ソリューション事業
グループ売上の約92%を占めるクラウドインテグレーション主力事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2027年2月期中間期累計) | 15,174百万円 | 12,359百万円 | ↑ |
| セグメント利益(営業利益)(2027年2月期中間期累計) | 2,045百万円 | 1,488百万円 | ↑ |
| セグメント利益率(2027年2月期中間期累計) | 13.5% | 12.0% | ↑ |
| 売上高前年同期比成長率 | +22.8% | +20.0% | ↑ |
| セグメント利益前年同期比成長率 | +37.4% | +24.2% | ↑ |
事業詳細
Salesforceを中心としたクラウドコンサルティング・インテグレーション・ERP導入支援を提供。子会社BeeXによるSAPクラウドマイグレーション、テラスカイ・テクノロジーズによるエンジニア派遣、リベルスカイによるGoogleクラウド活用支援、キットアライブによる地方市場展開など多様なクラウドサービスをグループ横断で展開。国内トップクラスのSalesforce認定資格者数を背景に、NTTデータとの資本業務提携による大型案件にも対応可能な体制を構築している。
直近の概況
中間期売上高22.8%増・セグメント利益37.4%増と大幅増収増益
Salesforce関連クラウドサービス導入開発、BeeXのAWSライセンス販売、キットアライブ連結子会社化が売上を押し上げ、売上高15,174百万円(前年同期比22.8%増)。外注費抑制、量子コンピュータ関連Quemixとタイ法人の赤字縮小により、セグメント利益は2,045百万円(同37.4%増)と大幅増益。NTTデータとの資本業務提携による大型システム導入案件増加、Salesforce Japan Partner Award 2026での複数部門受賞、Salesforce FDE Partner Networkへの参画など事業基盤強化が続く。Quemixは三井金属・本田技研工業からの資本業務提携・出資を獲得し、量子コンピュータ社会実装に向けた取り組みが進展。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 国内DX需要の継続的拡大とクラウドファースト方針の浸透によるSalesforce導入案件の増加
- NTTデータとの資本業務提携による全国規模でのSalesforceビジネス加速(大型システム導入案件が増加)
- BeeXによるSAPマイグレーション市場の拡大(SAP2027年問題に伴うクラウド移行需要)
- Agentforce(セールスフォース自律型AIエージェント)対応サービスの展開によるSalesforce関連市場の新たな需要創出
- Salesforce Forward Deployed Engineering Partner Network参画によるAgentforce関連案件獲得力の強化
- キットアライブ連結子会社化による北海道・地方市場への展開強化
- 外注費抑制・グループ経営効率化施策による収益性改善
- Quemix・タイ法人の売上拡大による赤字縮小傾向(量子コンピュータ関連の資本業務提携・出資獲得)
リスク
- Salesforce市場への高依存(売上の大部分がSalesforce関連):同市場に変化が生じた場合の業績影響リスク
- クラウドエンジニア人材の慢性的不足:旺盛な需要に対し採用・育成が追いつかず機会損失が発生するリスク
- Quemixおよびタイ法人の営業損失が改善傾向にあるものの継続する場合のセグメント利益圧迫リスク
- 生成AI・Agentforceの普及によるSaaS全般への影響:従来型クラウドインテグレーション需要が変容するリスク
- 不採算プロジェクトの発生リスク:進捗度に基づく収益認識において、予期せぬ開発工数増加による売上原価増加の可能性
- 円安による資源・原材料価格上昇や地政学リスク(中東・ウクライナ情勢)に伴う顧客企業のIT投資抑制リスク
製品事業
Salesforceプラットフォーム上の自社クラウドサービスを開発・販売するSaaSセグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| セグメント売上高(2027年2月期中間期累計) | 1,312百万円 | 1,063百万円 | ↑ |
| 外部顧客への売上高(2027年2月期中間期累計) | 1,299百万円 | 959百万円 | ↑ |
| セグメント営業利益(2027年2月期中間期累計) | 86百万円 | △81百万円(損失) | ↑ |
| 前年同期比売上高増加率 | 23.4%増 | - | ↑ |
事業詳細
自社クラウドサービス(mitoco、SkyVisualEditor、mitoco X等)の開発・販売・保守を行うセグメント。Salesforceをプラットフォームとしたグループウェア「mitoco」を中核に、データ連携サービス「mitoco X」、クラウド会計・ERP製品等を展開。サブスクリプション型収益モデルを採用し、国内外で製品販売を行う。2027年2月期中間期は全製品のサブスクリプション売上増加とERP製品導入売上の発生により増収増益を達成した。
直近の概況
サブスク売上拡大とERP導入売上で増収、前年の損失から黒字転換・増益
当中間連結会計期間の製品事業売上高は1,312百万円(前年同期比23.4%増)となり、mitocoを始めとする全製品のサブスクリプション売上が前年比で増加したことに加え、ERP製品販売に付随する導入売上が発生した。セグメント利益は86百万円となり、前年同期のセグメント損失80百万円から黒字転換した。前年度の米国法人解散や外注費抑制の効果が引き続き寄与している。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 全製品のサブスクリプション売上が前年比で継続増加
- ERP製品販売に付随する導入売上の発生によるセグメント売上の多様化
- 米国法人解散・外注費抑制による収益構造改善が定着し黒字化を達成
- mitocoのITreview Grid Award連続受賞(16回)による認知度・信頼性向上
- AgentforceなどSalesforce AI機能との連携によるクロスセル機会の拡大
- NTTデータとの資本業務提携を通じたSalesforce導入案件での製品同梱機会
リスク
- 黒字化を達成したものの、通期での収益安定化には引き続き注視が必要
- Salesforceプラットフォームへの依存度が高く、同社の仕様変更・価格改定の影響を受けやすい
- 生成AIによるSaaS全般への影響懸念(Agentforce等による既存製品の代替リスク)
- ソフトウエア等の無形固定資産の償却負担が継続しており、収益化までの期間が長期化するリスク
- 海外展開は米国法人解散により縮小しており、グローバル成長機会の取り込みが限定的
最終更新: 2026年10月15日

