特定取引先への依存
2026年3月期における連結売上高の74.6%をマツダグループ向けが占めており、同社グループの販売動向やサプライチェーン上の外的要因による生産台数減少が直接的に業績へ波及するリスクがある。顧客多様化を経営戦略として掲げているが、現時点では依存度が依然として高い状態が続いている。
価格競争の激化
自動車業界全体の価格競争激化を受け、部品メーカー間の競合も激しさを増しており、低価格での受注を余儀なくされることで売上高の維持・拡大と収益性の確保が困難になるリスクがある。環境対応・軽量化・低価格等のニーズに応えつつ技術開発で付加価値向上を図っているが、価格転嫁が十分に行えない場合は財政状態・経営成績に影響を及ぼす可能性がある。
経済状況・需要変動
売上高の重要部分を占める自動車関連製品の需要は、日本・北米・中国・アジア・欧州の景気動向に大きく左右される。世界的な景気低迷や感染症の流行等による社会・経済の混乱は自動車需要を縮小させ、当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性がある。
新製品開発・技術力
金属・ガラスから樹脂への代替製品開発や樹脂循環サイクルの実現に取り組んでいるが、長期的な投資が新製品・新技術の創出につながる保証はなく、技術進歩や市場変化により製品価値が急速に低下するリスクがある。業界・市場の変化を十分に予測できず魅力ある新製品を開発・販売できない場合、将来の成長と収益性が低下する可能性がある。
海外事業リスク
北米・アセアン・中国で生産・販売活動を展開しており、予期しえない法規制・租税制度の変更、不利な関税政策、労務問題、インフラ未整備、地政学的リスク・自然災害・感染症等の多様なリスクに晒されている。これらの事象が発生した場合、当社グループの財政状態や経営成績に重大な影響を及ぼす可能性がある。
原材料等の供給不足
一部の調達品については特定の取引先に依存しており、原材料・エネルギーの供給不安や供給元での不慮の事故等により安定的な供給が受けられなくなるリスクがある。代替品確保やリスク回避策・取引先の経営状況確認・品質管理の徹底に努めているが、供給途絶が生じた場合は生産・販売活動が阻害される可能性がある。
為替レートの変動
北米・アセアン・中国に複数の海外拠点を有し外貨建て取引を行っているため、為替変動により円換算後の営業債権・債務や海外関係会社の財務数値が変動するリスクがある。一部の連結子会社で為替予約取引を実施してリスク低減に努めているが、完全なヘッジは困難であり財政状態・経営成績に影響を及ぼす可能性がある。
情報セキュリティ
サイバー攻撃やコンピュータウイルスによる機密情報漏洩・情報喪失・情報システム障害のリスクがある。侵入防止・検知・排除の仕組み構築や社員への啓発・教育等のセキュリティ強化に取り組んでいるが、これらの事象が発生した場合は財政状態・経営成績に影響を及ぼす可能性がある。
製品の欠陥・リコール
国際的な品質管理基準に基づく開発から生産までの品質保証体系を整備しているが、全製品の欠陥ゼロおよびリコール不発生を保証することはできない。製造物責任賠償保険に加入しているものの、欠陥の内容によっては多額の追加コストが発生し財政状態・経営成績に影響を及ぼす可能性がある。
法的規制・コンプライアンス
各国の環境保護・製品安全に関する法規制遵守と厳格なコンプライアンス体制を整備しているが、従業員による法令違反・不正行為等が発生した場合は社会的信頼を大きく損なうリスクがある。また急な法改正・規制強化により新たな規制遵守のための追加費用が発生し、財政状態・経営成績に影響を及ぼす可能性がある。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年7月19日

