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ITビジネスソリューション事業(単一セグメント)

企業向けSaaS群をサブスクリプション型で提供する単一セグメント事業

期間今期前期増減率
売上高(2026年12月期第1四半期累計)535百万円395百万円(2025年12月期第1四半期)
営業利益(2026年12月期第1四半期累計)120百万円109百万円(2025年12月期第1四半期)
調整後EBITA(2026年12月期第1四半期累計)171百万円140百万円(2025年12月期第1四半期)
経常利益(2026年12月期第1四半期累計)115百万円108百万円(2025年12月期第1四半期)
親会社株主に帰属する四半期純利益(2026年12月期第1四半期累計)67百万円70百万円(2025年12月期第1四半期)
売上高営業利益率(2026年12月期第1四半期累計)22.5%27.7%(2025年12月期第1四半期)
1株当たり四半期純利益(2026年12月期第1四半期)11.50円12.22円(2025年12月期第1四半期)
総資産(2026年12月期第1四半期末)4,207百万円4,170百万円(2025年12月期末)
純資産(2026年12月期第1四半期末)1,905百万円1,887百万円(2025年12月期末)
自己資本比率(2026年12月期第1四半期末)44.8%44.8%(2025年12月期末)
2026年12月期通期売上高予想2,330百万円1,830百万円(2025年12月期実績)
2026年12月期通期営業利益予想550百万円428百万円(2025年12月期実績)
2026年12月期通期調整後EBITA予想770百万円585百万円(2025年12月期実績)

事業詳細

rakumo株式会社グループは、企業向けグループウェア「rakumo」を中核に、社内SNS型日報アプリ「gamba!」、人材管理・採用支援「aloop」、IR動画配信「SmartVision IR」、WebサイトCMS「STARTRE CMS」、人材紹介向けアライアンス「AGENT SHARE」等を展開する。Google Workspace・Salesforce・Microsoft 365と連携したSaaS製品をサブスクリプション型で提供し、ストック型収益の安定性と成長性を両立している。単一セグメントのため、連結業績がそのままセグメント業績に相当する。

直近の概況

2026年12月期第1四半期は売上高35.5%増の大幅増収も、費用増加で純利益は前年同期比5.6%減

2026年12月期第1四半期(2026年1月〜3月)の売上高は535百万円(前年同期比35.5%増)と大幅増収を達成。調整後EBITAは171百万円(同22.3%増)、営業利益は120百万円(同10.1%増)と増益を確保した。一方、営業外費用が前年同期の1,790千円から8,046千円へ大幅増加(支払利息2,363千円、投資事業組合運用損1,899千円等)したことに加え、法人税等が前年同期37,520千円から48,092千円へ増加したため、親会社株主に帰属する四半期純利益は67百万円と前年同期比5.6%減となった。のれん償却額は前年同期9,129千円から40,957千円へ大幅増加しており、M&A拡大に伴う費用負担が顕在化している。通期業績予想(売上高2,330百万円、営業利益550百万円)に変更はなく、第1四半期進捗率は売上高22.9%、営業利益21.9%。

主要プロダクト

platform
rakumo

Google Workspace版・Microsoft 365版・Salesforce版の3シリーズを展開。スケジュール・ワークフロー・経費精算等の業務アプリをSaaS提供する中核製品。2025年10月に価格改定を実施し、売上単価の引き上げを図っている。

product
gamba!

社員の日報共有・目標管理をSNS形式で行うクラウドサービス。rakumoグループのSaaS製品群の一つとして提供。

product
aloop

人材管理および採用支援を目的としたクラウドサービス。rakumoグループのSaaS製品群の一つとして提供。

product
STARTRE CMS

スタートレ社が提供するWebサイト構築・管理向けコンテンツマネジメントシステム。連結子会社化によりグループ内サービスとして展開。

service
AGENT SHARE

エージェントシェア社が提供する人材紹介会社向けアライアンスプラットフォーム。連結子会社化によりグループ内サービスとして展開。

service
SmartVision IR

企業のIR活動を支援する動画配信プラットフォーム。rakumoグループのサービス群の一つとして提供。

成長ドライバー

  • rakumo製品の価格改定(2025年10月実施)によるSaaS売上単価の引き上げ効果の継続
  • 業界セグメント特化型マーケティング(自治体・医療・建設・教育等)による新規顧客獲得
  • スタートレ社・エージェントシェア社の連結化によるその他サービス売上高の拡大
  • Microsoft 365市場への新シリーズ「rakumo for Microsoft 365」投入による市場拡大
  • AIアシスタント機能「rakumoエージェント」等の生成AI活用による製品魅力度向上
  • パソナ社・AvePoint Japan社との業務提携によるクロスセル機会の拡大

リスク

  • M&A拡大に伴うのれん償却費の急増(第1四半期のれん償却額40,957千円、前年同期比約4.5倍)による営業利益率の低下圧力
  • 借入金増加(長期借入金577百万円、転換社債型新株予約権付社債500百万円)に伴う財務制限条項への抵触リスクおよび支払利息負担の増大
  • Google Workspace・Microsoft 365・Salesforceのプラットフォーム仕様変更への依存リスク
  • ソフトバンク・電算システム・USEN Smart Worksの上位3社で売上高の約39%を占める販売チャネル集中リスク
  • M&A後のPMI遅延による子会社シナジー創出の遅れリスク
  • 円安進行によるサーバー費用等の原価上昇リスク
  • 営業外費用の増加(投資事業組合運用損等)による純利益の圧迫リスク

最終更新: 2026年3月27日