株式会社巴川コーポレーション3878
トナー事業
複合機・プリンター用トナーを世界展開する独立系トナーメーカーの中核事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年3月期通期) | 11,513百万円 | 12,415百万円 | ↓ |
| セグメント営業利益(2026年3月期通期) | 453百万円 | 849百万円 | ↓ |
| セグメント資産(2026年3月期末) | 10,114百万円 | 10,194百万円 | ↓ |
| 減価償却費(2026年3月期通期) | 599百万円 | 594百万円 | ↑ |
| 有形・無形固定資産増加額(2026年3月期通期) | 467百万円 | 437百万円 | ↑ |
事業詳細
複合機・プリンター用トナー(モノクロ・カラー)および粉体関連製品等の化成品を、事務機器メーカー・複合機メーカー等へグローバルに販売する。国内製造拠点に加え、中国(恵州・九江)に製造子会社、米国・欧州・香港・広州に販売子会社を配置し、グローバルな生産販売最適化を図る。独立系トナーメーカーとして売上・開発力・品質・原材料購買力・供給安定性でNo.1ポジションを標榜する。
直近の概況
モノクロ市況低迷が継続し、売上高・利益ともに大幅減少
2026年3月期通期のトナー事業売上高は11,513百万円(前期比7.3%減)、セグメント営業利益は453百万円(前期比46.6%減)と大幅な減収減益となった。前期から続くモノクロ製品の市況低迷に加え、市場環境の想定以上の悪化と在庫調整に伴う生産量抑制が固定費吸収率を低下させた。地域別では欧州向け(3,815百万円)・中国向け(3,878百万円)が主要市場。2027年3月期は事業運営効率化の効果を積み上げつつ、回復の兆しが見られる市場でのシェア拡大とカラートナー拡販を推進する方針。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 事業運営効率化の取組みによるコスト構造改善
- 回復の兆しが見られるモノクロトナー市場でのシェア拡大戦略
- カラートナーの新製品開発推進によるプロダクトミックス改善
- 全社を挙げた価格転嫁の取組みによる収益改善
- グローバル生産販売体制(中国製造拠点・欧米アジア販売拠点)による最適供給
- 独立系トナーメーカーNo.1ポジションを活かした縮小市場での競争優位
リスク
- モノクロトナー世界市場の構造的縮小(複写機・複合機出荷台数の継続的減少)
- 中国メーカーの市場参入による価格競争激化と需給バランスの悪化
- 中国経済不振による販売低迷の長期化
- 主原料(各種石油化学製品・樹脂等)の価格上昇によるコスト増
- 在庫調整に伴う生産量抑制が固定費吸収率を低下させるリスク
- 中東情勢等の地政学的リスクによる原材料・エネルギー価格の上昇
- 市場環境の想定以上の悪化による業績下振れリスク
最終更新: 2026年6月18日

