国内外の経済情勢悪化
テロ・戦争・感染症等の予期しえない社会的混乱により、原材料の調達難や価格高騰、生産・販売活動への支障が生じるリスクがある。国内外で事業活動を展開するため、地政学的リスクや感染症拡大の影響を直接受けやすい。対応策として、複数取引先からの調達、代替品への切り替え、外部倉庫活用による在庫分散化を実施している。
自然災害・事故による生産停止
大地震等の自然災害や不慮の事故により、土浦事業所の生産停止・生産制限が発生するリスクがある。また、自然災害やサプライチェーンの混乱が重なった場合、安定供給に支障をきたし業績に影響を与える可能性がある。対応策として、土浦事業所内での一定在庫確保と外部倉庫の活用により安定供給体制を整備している。
製品品質問題・クレーム発生
生産上のトラブルや過失、契約不適合等により重大なクレームが発生した場合、信用力低下や業績悪化につながるリスクがある。合成樹脂加工メーカーとして品質の安定性確保が事業継続の根幹であり、品質問題は顧客との取引関係にも直接影響する。品質マネジメントシステムの構築、設備の定期メンテナンス・老朽化更新により継続的な品質維持・改善に取り組んでいる。
環境規制強化への対応コスト
法的規制の強化や社会的責任の要請等により、新たな設備投資や事業活動の制約に伴う費用が発生するリスクがある。「人と地球にやさしいものづくり」を企業理念に掲げるものの、環境規制の動向次第では追加的なコスト負担が業績を圧迫する可能性がある。省エネルギー設備の導入、産業廃棄物削減、リサイクル推進等を通じてリスク軽減に努めている。
コンプライアンス違反リスク
法令・社会情勢の変化や価値観の多様化に対応できず、重大なコンプライアンス違反を起こした場合、業績や社会的信用に重大な影響を与えるリスクがある。国内外での事業展開に伴い、適用される法令・規制の範囲も広く、違反リスクは多岐にわたる。「ロンシールグループ行動指針」の制定と内部統制システムの下、社員教育・推進の徹底によりリスク軽減を図っている。
為替レート変動リスク
国内製造製品の輸出に伴う米ドル建て入金が主な外貨建取引であり、為替レートの大幅な変動により外貨建資産・負債の円換算額が増減し業績に影響を与えるリスクがある。円高局面では輸出収益の目減りが生じ、収益性に直接影響する。為替予約を活用できる体制を整備し、必要に応じて実行することでリスクヘッジを行っている。
人的資源の確保・育成困難
少子高齢化やデジタル化の進展により、必要とする優秀かつ多様な人材の採用・育成が困難となった場合、組織力の低下や個々の能力発揮が妨げられ業績に影響するリスクがある。国内外での事業展開において人材の質・量の確保は競争力維持の根幹となる。多様な働き方の推進、ダイバーシティを意識した採用、個人能力向上のための教育推進により対応している。
重大訴訟リスク
法令違反、契約不適合責任、製造物責任(PL)、社内不正、情報漏洩等に起因して重大な訴訟に発展した場合、損害賠償や業績・信用への影響が生じるリスクがある。合成樹脂加工製品の製造・販売を行う上でPL責任リスクは特に留意が必要な領域である。問題発生の初期段階から顧問弁護士等の専門家に相談し適切な対応を取ることでリスク軽減を図っている。
情報セキュリティ・情報漏洩
サイバー攻撃や過失等により、取引先の機密情報や当社グループの研究開発・生産ノウハウ、個人情報が外部に流出した場合、一時的な事業活動停止や社会的信用の低下を招き業績に影響するリスクがある。デジタル化の進展に伴いサイバー攻撃の脅威は高まっており、技術情報の流出は競争優位性の喪失にもつながる。毎年の情報セキュリティ教育実施とシステムへのアクセス制限によりセキュリティ意識向上を図っている。
固定資産の減損リスク
生産設備等の多くの固定資産および事業所の土地・建物を自社保有しており、固定資産の収益性に著しい低下が生じた場合に減損損失が発生し業績に影響するリスクがある。不動産賃貸事業においてもテナント企業からの賃料収入減少や取引解消が生じた場合、保有不動産の収益性低下につながる可能性がある。固定資産の減損に係る会計基準を適用し減損の兆候を定期的に検証するとともに、テナント企業との定期的な情報交換・適切な賃料設定により安定収益の維持に努めている。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年7月19日

