株式会社ダイセル4202
メディカル・ヘルスケア事業
光学異性体分離カラムと健康食品素材を軸とするヘルスケア特化セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(通期) | 16,227百万円 | 14,438百万円 | ↑ |
| 営業利益(通期) | 427百万円 | 261百万円 | ↑ |
| セグメント資産 | 16,056百万円 | 15,427百万円 | ↑ |
| 減価償却費 | 985百万円 | 1,015百万円 | ↓ |
| 有形固定資産及び無形固定資産の増加額(設備投資) | 1,289百万円 | 880百万円 | ↑ |
事業詳細
ライフサイエンス事業(キラルカラム・分析サービス)とヘルスケア事業(健康食品素材・化粧品原料)の2事業で構成。Chiral Technologies, Inc.(米国)、Chiral Technologies Europe S.A.S.(欧州)、Daicel Chiral Technologies (China) Co., Ltd.等がグローバルに光学異性体分離カラムの販売・技術サービスを展開。健康食品素材は顧客サプリメント販売の好調を取り込む。グループ全体売上高に占める比率は約2.8%と小規模ながら、高付加価値・成長領域として位置づけられている。
直近の概況
キラルカラム販売数量増加と健康食品素材好調により増収増益を達成
2026年3月期は売上高16,227百万円(前期比12.4%増)、営業利益427百万円(前期比63.6%増)と大幅な増収増益を達成。ライフサイエンス事業ではキラルカラムの販売数量増加が寄与し、ヘルスケア事業では顧客のサプリメント販売好調を背景に健康食品素材の販売数量が増加した。設備投資も前期比46.5%増の1,289百万円と積極的な投資姿勢を維持している。
主要プロダクト
成長ドライバー
- キラルカラムの販売数量増加(2026年3月期は前期比12.4%増収に貢献)
- ヘルスケア事業における顧客サプリメント販売好調による健康食品素材の需要拡大
- 化粧品市場での健康食品素材(1,3-ブチレングリコール等)の堅調な需要
- インドでの分析サービス拡大など新興国市場での事業育成
- 中期戦略に基づくDDS(ドラッグデリバリーシステム)・医療関連材料などメディカル領域の事業育成
リスク
- 販売製品構成差による利益率の変動(営業利益率は依然として低水準)
- キラルカラム用充填剤の販売減少リスク
- 販売数量増加に伴う経費増加による利益圧迫(規模拡大時のコスト管理が課題)
- グループ全体売上高の約2.8%と規模が小さく、収益貢献度が限定的
- 過去に事業用資産の減損損失を計上した経緯があり、資産価値毀損リスクが潜在
最終更新: 2026年6月17日

