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ニューラルグループ株式会社

4056東証グロース情報通信業

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ニューラルグループ株式会社4056

事業内容

ニューラルグループ株式会社は「AIで心躍る未来を」をミッションに掲げ、独自開発の深層学習ライブラリとエッジコンピューティング技術を核としたAIエンジニアリング事業を単一セグメントで展開する。事業はイノベーション領域(AI Agent・LLM等の先端技術研究・開発)とコアサービス領域(成熟AI技術のサービス・プロダクト提供)の2ドメインで構成される。

駐車場満空管理(デジパーク)、人流・防犯解析(デジフロー)、LEDサイネージ(ニューラルビジョン)、1on1支援ツール(KizunaNavi)、ファッショントレンド解析など多様なAIサービスを展開し、全国の中小企業から大企業まで12,000社超の導入実績を有する。東京証券取引所グロース市場上場。

ビジネスモデル

収益は主に、AIソフトウェアライセンス提供、エッジAIカメラ等のユニット販売(機器+設置工事)、LEDサイネージのファブレスメーカーとしての販売・設置、マンション向けAIサイネージへの広告枠販売、KizunaNaviなどのSaaS型サービス課金から構成される。イノベーション領域で開発した先端技術をコアサービス領域に順次実装することで研究開発投資を収益化する構造を持つ。

設備投資は軽微(2025期767百万円未満)であり、ソフトウェア主体の事業モデルが特徴。

企業の強み

汎用オープンソースを転用せず独自開発した深層学習モデルを30種超保有。ファッションアイテム検知精度98.1%、ナンバープレート認識など商用レベルの精度を実現。特許第6511204号を含む独自技術資産を蓄積しており、競合が容易に模倣できない技術的参入障壁を形成している。

端末内処理により画像・映像をサーバー送信せずAI解析を完結。通信コスト・サーバーコストの大幅削減と個人情報保護を両立する。特定デバイス・プロセッサに依存しない横断的搭載能力を持ち、携帯通信レベルの環境で動作可能な高い拡張性を有する。

コアサービス領域のサービス導入実績は12,000社超。2023年5月にソニー株式会社と資本業務提携を締結し、ソニーの音声認識技術と自社エッジAI技術を組み合わせたKizunaNaviを共同開発・2024年3月にリリース。2024年6月にはNVIDIAパートナープログラムにも認定参画。

エンヴァリスの着眼点

2026年第1四半期の売上高は676百万円(前年同期比18.0%減)、営業損失は239百万円と前年同期の9百万円から急拡大した。通期予想5,300百万円(前期比60.6%増)の達成には残り3四半期で4,624百万円の売上が必要であり、新規子会社の業績寄与と既存事業の下期偏重傾向を前提としても、進捗率(12.8%)は著しく低い。

業績予想の修正なしとしているが、達成確度の検証が必要な局面にある。

2026年第1四半期の販売費及び一般管理費は628百万円と前年同期の538百万円から16.7%増加し、売上総利益389百万円を大幅に上回った。M&A関連のアドバイザリー費用(カクタス37百万円、魔法・ペガサス53百万円)や新規子会社統合コストが先行費用として発生しており、調整後EBITDAも△152百万円と前年同期の26百万円から大幅悪化。

固定費の膨張が収益構造の脆弱性を高めている。

2026年第1四半期末の自己資本比率は37.4%(前期末44.1%)に低下し、純資産は1,687百万円(前期末比189百万円減)。長期借入金が232百万円増加し、負債合計は2,755百万円(前期末比435百万円増)に拡大。

利益剰余金の累積赤字は△609百万円に達している。継続企業の前提に関する注記は該当なしとされているが、損失継続とM&A投資の並行により財務余力の消耗ペースが加速しており、資金調達環境の変化が経営リスクとなり得る。

成長戦略

M&A加速・生成AI技術統合・コアサービス多角化の三位一体で非連続成長を追求

M&A候補企業の情報取得ネットワークを構築し、継続的な買収を実行。2026年第1四半期にポマト・プロ・カクタスを子会社化、後発事象として魔法・ペガサスの2026年6月子会社化を決議。エンタメ・イベント・遊技機液晶領域へと事業領域を拡張し、収益基盤の多角化を図る。

新規グループ会社への業務・コスト最適化ノウハウの横展開と相互送客を推進し、全社的なコスト競争力を強化。当社独自開発のAI技術をM&A先企業の事業に適用することで、収益性改善と利益体制の安定化を目指す。

イノベーション領域でのAI Agent・LLM等の先端技術研究成果をコアサービス領域に随時取り込み、既存プロダクトの付加価値を向上させる。NEURAL.LLMおよびASR技術のKizunaNaviへの統合等を通じ、サービス競争力を強化する。

カクタス(イベント・プロモーション)・魔法(遊技機液晶)のグループ参画を契機に、エンタメ領域に特化したAI技術を独自進化させ、マーケティング・エンターテインメント・イベント市場向けのソリューション販売を加速する。

最終更新: 2026年7月17日