製品需要・市況動向リスク
板紙・段ボール製品は国内景気動向の影響を大きく受けるため、景気後退による需要減少や競争激化が経営成績・財務状況に影響を及ぼす可能性がある。対応策として、安定需要が見込まれる食品向け受注の確保、幅広い業種との取引関係構築、付加価値の高いパッケージ提案型営業の推進によりリスク最小化を図っている。
原燃料の調達・価格リスク
段ボール古紙・パルプ・プラスチック素材等の主要原材料および都市ガス・LNG・バイオマス等の燃料は、国内外の需要動向や国際商品市況の影響を受け、価格上昇や調達不足が生じるリスクがある。需要バランスの変動やサプライチェーン混乱時にはコスト増加や必要量確保困難が経営成績・財務状況に影響を及ぼす可能性があり、生産性向上・省資源省エネ設備投資・燃料多様化により対応している。
自然災害・疫病リスク
大規模地震・台風等の自然災害や大規模感染症の流行により製造拠点等が被害を受けた場合、事業活動の中断等が生じ経営成績・財務状況に影響を及ぼす可能性がある。全国に展開する製造拠点ネットワークを活用し、特定事業所での中断時にも製品供給が継続できる体制構築に努めている。
海外事業リスク
中国・インド・東南アジア・ヨーロッパ・北米を成長市場として板紙・紙加工、軟包装、重包装関連事業を展開しており、当連結会計年度の海外売上比率は21.1%に達する。為替変動・自然災害・疫病・各国固有の経済的・政治的リスクが顕在化した場合、経営成績・財務状況に影響を及ぼす可能性があり、グループ各社と担当部門が適時に情報収集・共有することでリスク最小化を図っている。
金利変動リスク
当連結会計年度末時点の有利子負債残高は483,980百万円に上り、市場金利が上昇した場合には利払い負担の増加により経営成績・財務状況に影響を及ぼす可能性がある。有利子負債の削減に鋭意取り組んでいるものの、残高規模が大きく金利変動リスクへの感応度は高い水準にある。
株価変動リスク
取引先を中心に保有する市場性のある株式について、株価下落により経営成績・財務状況に影響を及ぼす可能性がある。また、年金資産も株価水準の影響を受けるため、株価変動が退職給付費用の変動を通じて業績に波及するリスクも存在する。
為替変動リスク
製品・原材料・燃料の輸出入取引において為替変動の影響を受けるリスクがあり、円安局面では原燃料調達コストの上昇、円高局面では海外売上の円換算額減少等を通じて経営成績・財務状況に影響を及ぼす可能性がある。海外売上比率が21.1%に達する中、為替感応度は相応に高い水準にある。
事業再構築リスク
企業価値増大に向けた事業の選択と集中の過程において、資産売却や事業撤退等に伴う一時損失が発生し、経営成績・財務状況に影響を及ぼす可能性がある。事業再構築の規模・内容によっては短期的な業績への影響が生じ得るため、投資家は進捗状況を継続的にモニタリングする必要がある。
訴訟リスク
国内外の事業活動において、知的財産関連・環境関連等の訴訟を提起されるリスクを負っており、訴訟の内容によっては経営成績・財務状況に影響を及ぼす可能性がある。対応策として法令順守等のコンプライアンス経営を推進し、役員・従業員向けに階層別の研修・教育を実施してリスク最小化に努めている。
予期せぬ事態によるリスク
上記列挙リスク以外にも、予期せぬ事態により経営成績・財務状況に影響を及ぼす可能性があると認識されている。具体的な事象は特定されていないが、広範なリスク管理体制の整備を通じて対応する方針を示している。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年7月19日

