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株式会社BlueMeme

4069東証グロース情報通信業

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事業内容

株式会社BlueMemeは、独自開発方法論「AGILE-DX」を核に、ローコード技術とアジャイル手法を組み合わせた受託開発サービスを中堅・大手事業会社向けに提供するDX専業企業。当社グループは本体のほか、ローコード技術によるプラットフォーム事業を展開するOPENMODELS、投資事業のBlueMeme Partners、福岡拠点のマイクロコート(2025年1月買収)の計4社で構成される。

販売管理・生産管理・倉庫管理等の基幹業務システム開発を主軸とし、顧客企業のIT内製化チーム構築まで一貫支援する。OutSystems®のアジア初・全世界9社のみのプレミアパートナーとして高い参入障壁を有する。

ビジネスモデル

収益は「プロフェッショナルサービス」と「ソフトウェアライセンス販売」の2区分で構成される。前者はAGILE-DXを活用したコンサルティング・受託開発および技術者向けトレーニングで、後者はOutSystems®・Creatio®・Workato®・MarkLogic®等のサブスクリプションライセンスを年単位で販売する。

受託開発の拡大がライセンス販売の定着・拡販を促す相互補完構造を持ち、内製化支援を通じた顧客との長期関係構築が収益の安定化に寄与する設計となっている。

企業の強み

当社はOutSystemsのパートナー制度最上位であるプレミアパートナーにアジア企業として初めて認定されており、全パートナーの約2%に相当する全世界9社のみが保有する資格。2024年度には「受注登録最多賞」および「OutSystemsパートナーインパクトアワード」をアジア太平洋地域で受賞し、技術力・販売実績の双方で突出した地位を確立している。

2025年3月期末の受注残高は1,196,498千円と前期末577,401千円から207.2%に急増。受注高も2,724,090千円(前期比106.6%増)と連続増加しており、当期の売上高減少(6.3%減)とは対照的に将来の売上を裏付ける先行指標は明確に改善している。

プロフェッショナルサービスにおける受託開発の拡大が主因。

2012年に日本初のOutSystems販売代理店として事業を開始し、大規模システム向けローコード×アジャイルの独自開発方法論「AGILE-DX」を確立。上流工程の業務分析から運用・保守までワンストップで提供できる体制は国内競合他社が容易に模倣できず、スクラッチ開発比2倍以上の開発生産性を実現している。

エンヴァリスの着眼点

2026年3月期第3四半期累計で営業利益113百万円・親会社株主帰属純利益74百万円を計上し、前年同四半期の営業損失60百万円・純損失72百万円から明確に黒字転換。販管費は878百万円から1,015百万円へ増加したものの、売上高の53.0%増が吸収し、収益構造の改善が確認される。

通期予想(営業利益150百万円)に対する第3四半期累計の進捗率は75.8%であり、第4四半期での達成可能性は高い。

会社側は2025年5月13日公表の通期業績予想(売上高3,300百万円・営業利益150百万円・当期純利益100百万円)を変更していない。第3四半期累計売上高2,513百万円は通期予想の76.2%に達しており、第4四半期に残る787百万円の積み上げが必要。

外部環境として市場環境のDX需要は依然堅調であり、予想達成の蓋然性は高いが、上振れ余地の有無が焦点となる。

売上高の大部分をOutSystems®関連サービスに依存する構造は変わらず、同製品の競争力低下や価格政策変更が業績に直結するリスクが残る。DX事業の単一セグメント運営により分散効果も限定的。

また、自己資本比率が前期末64.6%から58.3%へ低下し、買掛金増加(1,080百万円→1,372百万円)を主因に流動負債が拡大している点も財務面での注視事項。

成長戦略

DX内製化支援の深化・子会社活用・M&Aで2026年3月期売上高3,300百万円を目指す

OutSystems®を中心としたコンサルティング・受託開発の継続拡大と、将来需要に備えた技術者採用・育成およびサービスパートナー確保を推進。第3四半期累計で売上高53.0%増を達成し、主要成長エンジンとして機能している。

2025年6月設立の子会社を第1四半期より連結対象に組み入れ、グループとしてのサービス提供体制を強化。非支配株主持分が19百万円から78百万円へ増加しており、子会社の事業活動が本格化している。

ローコード技術とアジャイル手法を活用したサービス提供の効率化を促進するための研究開発に注力。販管費は1,015百万円と増加しているが、売上高成長がこれを吸収し営業黒字を確保している。

最終更新: 2026年7月17日