株式会社ラクス3923
クラウド事業
ラクスの主力セグメント。複数のSaaSで企業の業務効率化を支援。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年3月期通期) | 51,770百万円 | 41,862百万円 | ↑ |
| 売上高前期比成長率 | 23.7%増 | - | ↑ |
| セグメント利益(2026年3月期通期) | 16,027百万円 | 9,365百万円 | ↑ |
| セグメント利益前期比成長率 | 71.1%増 | - | ↑ |
| セグメント利益率(2026年3月期通期) | 30.9% | 22.4% | ↑ |
| 減価償却費(2026年3月期通期) | 939百万円 | 770百万円 | ↑ |
| のれん償却額(2026年3月期通期) | 305百万円 | 333百万円 | ↓ |
| 連結売上高に占める構成比 | 約85.9% | 約85.6% | — |
事業詳細
企業の業務効率化・高付加価値化に貢献するクラウドサービスを自社で企画・開発・運用するセグメント。経費精算「楽楽精算」、電子請求書発行「楽楽明細」、販売管理「楽楽販売」、勤怠管理「楽楽勤怠」、メール共有「楽楽自動応対」、メールマーケティング「楽楽メールマーケティング」等を展開。中小・中堅企業を主な顧客とし、営業・開発・カスタマーサクセスを一貫してグループ内で提供する体制を整えている。2026年3月期売上高は51,770百万円で連結売上高の約85.9%を占める中核事業。
直近の概況
増収効果と広告宣伝費最適化により利益率が大幅改善、セグメント利益率は30.9%へ向上。
2026年3月期のクラウド事業は売上高51,770百万円(前期比23.7%増)、セグメント利益16,027百万円(前期比71.1%増)を達成。主力の楽楽精算が市場成熟化の中でも新規受注を積み上げ、価格改定効果も寄与。利益面では増収効果に加え、市場環境を踏まえた広告宣伝費の最適化を進めたことでセグメント利益率が前期の22.4%から30.9%へ大幅改善。また、生成AIのプロダクトへの連携拡張と運用自動化の実装を加速している。2026年4月のIT人材事業譲渡によりクラウド事業への専業体制へ移行し、次期中期経営計画(2027年3月期〜2029年3月期)ではクラウド事業売上高のCAGR15%以上、Rule of 50の達成(2028年3月期以降)を目標として掲げている。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 働き方改革・人手不足を背景とした企業の業務効率化需要の継続的拡大
- 楽楽精算を中心とした主力サービスの価格改定効果による収益性向上
- 広告宣伝費の最適化による投資効率の改善と利益率の向上
- 生成AIのプロダクトへの連携拡張と運用自動化の実装加速による提供価値向上
- 楽楽明細における電子帳簿保存法・インボイス制度対応需要の継続的取り込み
- IT人材事業譲渡によるクラウド事業への経営資源集中(専業体制への移行)
- 次期中期経営計画におけるRule of 50達成を目標とした成長性と高収益の両立
リスク
- 経費精算市場を中心とした一部事業領域での市場成熟化の進行
- 類似サービスを展開する競合事業者の増加による競争環境の激化
- システム未導入層が導入効果を慎重に見極める層へ移行しつつある需要環境の変化
- 特定サービス(楽楽精算)への収益依存度の高さ
- サーバー等インフラへの継続的な設備投資負担(有形固定資産取得支出1,044百万円/2026年3月期)
- 情報セキュリティリスク(顧客企業の機密・個人情報を大量に取り扱うSaaS事業の性質上)
- IT人材事業譲渡後のクラウド専業体制への移行に伴う事業ポートフォリオ集中リスク
最終更新: 2026年6月25日

