AI普及による来訪者数減少
生成AIの急速な普及によりユーザーの検索行動が従来の検索エンジンからAIチャットツール等へシフトし、当事業年度においてオンラインメディア事業の来訪者数が前年同期比33.9%減と大幅に減少した。今後この傾向が加速した場合、主要収益源であるオンラインメディア事業の業績に直接的な影響を及ぼす可能性がある。対策としてAI対応SEO・LLM連携コンテンツ等の新たな集客施策を講じ、来訪者数と資料請求成約率の最適化を図っている。
特定サービスへの収益依存
当社グループの主たる収益はオンラインメディア事業による収入に集中しており、競合媒体との競争激化等によりオンラインメディア事業の売上が大幅に減少した場合、グループ全体の業績に甚大な影響を及ぼす可能性がある。収益源の分散を目的として広告収入に頼らない新たなサービス展開も進めているが、依存度の高い状態が続いている。
検索エンジンロジック変更リスク
オンラインメディア事業はGoogle・Microsoft等の検索エンジンからの集客に大きく依存しており、検索ロジックの変更や新たな検索エンジン・代替サービスの台頭により、提供サービスへの集客が大幅に低下するリスクがある。継続的なSEO対策を実施しているものの、検索エンジン提供企業の方針変更は外部要因であり、完全なコントロールは困難である。
金融プラットフォームの法規制リスク
金融プラットフォーム事業は金融商品取引法・保険業法等の規制を受け、金融商品仲介業の登録および損害保険代理店・生命保険募集人の登録を前提として事業を営んでいる。法令違反が発生した場合には登録取消や行政処分が発せられる可能性があり、また関連法令の改正・制定により事業活動が制約を受ける可能性がある。内部管理体制の強化とコンプライアンス体制の整備に努めているが、IFAや役職員によるコンプライアンス違反が発生した場合には信用低下や損害賠償責任を負うリスクがある。
情報漏洩・サイバー攻撃リスク
当社グループは多数の顧客企業の機密情報や個人情報を取り扱っており、サイバー攻撃・不正アクセス・コンピュータウイルスの侵入等により情報資産が流出した場合、社会的信頼の失墜や損害賠償請求が発生する可能性がある。情報セキュリティ基本方針の策定、プライバシーマーク取得、ISMS運営・維持・改善に取り組んでいるが、脅威の高度化に対して継続的な対応が求められる。
財務制限条項への抵触リスク
当社が締結している金融機関との借入契約には純資産維持および経常利益確保の財務制限条項が付されており、経営成績の著しい悪化等により条項に抵触した場合、借入の期限の利益を喪失し一括返済を求められる可能性がある。この場合、業績および財政状態に重大な影響を与える可能性があり、資金繰りの悪化につながるリスクがある。
株式希薄化リスク
当連結会計年度末現在において新株予約権による潜在株式数は306,700株であり、発行済株式総数2,762,100株の11.1%に相当する。これらの新株予約権が権利行使された場合、1株当たりの株式価値が希薄化し株価に影響を与える可能性がある。
競合激化による競争力低下
オンラインメディア事業および「SHANON MARKETING PLATFORM」を提供するITソリューション事業において、大小様々な競合が存在し参入障壁は著しく高いとは言えない状況にある。資金力・ブランド力を有する大手企業をはじめとする競合他社により類似サービスが開発され価格競争が激化した場合、当社グループの事業および業績に影響を及ぼす可能性がある。先行者メリットを活かした顧客数の伸長と顧客ニーズに合ったサービス開発により優位性の維持を図っている。
特定人物への依存リスク
代表取締役社長である富田直人氏は創業者として経営方針・事業戦略の決定をはじめグループ事業推進において重要な役割を担っており、同氏が業務継続困難となった場合に事業および業績に影響を与える可能性がある。取締役会・経営会議における情報共有や経営組織の強化により過度な依存を回避する体制整備を進めているが、リスクは残存している。
景気変動・金融市場動向リスク
金融プラットフォーム事業は景気動向・株式相場・金利水準・為替相場等の金融市場の影響を受けやすい株式等の商品を取り扱っており、景気減速や市場環境の悪化により投資意欲の減退や取引の縮小が生じる可能性がある。また政府による税制改正や金融政策の大きな変化が生じた場合、既存顧客の投資意欲低下や新規資金導入への影響が懸念される。IFAを通じた長期的な顧客対応により短期的な市場変動の影響軽減に努めているが、外部環境の変化には限界がある。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年7月19日

