株式会社 岡山製紙3892
板紙事業
中芯原紙・紙管原紙の製造販売を担う岡山製紙の中核事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| セグメント売上高 | 9,823百万円(2026年5月期) | 10,189百万円(2025年5月期) | ↓ |
| セグメント利益 | 940百万円(2026年5月期) | 1,077百万円(2025年5月期) | ↓ |
| 販売数量前期比 | 前期比1.0%減(2026年5月期) | 前期比0.6%増(2025年5月期) | ↓ |
事業詳細
段ボール製造用原紙の一品種である中芯原紙と、紙・布・セロファン・テープ・糸などの巻しんに使用される紙管原紙の製造販売を行う。岡山本社工場を生産拠点とし、中国地方を中心に展開。王子ホールディングス系列の販売チャネルも活用。板紙需要は産業活動全般の動向に左右され、原料古紙・LNGといったコモディティ価格が収益に直結する構造を持つ。
直近の概況
国内需要低迷で販売数量・売上高ともに減少、輸出比率が上昇
2026年5月期の板紙事業は、国内板紙需要が力強さに欠けたことで販売数量が前期比1.0%減となり、売上高は9,823百万円(前期比3.6%減)と減収。第2四半期以降は輸出の割合が増加するなど販売構成にも変化が生じた。損益面では、主原料の古紙価格は安定推移したものの、労務費や設備維持管理費用の増加が響き、セグメント利益は940百万円(前期比12.7%減)と減益となった。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 適正価格の維持と新規取引先の開拓を軸とした営業力強化
- 需要に見合った生産体制の構築と更なるコスト低減への取組
- 設備投資(2026年5月期:有形固定資産取得支出779百万円)による生産効率向上
- 省エネ・自動制御装置導入による製造コスト低減
- 輸出販売の活用による国内需要低迷時の販売数量下支え
リスク
- 国内板紙需要の低迷(個人消費の力強さ欠如、実質所得の伸び鈍化)
- 労務費・設備維持管理費用の増加および人材確保難
- LNG等燃料・資材価格の高止まり(中東情勢の影響)
- 円安・海外需要による古紙の海外流出に伴う国内古紙調達難
- 輸出比率上昇に伴う為替変動リスクおよび販売構成変化による売上単価への影響
- 米国通商政策等の地政学リスクによる景気・需要への波及
最終更新: 2025年8月25日

