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片倉コープアグリ株式会社

4031東証スタンダード化学

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片倉コープアグリ株式会社4031

肥料事業

グループ売上の約82%を占める中核事業。配合・化成・ペースト肥料等を製造販売。

期間今期前期増減率
売上高35,164百万円(2026年3月期)33,614百万円(2025年3月期)
セグメント利益6百万円(2026年3月期)33百万円(2025年3月期)
売上高前期比+4.4%(2026年3月期)
セグメント利益前期比△79.0%(2026年3月期)

事業詳細

配合肥料・化成肥料・ペースト肥料・育苗培土等を生産し、国内農業向けに幅広い肥料ソリューションを提供する。主要顧客はJA全農。中長期成長戦略に基づき、生産拠点再編・品目集約による低コスト生産体制の確立と、リモートセンシング・AI土壌分析技術を活用した農業ソリューション型事業への転換を推進中。当期は構造改革費用1,980百万円を特別損失に計上。

直近の概況

販売数量増・価格改定で売上増も、システム費用増・棚卸評価影響でセグメント利益は大幅減。

2026年3月期の肥料事業は、販売数量の増加および原料価格高騰に伴う6月・11月の肥料価格改定により売上高35,164百万円(前期比4.4%増)を達成。一方、利益面では価格改定前調達原料・製品在庫に係る増益要因があったものの、システム関連費用の増加および棚卸資産の評価に係る影響等によりセグメント利益は6百万円(前期比79.0%減)に留まった。また、中長期成長戦略に基づく生産拠点再編(対象6工場のうち5工場の生産終了予定)に伴い、構造改革費用1,980百万円を特別損失として計上した。

主要プロダクト

product
配合肥料・化成肥料

配合肥料・化成肥料は同セグメントの売上の大部分を占める主力製品。原料価格高騰に伴い2025年6月および11月に価格改定を実施。

product
ペースト肥料

水稲等の育苗・栽培向けに展開するペースト状肥料。省力化ニーズに対応した製品。

product
育苗培土

水稲の育苗工程で使用する培土。肥料と組み合わせた農業資材として提供。

product
バイオスティミュラント資材

農業ソリューション型事業への転換の一環として展開。2025年4月より全国販売を開始しており、新規需要の獲得を目指す。

service
土壌診断サービス

当期より開始した新サービス。リモートセンシングおよびAI技術を活用した提案型営業モデルの構築を進め、農業ソリューション事業の展開を加速する。

成長ドライバー

  • 肥料価格改定(2025年6月・11月)による売上単価の改善
  • 販売数量の増加による売上規模の拡大
  • 生産拠点再編(対象6工場のうち5工場の生産終了)および生産品目集約による低コスト生産体制の確立
  • 製販分離体制の導入および管理部門合理化による組織効率化
  • バイオスティミュラント資材の全国販売展開による新規需要獲得
  • 近赤外分光法・AIを活用した土壌診断サービス開始による農業ソリューション型事業への転換
  • リモートセンシング活用の提案型営業モデル構築による顧客付加価値向上

リスク

  • 安価肥料へのシフトトレンドの継続による販売単価・数量の下押し圧力
  • 肥料原料の海外依存および中東情勢緊迫化・円安による国際原料価格の高止まりリスク(業績予想に未織り込み)
  • 生産拠点再編に伴う構造改革費用の追加計上リスク(構造改革引当金:流動368百万円・固定997百万円を計上済み)
  • JA全農への売上集中リスク
  • 新基幹システム稼働後の運用コスト増加リスク(当期もシステム関連費用が利益を圧迫)
  • 棚卸資産の評価損リスク(原料価格変動に伴う在庫評価影響が当期利益を圧迫)
  • 農業需要の季節変動および気候変動による作付面積・施肥量の変動リスク

最終更新: 2026年6月22日