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大倉工業株式会社

4221東証プライム化学

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大倉工業株式会社4221

合成樹脂事業

大倉工業の基幹セグメント。フジコー子会社化で垂直統合体制を強化。

期間今期前期増減率
売上高(2026年12月期第1四半期)15,598百万円13,346百万円(2025年12月期第1四半期)
セグメント営業利益(2026年12月期第1四半期)1,856百万円1,493百万円(2025年12月期第1四半期)
営業利益率(セグメント、2026年12月期第1四半期)11.9%11.2%(2025年12月期第1四半期)
売上高(2025年12月期通期)52,671百万円
セグメント営業利益(2025年12月期通期)5,524百万円

事業詳細

ポリエチレン・ポリプロピレンフィルム等の合成樹脂製品の生産・販売を行う大倉工業の中核事業。食品・日用品向け包装用フィルムを主力としつつ、工業用プロセスフィルム・農業用フィルムも展開。2026年1月に株式会社フジコー(パッケージ・剥離フィルム・転写印刷フィルム・撥水撥油紙事業)を完全子会社化し、フィルム製造から加工までの垂直統合型体制を確立。国内販売子会社および中国現地法人を通じた販売・加工体制も維持。

直近の概況

フジコー子会社化で売上高16.9%増、営業利益24.3%増と大幅改善。

2026年1月16日(みなし取得日2026年1月1日)に株式会社フジコーを取得原価5,600百万円で完全子会社化。これにより2026年第1四半期の合成樹脂事業売上高は15,598百万円(前年同期比16.9%増)、セグメント営業利益は1,856百万円(同24.3%増)となった。食品・日用品向け包装用フィルムの販売数量は需要逓減により減少したが、工業用プロセスフィルムおよび農業用フィルムは堅調。生産性向上によるコスト削減も利益改善に寄与した。のれん発生額は26百万円。

主要プロダクト

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包装用フィルム(食品・日用品向け)

ポリエチレン・ポリプロピレン系の包装用フィルム。食品・日用品向けが主力だが、2026年第1四半期においても需要逓減により販売数量が減少している。

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工業用プロセスフィルム・農業用フィルム

光学用途向け工業用プロセスフィルムおよび農業用フィルムは2026年第1四半期も堅調に推移。包装用フィルムの需要逓減を補う成長領域として位置づけられている。

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フジコー製品群(パッケージ・剥離フィルム・転写印刷フィルム・撥水撥油紙)

自動車・情報電子・半導体関連など幅広い分野向けのフィルム加工製品。パッケージ事業、剥離フィルム事業、転写印刷フィルム事業、撥水・撥油紙事業を展開。大倉工業のフィルム製造技術との融合により「プロセス機能材料」分野での事業拡大を目指す。

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環境貢献製品(詰替用パウチ・シュリンクフィルム・農業用フィルム薄膜品)

詰替用パウチ、シュリンクフィルム、農業用フィルム薄膜品など、環境貢献を訴求する製品群。持続可能な社会への対応として継続的に展開している。

成長ドライバー

  • 株式会社フジコーの子会社化によるフィルム製造から加工までの垂直統合型体制の確立と「プロセス機能材料」分野での事業拡大加速
  • 工業用プロセスフィルム・農業用フィルムの堅調な需要継続
  • 生産性向上によるコスト削減の継続的な取り組み
  • 自動車・情報電子・半導体関連向けフジコー製品群による新規顧客・市場へのアクセス拡大
  • 環境貢献製品(詰替用パウチ・シュリンクフィルム・農業用フィルム薄膜品)の堅調な需要
  • 国内外の販売・加工子会社ネットワークを活用した販路維持

リスク

  • 物価上昇に伴う個人消費の落ち込みによる食品・日用品向け包装用フィルムの需要逓減継続
  • 原料価格(エチレン等)の変動リスク:中国・米国・中東の情勢不安や国内外エチレンメーカー再編の可能性
  • フジコー統合に伴うPMIリスクおよびアドバイザリー費用等の取得関連費用(155百万円)の負担
  • 合成樹脂事業における固定資産の減損損失リスク(2025年12月期に1,098百万円計上実績)
  • 汎用化・労働集約型事業における競争激化と収益性低下リスク
  • 日中関係の不安定化による中国現地法人(無錫大倉包装材料有限公司)の事業リスク
  • 建設仮勘定の増加(高瀬工場等)に伴う設備投資負担と稼働遅延リスク

最終更新: 2026年3月23日