イビデン株式会社4062
電子事業
高機能ICパッケージ基板を製造・販売するイビデンの中核事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 77,522百万円 | 56,285百万円(前年同期) | ↑ |
| 営業利益(セグメント利益) | 21,375百万円 | 14,028百万円(前年同期) | ↑ |
| 休止固定資産減価償却費(営業外費用) | 834百万円 | 967百万円(前年同期) | ↓ |
事業詳細
電子事業はパッケージ基板の製造販売を行う報告セグメントであり、AIサーバー・汎用サーバー・パソコン向けの高機能ICパッケージ基板を主力製品とする。国内および海外(フィリピン等)の複数拠点でグローバル生産体制を構築。生成AI関連需要を主要ドライバーとし、2025年度に量産稼働を開始した大野事業場の生産安定化も収益成長に寄与している。2026年度から2028年度の3ヶ年で大規模設備投資を計画し、成長市場での受注拡大を目指す。
直近の概況
生成AI・汎用サーバー需要増と大野事業場稼働安定で増収増益
当第1四半期連結累計期間、電子事業は生成AI用サーバー向け及び汎用サーバー向けの高機能ICパッケージ基板の受注が堅調に推移した。昨年度量産稼働を開始した大野事業場の生産が安定推移したことに加え、為替が円安基調で推移したこともあり、売上高は775億22百万円(前年同期比37.7%増)、営業利益は213億75百万円(前年同期比52.4%増)となり、前年同期に比べ大幅な増収増益となった。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 生成AI用サーバー向け高機能ICパッケージ基板の旺盛な需要継続
- 汎用サーバー向け高機能ICパッケージ基板の緩やかな需要回復
- 大野事業場の量産稼働安定化による生産能力向上
- 円安基調による為替の増収効果
- 2026年度から2028年度の3ヶ年にわたる電子事業設備投資による生産能力増強
- AI分野の更なる成長に伴う処理能力向上・省電力ニーズへの対応による高機能ICパッケージ基板全体の需要成長
リスク
- パソコン向け需要の低迷継続と競争環境のさらなる悪化
- 特定顧客(Intel・NVIDIA・AMD等)への売上集中リスク
- 大規模設備投資に伴う減価償却費の増加および休止固定資産減価償却費の継続的発生(当第1四半期:834百万円)
- 顧客の生産調整・在庫調整による受注変動リスク
- 米国関税政策変更を含む地政学リスクおよび半導体メーカー間の競争環境変化
- 中東情勢や中国経済成長停滞等による世界経済の不安定・不透明な状況
最終更新: 2026年8月4日

