株式会社コラボス3908
クラウドサービス事業(単一セグメント)
コールセンター向けクラウドサービスを月額課金型で提供する単一事業会社
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(通期) | 1,699百万円 | 1,907百万円 | ↓ |
| 営業利益(通期) | 74百万円 | 75百万円 | ↓ |
| 経常利益(通期) | 53百万円 | 103百万円 | ↓ |
| 当期純利益(通期) | 101百万円 | 145百万円 | ↓ |
| 売上高営業利益率 | 4.4% | 4.0% | ↑ |
| 自己資本比率 | 81.6% | 72.7% | ↑ |
| 現金及び現金同等物期末残高 | 1,286百万円 | 1,307百万円 | ↓ |
| 独自サービス売上高(通期) | 274百万円 | 200百万円(推計) | ↑ |
| 現有サービス売上高(通期) | 1,425百万円 | 1,706百万円(推計) | ↓ |
| 1株当たり純資産 | 292.83円 | 271.10円 | ↑ |
| 1株当たり当期純利益 | 21.72円 | 31.92円 | ↓ |
| 年間配当金 | 6.00円 | 0.00円 | ↑ |
事業詳細
テレマーケティング事業者・BPO事業者を中心に、メーカー・小売・金融等の幅広い業種に対し、IP電話交換機システム(PBX/CTI)・顧客情報管理システム(CRM)・AI活用型業務効率化サービスをワンストップで提供。5席前後の小規模から300席超の大規模コールセンターまで対応し、月額利用課金型で安定的な収益を確保。2026年3月期通期売上高は1,699百万円(前期比10.9%減)、営業利益は74百万円(前期比1.6%減)。
直近の概況
売上高は2期連続2桁減も独自サービスが37%増、初配当を実施
2026年3月期通期売上高は1,699百万円(前期比10.9%減)。主力の@nyplaceが期間平均席数4,038席(前期比1,073席減)・売上高920百万円(同20.6%減)と大幅減少した一方、独自サービスは274百万円(同37.3%増)と高成長。VLOOMは売上高116百万円(同101.7%増)と倍増。株主優待制度導入に伴う引当金計上(20百万円)が経常利益を圧迫し同48.9%減。特別利益として新株予約権戻入益26百万円を計上。2026年3月期より1株当たり6円の期末配当を初実施(配当性向27.6%)。2027年3月期は売上高1,780百万円(同4.8%増)、営業利益71百万円(同4.5%減)を予想。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 独自サービス(VLOOM・UZ・GROWCE・GOLDEN LIST)における生成AI・音声認識需要の高まりを背景とした新規顧客獲得の加速(2026年3月期通期で独自サービス売上高前期比37.3%増、VLOOMは101.7%増)
- VLOOMへの機能強化(生成AI「Gemini」連携による通話自動要約精度向上、シナリオ型ボイスボット機能追加)によるオリジナリティ高い製品への進化と独自サービス主体の収益基盤確立
- 売上原価の大幅削減(2026年3月期通期で前期比17.1%減)によるコスト構造改善(通信原価・ホスティング費・保守費の削減)
- 新交換機(PBX)への移行・統計管理ツール提供開始による既存顧客リテンション強化とアップセル・クロスセルの推進
- GROWCEのZoom Phone連携・AI CROSS社「絶対リーチ!RCS」連携等による製品機能拡充と新市場開拓
- コールセンター市場におけるAIエージェント導入拡大・VoC活用によるプロフィットセンター化の進展
リスク
- 主力サービス「@nyplace」における既存顧客(テレマーケティング・BPO事業者)の業務縮小・コストダウンによる契約数・席数の継続的減少(2026年3月期通期で期間平均利用席数4,038席、前期比1,073席減)
- 独自サービスの売上規模(274百万円)が現有サービスの減収(前期比約281百万円減)を補うには至っておらず、中期経営計画の定量目標(2026年3月期売上高31億円)に対し実績1,699百万円と大幅未達
- マーケティング及び業務効率化関連サービスにおいて減損損失を計上(2026年3月期6百万円、前期27百万円)しており、独自サービスの収益化遅延リスクが継続
- 株主優待制度導入に伴う引当金(20百万円)計上等の営業外費用増加による経常利益の圧迫(2026年3月期経常利益は前期比48.9%減)
- CRMソリューション市場における新規参入増加による競合激化
- 米国関税政策・国内物価上昇等のマクロ経済環境悪化による顧客企業のコスト削減圧力の継続
最終更新: 2026年6月18日

