純利益1,533百万円と損益が劇的に改善。自己資本比率は34.3%から48.1%へ回復し、1株当たり純資産も29.13円から53.18円へ上昇。

前期に2,576百万円の純損失を計上した企業が1期で黒字転換した点は評価に値するが、繰延税金資産の回収可能性判断(法人税等調整額△464百万円)が純利益を押し上げた点は留意が必要。

AIプロダクト事業は売上高+60.9%・営業利益+147.9%と高成長を維持する一方、AIソリューションサービス事業の売上高成長率は+2.7%にとどまる。市場環境として企業のAI投資意欲は旺盛であるが、ソリューション事業では案件精査・人員配置転換を優先した体制移行が売上成長を抑制した。

2027年3月期予想(売上高15,600百万円・+30.0%)の達成にはソリューション事業の売上回復が不可欠。

三井住友フィナンシャルグループへの第三者割当(9,550,000株・払込総額約5,396百万円)により発行済株式数は約11%増加し、既存株主の希薄化が生じる。調達資金はSMBCグループ向け専任チームの人件費および将来的なM&A・資本参加等の戦略投資に充当予定。

金融領域でのAIトランスフォーメーション案件の具体化と収益貢献の時期・規模が株価評価の重要な変数となる。

成長戦略

「3P+Frontier」戦略とSMBC資本提携で企業変革AIカンパニーへ進化

顧客のAIトランスフォーメーション(AX)を推進する人材、AIの現場実装を支援する人材、オペレーションを担う人材を通じてテクノロジーの実装から運用までを伴走支援する体制を構築。SMBCグループ向け専任チームの採用・育成に第三者割当調達資金を充当予定。

AI導入・運用・データ活用・業務変革基盤として「exaBase」を深化させ、exaBase 生成AIをexaBase Studioと連動させAIエージェントの司令塔とする。最新LLMや内製化AIエージェントを安全に活用するセキュリティ基盤も強化。

exaBase 生成AI導入社数1,422社・約12万人と拡大中。

特定業界・業務の課題を解決するAIプロダクト・SaaS・業務支援サービスを強力に推進。各種AIプロダクトのAIエージェント対応開発を強化し、誰もが容易にAIエージェントを作成・活用できる世界を実現。

HR Tech事業をExa Enterprise AIへ移管(2026年4月1日効力発生)し専業化・開発スピード向上を図る。

事業特化型子会社の機動的設立と有力企業との業務提携・JV組成を積極推進。SMBCグループとの資本業務提携(2026年3月31日締結)、AIネイティブSI市場創出を目指すExa Frontier Edge設立(2026年4月1日)、エクサホームケアの完全子会社化(2026年4月30日)等を実施。

最終更新: 2026年7月18日