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メディカル事業

医療機関向けレセプト点検ソフトを中核とする高収益サブスク事業

期間今期前期増減率
売上高(外部顧客)1,949百万円1,724百万円
セグメント利益1,227百万円1,128百万円
売上高セグメント利益率62.9%65.4%
Mightyシリーズユーザー数22,912件22,671件(2026年3月期第3四半期末)
前期比売上高増減率+13.1%
前期比セグメント利益増減率+8.7%

事業詳細

医療機関向け経営支援ソリューション「Mighty」シリーズ(レセプト点検・オーダリングチェック等)を開発・販売するセグメント。ユーザー数22,912件を抱えサブスクリプションモデルによる安定的なストック型収益基盤を構築。M&A戦略(株式会社ISM子会社化)による収益規模拡大も推進し、保険業界向けプラットフォームや医療クラウドサービスへの展開も進める。

直近の概況

ISM子会社化・新製品投入でトップライン拡大、利益率は一時的に低下

2026年3月期通期は売上高1,949百万円(前期比13.1%増)、セグメント利益1,227百万円(同8.7%増)と増収増益を達成。株式会社ISMの子会社化(当期連結)による代理店ビジネス取り込みで売上規模が拡大した一方、ISMの利益率が低水準なため営業利益率は一時的に低下。後発事象として2026年4月1日付でラジエンスウエア社(取得原価649百万円)を子会社化し、首都圏・北関東の顧客約475件を獲得。新製品「MightyChecker® Cloud X」を2026年4月よりリリース開始。

主要プロダクト

product
MightyChecker® EX

病院・診療所向けレセプト点検ソフトウエアの主力製品。サブスクリプションモデルによる安定収益を創出し、既存顧客のアップセル(リプレイス)を推進中。

product
Mighty QUBE® Hybrid

医療機関のオーダリング内容をチェックするソフトウエア。MightyChecker® EXと並ぶ主力製品として需要が堅調に推移。

product
MightyChecker® Cloud X

従来の診療所向け「MightyChecker® Cloud」の進化モデルとして新開発。診療所に加え小規模病院領域への展開を進め、顧客基盤拡大とストック型収益積み上げの加速を目指す。ガイドライン準拠のセキュリティと経営分析機能を兼備。

platform
保険ナレッジプラットフォーム

保険業界向けのサブスクリプション型業務効率化プラットフォーム。2026年1月より朝日生命保険相互会社での導入が開始され、導入社数は5社に拡大。追加オプションのクロスセルを推進中。

service
医療クラウドサービス「SonaM(そなえむ)」

Mightyシリーズに次ぐ新たなサブスク型収益源として位置づけられる医療クラウドサービス。医療のデジタル化に関する事業の一環として積極推進中。

成長ドライバー

  • 「MightyChecker® EX」及び「Mighty QUBE® Hybrid」を中心とした主力製品の拡販とサブスクリプションモデルによるストック型収益の積み上げ
  • MightyChecker® Cloud Xのリリースによる診療所・小規模病院領域への顧客基盤拡大
  • ラジエンスウエア社(2026年4月子会社化)の顧客約475件を基盤としたクロスセル推進と直販モデル強化
  • 2025年〜2030年にかけて累計8〜10社のM&Aを推進するグループ直販モデルへの転換戦略
  • 電子カルテ普及率の上昇(一般病院:2011年21.9%→2023年65.6%)に伴う医療DX市場の拡大
  • 「医療DX令和ビジョン2030」を背景とした政府の医療DX推進政策・補助金支援による需要喚起
  • 保険ナレッジプラットフォームの導入拡大(5社)および追加オプションクロスセルによる収益多様化
  • WEBを活用したダイレクトアカウント(直接販売)獲得とソリューションの重ね売りによる顧客単価向上

リスク

  • 医療機関の約7割が医業利益赤字という構造的経営難による顧客のIT投資抑制リスク
  • ISM社・ラジエンスウエア社等M&A子会社のPMIコスト発生および代理店ビジネスの低利益率構造による短期的な利益率低下リスク
  • 販売チャネルの代理店依存リスク(M&A戦略による直販化で対応中)
  • 診療報酬改定の内容・タイミングによる医療機関の投資意欲変動リスク
  • 新規プラットフォームビジネス(保険ナレッジ・SonaM等)の業績貢献が現時点では限定的
  • M&A戦略の加速に伴うデューデリジェンス費用・アドバイザリー費用等の一時的費用計上リスク

最終更新: 2026年6月23日