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株式会社ジィ・シィ企画

4073・東証グロース・情報通信業

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株式会社ジィ・シィ企画4073

ペイメントインテグレーション事業

決済システム開発・端末販売を担うフロービジネスセグメント

期間今期前期増減率
セグメント売上高(通期)1,220百万円721百万円↑
セグメント利益(通期)82百万円△60百万円(損失)↑
一時点で移転される財又はサービス(通期)919百万円357百万円↑
一定の期間にわたり移転される財又はサービス(通期)300百万円363百万円↓
セグメント資産196百万円255百万円↓

事業詳細

プロセシング業務を顧客自身が運用するために必要な決済処理システムを提供するフロービジネス。主要製品は決済パッケージソフトウェア「CARD CREWシリーズ」のライセンス供与で、オンプレミス型・決済ASPサービス型の両形態で提供する。顧客はスーパーマーケット・ディスカウントストア等の対面販売事業者が中心で、大手システムインテグレータ経由の間接販売も行う。決済端末の販売・アプリケーション開発も本セグメントに含まれ、収益はフロー型で需要により変動する。2026年6月期は端末販売好調により黒字化した。

直近の概況

端末販売好調により増収・黒字転換、通期セグメント利益82百万円を達成

2026年6月期は受託開発売上・端末販売がともに増加し、前年同期比69.2%増収の1,220百万円となった。特に端末販売が好調であったことから、前年同期の60百万円のセグメント損失から82百万円のセグメント利益へと黒字化を達成した。2027年6月期も端末販売の好調傾向が続くと見込み、売上高1,691百万円(前年同期比38.6%増)を計画している。

主要プロダクト

product
CARD CREWシリーズ

オンプレミス型・決済ASPサービス型の両形態で提供する主力の決済処理システム製品。

product
決済端末(アプリケーション含む)

2026年6月期は端末販売が好調に推移し、セグメント黒字化の主要因となった。2027年6月期も同様の傾向継続を見込む。

service
受託開発・システムインテグレーション

受託開発売上、端末販売ともに増加し、前年同期比で増収となった。

成長ドライバー

  • 国内キャッシュレス決済比率の上昇(2025年実績58.0%、2030年中間目標65%、将来目標80%)に伴う決済システム需要の拡大
  • 端末販売の好調継続を背景とした2027年6月期の大幅増収計画(前年同期比38.6%増)
  • TMN社との資本業務提携深化による顧客への提案力強化と新規案件獲得
  • スーパーマーケット・ディスカウントストア等の新規・既存顧客への取扱ペイメント・取扱端末拡充によるマーケットターゲット拡大
  • コンタクトレス決済など多様化する決済手段への対応による顧客層拡大

リスク

  • 受託開発売上がリプレース大型案件の有無に左右されるフロー型収益構造による売上変動リスク
  • 端末販売比率上昇に伴う売上原価率変動リスク
  • 商品(決済端末)の在庫評価リスク
  • 自社利用ソフトウェア開発等による無形固定資産増加と関連する固定費負担の拡大
  • 為替変動リスクによる決済端末仕入コストの上昇

ペイメントサービス事業

決済ASP・保守運用・サブスクを軸とする安定ストックビジネス

期間今期前期増減率
セグメント売上高(2026年6月期通期)1,031百万円1,123百万円↓
セグメント営業利益(2026年6月期通期)25百万円41百万円↓
セグメント売上高構成比(2026年6月期通期)45.8%60.9%↓
2027年6月期売上高見込み1,060百万円1,031百万円↑

事業詳細

カード会社加盟店向けにクラウド型決済ASPサービス、保守運用サービス、マルチ決済端末サブスクリプションサービス(サクラ)、決済代行サービス等を提供するストックビジネスセグメント。主要顧客はスーパーマーケット・ディスカウントストア等の中堅・大手流通事業者。月額固定売上・処理料売上を中心とした安定的な収益構造を持つ。2026年6月期通期では全社売上高2,252百万円のうち1,031百万円を占める、売上構成比45.8%の中核事業。

直近の概況

サブスク大型案件の反動剥落で減収減益、利益率も低下

2026年6月期通期の売上高は1,031百万円(前年同期比8.1%減)、セグメント利益は25,147千円(同38.9%減)となった。決済ASPサービス・保守運用サービスは一部サービス終了があったもののサービス追加により堅調に推移したが、前年同期にあったサブスク大型案件の反動により、決済端末貸与分に係るリース売上高・売上原価が減少したことが減収の主因。2027年6月期はペイメントサービス事業売上高1,060百万円(前年同期比2.8%増)を見込む。

主要プロダクト

platform
決済ASPサービス(クラウド型)

一部サービスの終了があったものの、サービス追加の影響により堅調に推移した。

service
保守運用サービス

決済ASPサービスと合わせてストック売上として計上され、当期は堅調に推移した。

service
マルチ決済端末サブスクリプションサービス「サクラ」

継続的なサービス提供分はストック売上として計上する一方、決済端末貸与分はリース会計基準(企業会計基準第13号)に基づきリース取引開始日に売上高・売上原価を一括計上。前年同期にサブスク大型案件があった反動で、当期は関連する売上高・売上原価が減少した。

service
決済代行サービス・BPOサービス

ソフトウェア・ハードウェアの保守を含むBPOサービスを提供し、既存顧客のストック収益基盤を支える。

成長ドライバー

  • キャッシュレス決済比率の上昇(2025年実績58.0%、政府目標80%、2030年中間目標65%)に伴う決済ASPサービス需要の継続的拡大
  • オンプレミス型システムのリプレース時における決済ASPサービスへの誘導による既存顧客のストック化
  • マルチ決済端末サブスクリプションサービス「サクラ」の拡販によるマーケットシェア拡大
  • TMN社との資本業務提携深化による顧客への提案力強化と新規顧客獲得
  • VISANETへの直接接続(国際ブランド決済ネットワーク接続)によるトランザクションフィー売上の拡大
  • サービス追加によるストック売上の下支え

リスク

  • サブスク大型案件の有無による期間比較での売上・利益の変動リスク(リース会計基準適用により端末貸与分の売上・原価を取引開始日に一括計上)
  • 利益率の高いASPユーザーより利益率の低い電子マネーユーザーが増加するなど、売上構成変化による利益率低下リスク
  • 一部サービスの終了・契約変更による既存ストック売上の減少リスク(当期も一部サービス終了が発生)
  • 競合事業者の参入加速による価格競争・顧客流出リスク
  • 為替変動による決済端末調達コストの上昇リスク
  • 情報漏洩・サイバー攻撃等のセキュリティインシデントリスク

最終更新: 2026年8月14日