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南海化学株式会社

4040東証スタンダード化学

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南海化学株式会社4040

化学品事業

南海化学の主力セグメント。基礎化学品・機能化学品・アグリ・環境リサイクルの4事業で構成。

期間今期前期増減率
売上高16,979百万円(2026年3月期)16,346百万円(2025年3月期)
セグメント利益2,472百万円(2026年3月期)2,108百万円(2025年3月期)
セグメント資産13,041百万円(2026年3月期)12,437百万円(2025年3月期)
減価償却費786百万円(2026年3月期)721百万円(2025年3月期)
有形・無形固定資産増加額795百万円(2026年3月期)750百万円(2025年3月期)
連結売上高に占める構成比約80.6%(2026年3月期)約78.2%(2025年3月期)

事業詳細

苛性ソーダ・次亜塩素酸ソーダ等のクロール・アルカリ製品(基礎化学品)、酢酸ナトリウム・グルコサミン等の食品添加物・健康食品(機能化学品)、土壌殺菌剤クロルピクリン(アグリ)、廃硫酸リサイクル(環境リサイクル)の4事業を展開。関西地方を中心に化学工業・鉄鋼・製紙・食品等の製造業向けに供給。2026年3月期は連結売上高の約80.6%を占める中核事業。採算性を重視した販売に注力し、セグメント利益は前期比17.3%増と大幅改善。

直近の概況

採算重視の販売戦略が奏功し、売上高3.9%増・セグメント利益17.3%増を達成。

2026年3月期の化学品事業は、売上高16,979百万円(前期比3.9%増)、セグメント利益2,472百万円(前期比17.3%増)と大幅な増益を達成。基礎化学品では地場立脚型の販売体制強化と採算改善を意識した販売に注力。機能化学品・アグリではきめ細やかな販売推進とサプライチェーン整備を継続。環境リサイクルでは廃硫酸リサイクルの新規顧客獲得を積極推進した。なお、連結子会社エヌシー環境㈱は2025年4月1日付で当社に吸収合併され消滅している。

主要プロダクト

product
基礎化学品(クロール・アルカリ製品)

水資源関連・医療・食品等の分野で漂白や殺菌用に利用されるクロール・アルカリ製品をはじめ、浄水場やプール水の衛生管理に利用される塩素系殺菌・消毒剤、工場排水や下水排水などに利用される水処理凝集剤を取り扱う。地場に立脚した販売体制のさらなる強化と採算改善を意識した販売に注力。

product
機能化学品・アグリ

酢酸ナトリウム等の食品添加物、グルコサミン等の健康食品の製造・販売と、医療機器の洗浄剤・樹脂等の添加剤の受託製造業務を行う。農薬分野では土壌殺菌剤(くん蒸剤)として農作物の広い分野で使用されるクロルピクリンを製造・販売。顧客ニーズに応じたきめ細やかな販売を推進するとともに、安定供給体制の構築に向けてサプライチェーンの整備に努めている。

service
環境リサイクル(廃硫酸リサイクル)

リサイクル技術によって生成された硫酸を様々な製造処理工程にて提供する環境リサイクル事業。廃硫酸リサイクルの新規顧客獲得推進を積極的に実施。2023年10月から土佐工場にて開始した脱塩事業の拡大にも取り組んでいる。中期経営計画の重点施策「環境リサイクル事業領域拡大」の中核を担う成長事業。

成長ドライバー

  • 廃硫酸リサイクルの新規顧客獲得推進による環境リサイクル事業の拡大
  • 2023年10月開始の土佐工場脱塩事業の拡大
  • 地域立脚型の販売体制強化による基礎化学品の採算改善・販売シェア拡大
  • 機能化学品・アグリにおける顧客ニーズに応じたきめ細やかな販売推進とサプライチェーン整備
  • 当社の強みを活かした新たなリサイクル事業の創出
  • 輸出商材の販売国多角化による海外販路拡大
  • クロルピクリン錠剤タイプの普及活動による適用作物拡大

リスク

  • 海外からの安価な化学品の流入による価格競争激化
  • 原材料価格の高止まりによるコスト上昇圧力
  • 為替相場の大幅な変動による輸出採算・原材料調達コストへの影響
  • 一部製品における需要減少による販売数量の低下
  • 固定資産の減損リスク(当期も減損損失9百万円を計上)
  • 中東情勢の長期化など地政学リスクによる原材料調達・物流への影響
  • エヌシー環境㈱吸収合併・富士アミドケミカル㈱清算結了に伴う連結範囲変更後の事業体制の安定化

最終更新: 2026年6月24日