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財務

DX先行投資による営業損失

当社グループは2026年9月期において最大2,550百万円の成長投資を実施する方針であり、同期の連結業績予想では一時的な営業損失を計上する見込みである。コンサルタント・常駐エンジニアの採用計画が遅延した場合や投資対効果が計画を大幅に下回った場合、業績および財務状況に重大な影響を及ぼす可能性がある。対応策として、投資対効果の厳格な測定・管理体制を構築し、投資戦略を機動的に見直す方針としている。

市場

事業ポートフォリオ構造改革リスク

AIテクノロジーの急速な発達やオフィス回帰加速によるリモートワーカー需要の構造変化が、既存マッチング事業の成長鈍化を招く可能性がある。全10サービス・8グループ会社を対象にWACCを下回る不採算事業の撤退を検討しており、撤退・事業整理が計画通りに進捗しない場合や市場変化速度が構造改革速度を上回った場合、業績に重要な影響を及ぼす可能性がある。DXコンサルティングを成長の柱と位置づけ、事業ポートフォリオの構造改革を推進している。

テクノロジー

DX人材確保・組織体制の遅延

DXコンサルティング事業の急拡大に伴い、戦略的な正社員コンサルタントおよび常駐エンジニアの採用が最重要課題となっているが、高度人材の獲得競争激化により計画通りの人材確保が遅延するリスクがある。採用遅延やグループ全体の組織設計の遅れが生じた場合、DXコンサルティング案件のデリバリー品質低下や成長戦略の停滞を招く可能性がある。対応策として、コンサルタント専用の人事評価制度の設計推進と専門性の高い組織体制の整備を図っている。

市場

外部人材獲得競争の激化

フリーランスや副業人材の獲得においてプラットフォーム「クラウドワークス」を中心にマーケティングを展開しているが、高度な専門スキルを有する人材の獲得競争が激化した場合、業績に重要な影響を及ぼす可能性がある。エージェント領域の主事業を「クラウドワークス エージェント」に名称変更し「クラウドワークス」ブランドに統一することで、認知度活用とマーケティング効率の向上を図っている。また、ワーカーコミュニティや交流会を通じた関係性構築および報酬向上により離脱防止にも取り組んでいる。

市場

広告効率悪化・ユーザー獲得コスト上昇

SEOやリスティング広告を中心としたデジタルマーケティングによる新規ユーザー獲得を継続しているが、検索エンジンのアルゴリズム変化や競合他社参入による広告単価上昇など広告効率の悪化が発生した場合、業績に重要な影響を及ぼす可能性がある。対応策として、デジタルマーケティング以外の多様なユーザー獲得手法を確立しており、昨今のオフライン回帰の影響により展示会でのユーザー獲得が好調となっている。

テクノロジー

プラットフォームの安全性・健全性

「クラウドワークス」では不特定多数のユーザー間でメッセージ機能等を通じた取引が行われており、個人情報の流出・違法行為・決済サービスを利用した不正等が行われる危険性がある。これらのトラブルが発生した場合、サービスの信用力低下・イメージ悪化・取引金額の未回収リスクが高まり、事業および業績に重要な影響を及ぼす可能性がある。対応策として、AI活用と目視による全案件の登録前確認、違反報告制度の設置、悪質案件の検出機能整備を実施している。

テクノロジー

システム障害・通信障害リスク

当社グループのサービスはインターネット通信ネットワークに依存しており、アクセス急増による負荷拡大や自然災害・事故による予期せぬトラブルが発生した場合、大規模なシステム障害が起こり事業および業績に重要な影響を及ぼす可能性がある。対応策として、サーバー設備等の強化および社内体制の構築により安定的なサービス運営を図っている。

財務

M&A・PMI統合リスク

成長戦略の一環として企業買収を推進しているが、買収後に期待した成果が得られなかった場合や、事業・組織・システム・文化の統合プロセス(PMI)が迅速かつ効果的に進まなかった場合、業績に重要な影響を及ぼす可能性がある。対応策として「EV/EBITDAマルチプル設定」「のれん償却費計上前営業利益黒字」「WACC超の投資回収率36ヶ月以内の実現」の3規律を設け、経営ノウハウを「CW Growth Driver」としてポリシー化しグループ各社に展開している。

法規制

個人情報漏洩リスク

各サービスでメールアドレス等の個人情報を保有しており「個人情報の保護に関する法律」の適用を受けているが、何らかの理由で個人情報が外部に流出・悪用された場合、事業および業績並びに企業としての社会的信用力に重要な影響を及ぼす可能性がある。個人情報保護方針および個人情報保護規程に基づく適切な管理と社内教育の徹底により対応している。

法規制

法的規制強化・新規規制対応

「クラウドワークス」は電気通信事業法・特定商取引に関する法律・プロバイダ責任制限法等の複数の法規制の対象となっており、今後新たな法令の制定や既存法令の強化により事業が規制・制約を受ける場合、業績に重要な影響を及ぼす可能性がある。また、当社グループが認識していない知的財産権の存在や第三者の知的財産権侵害が発覚した場合にも事業運営が制約を受けるリスクがある。社内教育・体制構築および違反報告制度の導入により対応している。

重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています

最終更新: 2026年4月27日