日本曹達株式会社4041
ケミカルマテリアル
工業薬品・化成品・機能材料・医薬品等を手掛ける日本曹達の中核製造セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(外部顧客) | 37,406百万円 | 36,442百万円 | ↑ |
| セグメント利益(営業利益) | 5,720百万円 | 6,074百万円 | ↓ |
| セグメント資産 | 99,404百万円 | 95,531百万円 | ↑ |
| 減価償却費 | 3,974百万円 | 3,665百万円 | ↑ |
| 有形固定資産及び無形固定資産の増加額(設備投資) | 6,302百万円 | 6,493百万円 | ↓ |
事業詳細
工業薬品(カセイソーダ、青化ソーダ等)、化成品(感熱紙用顕色剤、二次電池材料等)、機能材料(NISSO-PB、VPポリマー等)、エコケア製品(ビストレイター等)、医薬品・工業用殺菌剤(NISSO HPC、ファロペネムナトリウム等)の5カテゴリーで構成。製造は当社が主体となり、ニッソーファイン㈱等に一部委託。海外販売はNISSO AMERICA INC.・NISSO CHEMICAL EUROPE GmbHを通じて展開。高付加価値製品の拡販を中期戦略の柱に位置づけている。
直近の概況
売上高は増収も、費用増加により営業利益は前期比5.8%減
2026年3月期のケミカルマテリアルセグメントは、売上高37,406百万円(前期比2.6%増)、営業利益5,720百万円(前期比5.8%減)。医薬品・工業用殺菌剤、機能材料、化成品が増収に貢献した一方、工業薬品(青化ソーダ・カセイソーダ減少)およびエコケア製品が減収。青化ソーダと水処理剤「日曹ハイクロン」は2026年3月期をもって販売終了。次期(2027年3月期)はNISSO HPC・NISSO-PB・VPポリマーの堅調推移を見込む一方、売上高予想は35,300百万円と減収を見込んでいる。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 医薬品添加剤「NISSO HPC」の継続的な販売拡大
- KrFフォトレジスト材料「VPポリマー」の需要増加
- 樹脂添加剤「NISSO-PB」の伸長
- 非フェノール系感熱紙用顕色剤の拡販
- 海外販売網(NISSO AMERICA・NISSO CHEMICAL EUROPE)を通じたグローバル展開
リスク
- 工業薬品(カセイソーダ等)の市況悪化による減収リスク(青化ソーダ・日曹ハイクロンは販売終了済み)
- 原燃料価格の変動による製造コスト上昇リスク
- 為替相場の変動(円高進行時の輸出採算悪化)
- 設備投資額が高水準(6,302百万円)で推移しており、投資回収リスクが継続
- 地政学的リスクや海外景気下振れによる輸出需要の減退
- 販売費及び一般管理費の増加による利益率低下リスク(2026年3月期は増収にもかかわらず営業利益が減少)
最終更新: 2026年6月25日

