特定サービスへの収益依存
当社グループの主な収益は「Wantedly Visit」のサービス利用料に集中しており、収益依存度が高い状態にある。求人市場における競合激化等により同サービスの収益が減少した場合、グループ全体の業績に大きく影響する可能性がある。対応策として収益源の多様化を企図しているが、現時点では依存度は依然として高い。
採用市場動向による業績変動
主力サービス「Wantedly Visit」の収益は、利用企業の採用計画や雇用情勢等のマクロ環境に左右されるため、景気後退や採用抑制局面では業績が大きく変動するリスクがある。取締役会等で定期的に市場動向・顧客ニーズを把握し、新サービス開発や営業戦略の迅速な見直しで対応しているが、外部環境の影響を完全に排除することは困難である。
競合激化による競争力低下
「Wantedly Visit」は求人情報メディアや人材紹介会社と競合しており、参入障壁が低い市場環境の中で競争が激しい状況にある。十分な差別化や機能向上が図られなかった場合、または新規参入により競争が激化した場合には業績に影響を与える可能性がある。ビジョン・価値観への共感によるマッチングや、エンジニア・デザイナー比率の高さを優位性として差別化を図っている。
情報セキュリティ・個人情報漏洩
求職者の応募情報や名刺に記載される個人情報を取得・管理しており、漏洩・改ざん・不正使用が発生した場合、損害賠償請求や信用低下等により事業・業績に重大な影響を及ぼす可能性がある。アクセス権限の限定、個人情報適正管理規程の制定、全従業員への社内教育を実施しているほか、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)を取得・運用しているが、リスクを完全に排除することはできないと明示されている。
代表取締役への過度な依存
創業者である代表取締役・仲暁子氏がインターネット関連事業・Webマーケティングの豊富な経験を持ち、経営方針や事業戦略の決定・遂行において極めて重要な役割を担っている。何らかの理由により同氏が業務継続困難となった場合、事業・業績に影響を与える可能性がある。取締役会等での役員・幹部社員間の情報共有強化や経営組織の整備を通じ、依存度低減に取り組んでいる。
システム障害・通信ネットワーク依存
事業が通信ネットワークに全面的に依存しており、自然災害・事故・急激なアクセス増加・外部からの不正アクセス等によりシステム障害が発生した場合、事業・業績に深刻な影響を及ぼす。監視システムの活用に加え、組織的・人的対策と多層防御による技術的対策を講じているが、予測不可能な要因によるリスクは残存する。
ソーシャルメディア連携リスク
当社サイトへの流入の一定割合は特定のソーシャルメディアに依存しており、API制限や各種規約変更等によりこれまでの連携が機能しなくなった場合、サイト流入が想定を下回り業績に重大な影響を及ぼす可能性がある。対応策として流入経路の多様化を推進しているが、外部プラットフォームの方針変更リスクは継続的に存在する。
法的規制・法令改正リスク
電気通信事業法、プロバイダ責任制限法、不正アクセス禁止法等の関連法令に基づく義務を負っており、想定外の損害賠償請求等を受ける可能性がある。また、インターネット関連事業を対象とした新たな法令制定や既存法令の解釈変更がなされた場合、事業・業績に影響を与える可能性がある。社内教育の継続的実施と管理体制強化により法令遵守を推進している。
海外展開に伴うカントリーリスク
シンガポールに子会社を有しており、将来的な海外事業拡大に際して、現地の法令・制度・政治・経済・商慣習の違いや為替変動等の潜在的リスクが存在する。これらのリスクに対処できなかった場合、事業・業績に影響を及ぼす可能性がある。現地グループ会社と連携した状況把握と速やかな対策協議により管理体制の向上に取り組んでいる。
人材確保・育成の困難
事業展開に応じた従業員の育成・採用が計画どおりに進まない場合や、社外流出等により人材施策が滞った場合、事業・業績に影響を与える可能性がある。社員が挑戦・成長できる環境の整備と魅力的な人事制度の継続的な構築により、人材の確保・定着を図っている。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年4月27日

