株式会社ヘッドウォータース logo

株式会社ヘッドウォータース

4011東証グロース情報通信業

株式会社ヘッドウォータース logo
株式会社ヘッドウォータース4011

AIソリューション事業(単一セグメント)

AIエージェント実装を核に3セグメント体制へ移行したAIプラットフォーム事業

期間今期前期増減率
売上高(2026年12月期中間期実績)3,351百万円1,637百万円(前中間期)
営業利益(2026年12月期中間期実績)271百万円△22百万円(前中間期)
経常利益(2026年12月期中間期実績)129百万円△73百万円(前中間期)
親会社株主に帰属する中間純利益(2026年12月期中間期実績)△191百万円△37百万円(前中間期)
エンタープライズAIソリューション事業売上高(中間期)2,325百万円1,575百万円
AIワークフローエンジニアリング事業売上高(中間期)682百万円62百万円
DATA&AIエンジン事業売上高(中間期)341百万円該当なし
売上高(2026年12月期通期予想)8,555百万円3,900百万円(前期実績)
営業利益(2026年12月期通期予想)753百万円229百万円(前期実績)
経常利益(2026年12月期通期予想)619百万円128百万円(前期実績)
親会社株主に帰属する当期純利益(2026年12月期通期予想)391百万円
自己資本比率(2026年12月期中間期末)11.1%34.5%(前期末)

事業詳細

従来の単一セグメント「AIソリューション事業」を、2026年12月期第2四半期よりX-Tech FDEを基盤とする「AIプラットフォーム事業」へ発展させ、①エンタープライズAIソリューション事業(大手企業向けAIエージェント導入・業務変革コンサル)、②AIワークフローエンジニアリング事業(業務プロセスへのAIエージェント組込・内製化支援)、③DATA&AIエンジン事業(業務データ・ナレッジの構造化資産化、リカーリング収益)の3区分に再編。2026年5月のBBDイニシアティブ株式会社吸収合併により事業規模・顧客基盤を拡大し、収益基盤の形成と継続的な事業成長の循環を目指す管理体制とした。

直近の概況

BBDイニシアティブ吸収合併により3セグメント制へ移行、規模拡大も財務リスク顕在化

2026年5月1日付でBBDイニシアティブ株式会社を吸収合併し、同社傘下5社を連結範囲に追加。のれん5,518百万円が発生(暫定)し、段階取得に係る差損207百万円を特別損失計上、法人税等の負担も重なり中間純損失は191百万円(前年同期37百万円の損失)に拡大した。総資産は10,309百万円と前期末比6,452百万円増加した一方、関係会社株式取得のための短期借入金1,900百万円により流動比率が87.4%へ低下し、継続企業の前提に関する重要事象を識別(長期借入金への借換交渉が進行中であり重要な不確実性はないと判断)。事業区分も単一セグメントから3セグメント(エンタープライズAIソリューション/AIワークフローエンジニアリング/DATA&AIエンジン)に変更した。

主要プロダクト

service
エンタープライズAIソリューション事業

意思決定・審査・対話・判断など高信頼性業務にAIエージェントを組み込む業務設計から実装・運用定着までを一気通貫で支援。設計パターン・ユースケースの標準化によりスケーラブルな提供モデルへ転換中。当中間期売上高2,325百万円(前中間期比47.6%増)。

service
AIワークフローエンジニアリング事業

業務フロー・役割分担・データ連携・判断ルールをAIエージェント前提で再設計し、継続的な改善・進化を伴う運用モデルを構築。内製化ニーズに伴走型支援で対応し、LTV最大化を志向。当中間期売上高682百万円(前中間期比990.9%増)。

platform
DATA&AIエンジン事業

顧客内データを接続・意味づけし、業務オントロジーやAIエージェント設計テンプレートとして資産化。BBDイニシアティブグループの既存プロダクト・顧客接点を起点にリカーリング収益を創出。当中間期売上高341百万円(前年同期は該当セグメントなし)。

platform
X-Tech FDE

様々な技術(X-Tech)を用いてFDE(Forward Deployed Engineering)を実現。導入して終わりではなく、継続的な課題抽出と新技術UPDATEを繰り返す点が特徴で、3セグメント共通の価値提供基盤となっている。

product
SyncLect Data Intelligence

DATA&AIエンジン事業における知識基盤強化の中核として位置づけられ、既存顧客への継続的な価値提供と再利用可能なAI実装力の展開速度向上に寄与している。

成長ドライバー

  • AIエージェント技術の進展による企業のAI活用が実証実験段階から業務実装・運用段階へ移行し、AI投資需要が拡大
  • BBDイニシアティブ吸収合併によるDATA&AIエンジン事業・AIワークフローエンジニアリング事業の収益基盤拡充とリカーリング収益創出
  • エンタープライズAIソリューション事業における業務知識組込型AIエージェント案件の拡大(中間期売上47.6%増)
  • AIワークフローエンジニアリング事業のAI駆動開発・内製化支援需要の急拡大(中間期売上990.9%増)
  • 3事業間シナジー(FDE実装力×ナレッジ資産化×継続的顧客価値提供)による構造的・継続的な事業成長サイクルの構築
  • 2026年12月期通期業績予想は売上高8,555百万円(前期比119.4%増)、営業利益753百万円(同228.8%増)と高成長を計画

リスク

  • 短期借入金1,900百万円(関係会社株式取得目的)による流動比率87.4%への低下で継続企業の前提に関する重要事象を識別(借換交渉中のため重要な不確実性なしと会社は認識)
  • BBDイニシアティブ吸収合併に伴うのれん5,518百万円(暫定)の減損リスクおよびPMI(組織・業務プロセス統合)の実行リスク
  • 段階取得に係る差損207百万円の特別損失計上や持分法投資損失等により中間純損失が前年同期比で拡大(△191百万円)
  • 取得原価の配分(顧客関連資産・契約関連資産・技術関連資産・繰延税金)が未完了であり、暫定的な会計処理のため今後修正される可能性
  • セグメント区分変更に伴う期間比較の複雑化:DATA&AIエンジン事業は前中間期実績なし、比較可能性に留意が必要
  • 自己資本比率が34.5%から11.1%へ急低下しており、財務健全性のモニタリングが必要

最終更新: 2026年8月15日