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テクノロジー

作品品質・制作遅延リスク

アニメーション・コミック作品が顧客の嗜好に合致しない場合、または制作遅延が生じた場合、経営成績に影響を及ぼす可能性がある。当社グループは常に最適な制作体制の構築と高品質な制作に努めているが、クリエイティブ産業の性質上、市場受容性の事前予測には限界がある。

財務

プリプロダクション損失リスク

映像制作事業では正式受注前にプリプロダクション工程(企画書・キャラクターデザイン・絵コンテ・短編動画等の作成)が発生する場合がある。正式受注が不調となった場合、これらの先行費用が損失として計上されるリスクがある。受注確度が低い案件においても先行投資が必要となる構造的な課題を抱えている。

法規制

再販制度廃止リスク

当社グループの出版物は独占禁止法第23条に基づく再販売価格維持制度(再販制度)の対象品目であり、書店での定価販売が維持されている。公正取引委員会は2001年3月に当面の制度維持を発表しつつも弾力的運用を業界に求めており、将来的に制度が廃止された場合、出版物の市況悪化を通じて経営成績に影響を及ぼす可能性がある。

財務

版権収益未達リスク

当社グループはアニメーション作品の著作権等の権利取得を目的として出資を行う場合があり、作品の収益分配を受ける仕組みを持つ。しかし制作した作品が顧客の評価を得られない場合、期待した収益を確保できず、出資額に見合うリターンが得られないリスクがある。版権事業は収益の変動性が高く、作品の市場評価に大きく依存する。

市場

商品返品・販売不振リスク

当社グループの商品販売事業では卸売りのほとんどが買い取り形式だが、一部は委託販売となっている。委託販売分において顧客ニーズと合わず販売が低調となった場合、商品返品が発生し経営成績に影響を及ぼす可能性がある。

財務

売上計上時期の変動リスク

アニメーションの大型出資案件では、版権契約内容や印税・分配報告の内容により売上の計上時期・金額が異なる。映像マスターやコンテンツ資産の減価償却費と売上計上が会計期間と一致しない場合、経営成績が大幅に変動する可能性があり、期間比較の際には特段の考慮が必要となる。

テクノロジー

感染症・自然災害による制作遅延

感染症の拡大や自然災害により、従業員・クリエーター・国内外取引先の感染・被災が生じた場合、プリプロダクション・プロダクション・ポストプロダクションの全工程で遅延が発生するリスクがある。納品が納期に間に合わない場合、経営成績に影響を及ぼす可能性があり、グローバルなサプライチェーンに依存する映像制作の脆弱性を示している。

財務

インフレによるコスト上昇リスク

世界的なインフレの継続により、外注費・人件費・公共料金等がさらに高騰した場合、既に受注済みの作品において制作予算を上回る原価が発生することが予想される。固定価格での受注契約が多い映像制作事業においては、コスト上昇分を価格転嫁することが困難であり、収益性の悪化につながるリスクがある。

市場

国際競合激化・受注価格下落

アニメーション市場の拡大に伴い、中国・韓国・フィリピン等の低コスト制作会社が台頭しており、国内外での競合が激化している。受注確保のために受注価格の低下が避けられない状況に陥るリスクがあり、経営成績に影響を及ぼす可能性がある。

テクノロジー

優秀アニメーター確保・外注費高騰

国際競合の激化により、優秀なアニメーターを好待遇で雇用する競合他社が増加しており、当社グループが優秀な人材を確保するために外注費の高騰が想定される。人材獲得競争の激化はコスト構造を悪化させ、経営成績に影響を及ぼす可能性がある。

重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています

最終更新: 2026年4月27日