事業内容
株式会社ネオマーケティングは、2000年創業の独立系マーケティング支援会社。「生活者起点のマーケティング支援」をコンセプトに、インサイトドリブン(定性調査)・カスタマードリブン(定量調査)・デジタルマーケティング・PR・カスタマーサクセス・クラウドソーシングの6サービスを独自フレームワーク「マーケティングフレームワーク4K」に基づき提供する。
主要顧客は製造業を中心とした国内企業で、創業以来累計約3,700社超との取引実績を持つ。東京証券取引所(2021年4月上場)および名古屋証券取引所(2024年12月上場)に株式を上場している。
ビジネスモデル
独自の生活者パネル「アイリサーチ」(73万人登録)と提携パネル(のべ3,073万人超)を情報インフラとして活用し、クライアント企業のマーケティング課題に応じた調査・開発・プロモーション・効果検証を一気通貫で受注する。マーケティングコンサルタント(2025年9月期末59人)が複数クライアントを担当し、クロスセル・アップセルにより顧客単価の最大化を図る。
2025年9月期の顧客単価は2,795千円(前期2,112千円)に上昇している。
企業の強み
生活者インサイトの発見から商品開発支援、プロモーション、効果検証まで独自フレームワーク「マーケティングフレームワーク4K」に基づき6サービスを一社で提供可能。競合他社が特定領域に特化する中、統合的支援が可能な点が差別化要因となっている。
自社運営の生活者パネル「アイリサーチ」は73万人(2025年9月時点)の登録者を有し、インターネット人口に近似した属性構成を維持。提携パネルと合わせてのべ3,073万人超を活用可能であり、デモグラフィック・ジオグラフィック情報による精緻なターゲット抽出が可能なサービスインフラとなっている。
創業以来累計約3,700社超との取引実績を持ち、既存顧客へのクロスセル・アップセルが収益拡大の重要な柱となっている。2025年9月期の顧客単価は2,795千円と前期比32.3%上昇しており、既存顧客深耕戦略の成果が数値に表れている。
エンヴァリスの着眼点
業績トレンド
過去5期の売上高は2021期1,829百万円→2025期2,306百万円と拡大基調。営業利益は2021期303百万円をピークに2024期16百万円・2025期11百万円と低迷が続いたが、2026年9月期中間期は120百万円と大幅改善。
通期予想は営業利益100百万円(前期比+821.7%)と収益性の構造的回復を見込む。純利益の前年同期比35.9%減は前年の繰延税金資産計上(法人税等調整額△81百万円)という一時的税効果の剥落によるものであり、事業実態の悪化ではない。
外部環境として物価上昇・実質賃金回復の遅れが個人消費に影響するリスクがある一方、企業のAI活用・マーケティング高度化ニーズが需要を下支えしている。
成長戦略
コンサルタント増員・M&Aによるサービス拡張・顧客単価向上で売上高2,800百万円を目指す
中期経営計画に沿ってマーケティングコンサルタントを継続採用し、育成・教育に注力。中長期的な顧客獲得体制および受注体制の拡充を図り、売上高・顧客数の持続的拡大を目指す。
TikTokを中心とした若年層向けSNSマーケティングの設計・運用に強みを持つエッセンスマーケティングを2026年4月1日付で子会社化(議決権60%、取得原価66百万円)。SNS領域の戦略設計力・運用力を内製化し、リサーチからSNS運用までの一貫提供体制を構築する。
美容・ファッション領域に強みを持つ統合型マーケティングコミュニケーション会社PA Communicationを2026年4月28日付で子会社化(議決権90.16%、取得原価111百万円)。PR機能の内製化とデジタル施策との統合提案力強化により、顧客企業への高付加価値サービス提供とクロスセル推進を図る。
既存顧客基盤(累計3,700社超)に対してリサーチ・戦略・プロモーション・SNS・PRの複合提案を強化し、顧客単価の継続的引き上げを図る。前期実績で顧客単価は2,112千円から2,795千円へ上昇しており、M&A後のサービス拡充でさらなる単価向上を目指す。
最終更新: 2026年7月17日

