日本化学産業株式会社4094
薬品事業
金属化合物・表面処理薬品を軸に国内外で展開する主力事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 24,136百万円 | 21,716百万円 | ↑ |
| セグメント利益 | 3,867百万円 | 3,170百万円 | ↑ |
| セグメント資産 | 22,033百万円 | 19,491百万円 | ↑ |
| 減価償却費 | 921百万円 | 931百万円 | ↓ |
| 有形・無形固定資産増加額 | 2,197百万円 | 2,065百万円 | ↑ |
事業詳細
銅・錫・ニッケル・コバルト等の金属化合物、オクチル酸等の金属石鹸、電池用薬品、表面処理用光沢剤・添加剤、無電解ニッケルめっき液の製造販売及び二次電池用正極材受託加工を手掛ける。国内の薬品営業本部・薬品生産本部に加え、タイ子会社サイアム・エヌケーエス社が東アジア・東南アジア向けに展開。グループ売上高の約86%を占める中核セグメント。
直近の概況
増収増益を達成も、正極材受託加工の減損損失453百万円を計上
2026年3月期の薬品事業は、電子工業の緩やかな回復基調を背景とした国内販売数量の拡大、非鉄金属相場の高騰、タイ子会社の売上伸長により、売上高は前期比2,421百万円(11.1%増)の24,136百万円、セグメント利益は前期比697百万円(22.0%増)の3,867百万円と増収増益を達成。一方、リチウムイオン電池正極材の製造受託に関わる減損損失453百万円を特別損失として計上。同受託事業は2026年8月中旬に終了予定であり、次期業績への影響が不可避な状況にある。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 電子工業出荷額の緩やかな回復基調による国内販売数量の拡大
- 非鉄金属相場の上昇による売上高押し上げ効果
- タイ子会社サイアム・エヌケーエス社の業績伸長(東アジア・東南アジア需要拡大への対応)
- 販売単価の引き上げおよび生産コスト削減による利益率改善
- 新製品・新規用途開発品の早期実績化および新規顧客開拓の継続推進
- リチウムイオン電池リサイクル事業(いわきテクノロジーセンター)の技術実証による新規事業領域の開拓
リスク
- リチウムイオン電池正極材製造受託の2026年8月中旬終了による売上・利益の剥落
- 中国経済の低迷や世界的な政治情勢の不安定化による電子工業需要の下振れリスク
- 非鉄金属相場の変動(下落局面では売上高・利益への逆風)
- 世界EV市場成長の停滞による電池用薬品・関連事業の需要減少リスク
- 労務費・物流コスト等の固定費上昇によるコスト圧迫
- 米国の関税政策変動および日中関係の不安定化による輸出・海外事業への影響
- リサイクル事業の実証段階における先行的固定費負担
最終更新: 2026年6月23日

